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December 31, 2004

大晦日だっつうに…

 どもども!今年も間もなく後残り2時間を切りますが、皆様は穏やかな大晦日を過されていることでしょう。こちらは、最近日常のボヤキばかりで映画ネタを全然書いて無かったので、今日は今年の締め括りを兼ねて2004年のお気に入り作品を書いてま…したが、ふと気づくと妙に部屋が寒い。エアコンを見てみると、普段は見た事の無いオレンジの光が点滅し、しかもリモコン操作を全く受け付けてくれません。よりによって、壊れたですか?!(泣)。

 そう言えばこのエアコンのフィルターって、昨夏に買って以来一度も掃除をしていなかったよ。やっぱ、大掃除ってすべきもんなんでしょうかね…って、それ以前の問題か(苦笑)。診断をしようにも、マニュアルが見つからないから、やりかたがわからんし。

 そんなわけで、これからフィルターを掃除してから、再起動を試みるつもりです。暖かい室内で、新春を迎えられるといいのですがね(苦笑)。

 というわけで、書きかけの2004年作品のお気に入りは、落ち着いてから後ほどアップします。何はともあれ、皆様よいお年を!

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December 30, 2004

今年最後?のお買い物は…微妙(笑)

 PCのチューンナップの方も、今朝方無事に終了する。PCの使い方に関しては、比呂さんからは予想通り苦笑いされてしまったが、こればっかりは趣味と性格だからしかたがないのだ(笑)。とりあえず対策として、年明け早々に内蔵ハードディスクを増設してもらうことにしよう。また宜しくね>比呂さん

 比呂さんを送り出してから一眠り…のつもりが、結局昼過ぎまで爆睡。しまった、今日は石丸電気で開催中の“DVDゆく年くる年大特価市”が、BOXマル得コーナー設置日だったのだ。去年は残念ながら行けなかったのだが、後から発売直近の函を含む掘り出し物が山積みだったと知人から聞かされ、もの凄く悔しい思いをしたのであった。いやぁ、丸井のファッション・バーゲンとかとは全く縁は無かったし、むしろ群れなす人々を冷ややかな目でみていたきらいのある自分だが、結局興味の対象が合っちゃえばやることは同じなのだ(苦笑)。

 そんなわけで食事もそこそこに、秋葉原に向ってチャリをこぐ。そうそう、結局プジョーの年内走行距離は8000キロということにしておくことにする。実はプジョー復活後、何故か今度はキャットアイのサイクル・コンピュータが正常に作動しなくなり、三日ほど虚しくノー・カウントの日々を送った末にまたまたショップへ。そこで電波干渉の無い場所に取り付け位置を変え、念のため電池も変えたらまたまた記録がオールクリアされてしまったのだ。しかも今度は、どうやっても積算距離のマニュアル入力の仕方が判らない。前回は出来たのになんなんだ(怒)。んで、この日消去されるまでの記録が、7980kくらいだったのだが、多分カウント不能期間&その後を併せれば200k強は走ってるはず。だけど、あやふやな線を自分の記録と思うのは気持が悪いんで、上記の数字を公称にするっす。因みにサイクル・コンピュータは、明日もう一度オールクリアして2005年元旦分から新たにカウントしようと思う。

 …と話が思いっきり横道にそれたが、午後3時過ぎに石丸ソフト1に到着。勇んで会場である3階まで駆け上がるが、場内の人ごみは大昔に同様のLD激廉イベントにきた時よりもまばら。しかも売りだったはずのBOXコーナーも、個人的に狙っていたようなタイトルは何一つ無く、しかも去年のイベントで聞いたほど廉くない。う~みゅ、わざわざ来たのにがっかりか!?買う気満々で来たというのに。でもせっかく来たのだから…と、気を取り直して単品コーナーも端から端までチェックする…が、自分の興味と合致するのは既に家にあるタイトルばかりみたいな(苦笑)。しかもメインの価格帯は、30%OFFって印象かな。でも、20%OFFでも新譜で買わなかった商品は、30%OFFになったって、中古でもっと廉いの探した方がいいやね…ってことになるのだよ。結局、半額扱いだった山火事もの『ファイア・ウォール』(でも山火事ものって、消火&救助活動がメインで、死ね死ねもっと!!!とか逃げ場の無い感じとかが案外希薄なものが多くって、パニック映画とは言い難いものが多いんだよな…強引に分類するけど-爆!-)と、実売価格が2.5kから1.5kくらいの廉価版ばかりを集めて3枚3kというコーナーで、DVD以外では持ってるじゃん(爆)状態だった『きらきらひかる』『ロンゲスト・ヤード』『ダイ・ハード』の3本に留める。いやまあぁ、払うお金が予想したより廉く済んだのはびんぼ人にとっては素直に嬉しい筈なんだけど、家を出る時の僕の気持のゆきどころは、だうしたらいいのだろうか。今年の締めのお買い物にしちゃ地味…みたいな(苦笑)。

 そんなわけで、その後も未練がましく他の中古屋を回るのだが、『ミミック3』3k、『キング・スパイダー』3.5kは、ここで売ってるんだ…ということを記憶に留めて、誰も買わなくて、こちらが納得するまで値下がりするのを待つのが吉だよな(笑)。

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December 29, 2004

普通に日記(笑)

 なんだかんだで、またまた丸三日間も更新できずに過ぎてしまった。ここのアクセス数やmixiの足跡は、面白…くはないけど自業自得(爆!)…いほど落ちてしまいましたが、それでもしっかりチェックしてくださっていた皆様には、深く御礼を申し上げた上で、自分自身を叱咤鞭撻してきたいと思う所存であります。

 …と、自分で年内に終わらせようと固く誓っていた仕事も、やはりと言うか予定していた量には届かぬどころか、間違い無く必須分をなんとか昨晩遅くで終わらせる留まった。ご迷惑をおかけして申し訳ありません>関係者各位。その後、基本の印刷は10日以上前に終わっていた年賀状をようやく確認&追記する。こりゃ、近場をのぞくと元旦は無理かな(苦笑)。

 朝方寝ついた頃には降ってなかったと思うんだけど、昼前に起きると窓から見える母屋の屋根が白い!やった、雪だ!万歳!もう、この感覚は未だにお子ちゃまなのである(…ってこれに限ったことじゃないか-苦笑-)。降雪地帯に暮らす人の話を聞けば、雪は決して浮かれるものじゃないけれど、冷たく白い破片が空から舞い落ち世界を変えていくのって、やっぱり堪らない。早速、年賀状を出すのを口実に、チャリでボタ雪舞い散る町へと繰り出す。でも、事前に雨が降っていたこともあって、庭先や路面はほとんどただの水溜り。夜のニュースでは豊島だか練馬だかでは雪だるまがつくれる程度には積もったらしいのにね。残念。でも顔に当る雪が実に気持いいので、近場のポストに投函した後地元の駅のぶくおふへと足を延ばす。そこで先月くらいにリリースされたSFホラーリーサルドーズを1.7Kでget!。密室閉じ込められ系で、地味だけどそんなには悪くないかな。

 帰宅すると、修理に出していたDVDプレイヤーDVP-500PROXと、北京スタイルだったトイレのドアが届く。やぁ、これで無事に年が越せるというものですよ。プレイヤーは、本体は新品に交換してくれたのだが、メニュー画面とかを見ると同型番でもヴァージョン・アップ版になってるみたい。このため、おまじない(笑)が最初のプレイヤーと微妙に違っていて、もしやフリフリ魔法が効かなくなってるのか?!と、滅茶苦茶焦りまくったですが、0が9になってたわけでした。

 さらに今は比呂さんが、ニューPCチェックで前回時間切れ分の作業に来ております。ホント、こんな押し詰まった時期に無理言ってすいませんね。いつも口ばかりだけど(爆!)多謝っす>比呂さん。

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December 25, 2004

『拳銃無宿』プロモDVDが来た!

 今日、SPOから予期せぬ封筒が届いた。何か送ってもらうものあったっけ?…と思案しつつ開封すると、中から先日DVD-BOXが発売された『拳銃無宿』のプロモDVDが入っていた。送り状に寄れば、“マカロニウェスタンDVD-BOX”全巻購入者様になっている。タダで貰って文句を言うのもなんだけど、僕が全巻購入したのは、“ハマー・フィルム怪奇コレクション”だったりして(苦笑)。

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 『拳銃無宿』は、本国では58年から61年にかけて放映され、無名に近かったスティーブ・マックィーンの存在を世間に知らしめたテレビ西部劇シリーズだ。今回のDVDはオリジナルのモノクロ版を現在のデジタル技術でカラーライゼーションしたもの全94話を、3BOXで完全収録したものとのこと。プロモDVDには、第50話「妻のボディガード」全篇と、プロモーヨン映像が収録されていた。このシリーズを僕自身は、あまり熱心に見ていた記憶はないのだけど、折角いただいちゃったんだからと早速再生してみる。

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 「妻のボディガード」はマックイーン演じるジョシュ・ランダルが、人を傷つけないことを真情とする男から、かつてのお礼参りに燃える脱獄囚から妻を守るように依頼される物語で、『拳銃無宿』といえばこれ!的なランダル銃も火を吹かず案外地味な印象のエピソードだ。けど後に娯楽映画の職人監督として揺ぎ無い地位を築くリチャード・ドナーの演出は、情ない男と気丈な妻の関係をストレートに描いてみせても飽きさせないね。決してがたいがいいわけではないけど、それ故にしなやかかつ小回りのきくマックィーンのアクションもいい感じ。吹替えは、マックィーンならやっぱりこの人な宮部昭男によるオリジナル音声で、プロモ映像のナレーションで聞ける現在の宮部さんの声と聞き比べると、なかなか感慨深いものがありますな。お礼参りに来る敵役を、やっぱり若いウォーレン・オーツが演じているのもポイントだね(吹替えはキンキンだ!)。カラーライゼーション処理の方も、昔『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』なんかであった、これってサイケ?みたいないかにも着色版(それはそれで、味なんだけどね)とは格段の進歩で、ナチュラルなあの頃の映像と思えるものになっている。マックィーンの瞳の色の自然さとか、結構びっくりだったよ。

 正直、高価なDVD-BOXを揃えようとまでは思わないけど、テレビでやってたら通して見返してもいいかも…って、最近スーパーチャンネルでやってたのか…。知らなかったよ。残念。

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December 24, 2004

タイミング悪ぅ…

 先日、紛失していたTSUTAYAカードを、ようやく再発行の手続きをしたことを書いたけど、カード会社からその再発行の申請書が郵送されてきた…というか、郵便物は二通届いた。もう一通は、利用明細にしてはなんか厚いなぁ…と思いつつ封を明けると、中には更新されたTSUTAYAカードが入っていたという。勿論、これは使えないんだよね。あぁ~更新時期を把握していたら、無用心であっても再発行を依頼せずに、更新されたカードを何食わぬ顔をして使うというのもありだったんだのになぁ…。それにしても、なんとう絶妙なタイミングなんだろう。かなり悔しいっす(苦笑)。

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December 23, 2004

多分、今年最後のスクリーン観賞になったのは…

キム・ギドク監督のサマリアでした。今回も、痛々しくも美しいドラマに胸がいっぱいです。今年の自分的なスクリーンでの大トリとしては、もう実に納得なんだすね。

が、しかし、試写終了後は、をたくな自分には全く似つかわしく無く貴方の知らない世界みたいな(苦笑)、ろぽんぎのですこ…じゃなくてくらぶなんぞに来ておりました。

それにしても春夏秋冬そして春を見た時に引き続き、僕がギドク作品を見て味わった余韻を、しっかり叩き潰してくれるとは、恐るべし〉EBJ(あれっ、Gかな?爆笑)。
詳細は、また後日…。さて、これからチャリで帰るぞ(笑)。

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December 22, 2004

今日は轟天建武隊出撃41周年記念日

 …正確にはその勇猛果敢なる戦績映画が、劇場公開された日であります>1963年12月22日。流石に僕は、ロードショーでは見れてないけど(笑)、轟天号の先っぽにドリルのついた武骨でシンプルなデザインと重量感には、同世代の男の子ならば胸を熱くしたもんだよね。今見返して………と、持ってた筈の『海底軍艦』のLDは多分十年くらい(よく覚えてない)年賀状仲間になっている知人の所に行ったきりだった(爆!)ので、『ゴジラ伝説 夢の王国見聞録』の該当部分をなのだが(苦笑)、やっぱり色褪せることはない。でもぢつは、最初にテレビで見たときに一番燃えたのは、神聖ムウ帝国の地下攻撃により陥没し崩れ去るビル群の破壊絵巻だったりして。カタストロフ万歳(爆!)。

 そんな記念すべき日故に、明けて今日は違和感バリバリ(苦笑)な轟天号も出てくるらしいゴジラ ファイナル ウォーズを見てこようと思う。映画外出は、多分年内は今日が最後になるだろう(やらなきゃな作業もまだまだあるし-苦笑-)。ただ、いくら41周年記念日でも、これが今年見た映画のトリだと後から後悔しそうな予感がふんぷんなので、その後で滅茶苦茶期待してる来年公開作の試写を大トリとして見て締めるつもり。でも紹介すべきネタは、まだまだ沢山ありまする(汗)。

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December 21, 2004

昨日の雑務処理

 釈然としな…かったのが、現実となった。日曜の晩、またまたというか、やっぱりというか、DVDプレイヤーDVP-500PROXがいかれてしまったのである。画像が流れるという症状は前回と同じだが、今回は通常のNTSC版…と言うか、ハード自体が表示する初期画面すら揺れ揺れでまともに見られんのだ。取りあえず前回のまーみんぱぱさんのアドバイスを思いだし、コンセントを抜き1時間ほどおいてから再度電源を入れるも復旧せず。念のため、翌朝(…って昼前だけど)起きるまでコンセントをぬいておき、起床後に再度試すも状況は変わらず。思いっきり鬱になりつつ、諦めてSCITECのサポートセンターに電話する。

 前回の経緯を説明しつつ、送料着払いで送っていいか尋ねると、保障期間はいつまでかと尋ね返してくるサポセンの担当者。来たぞ、来たぞ、と思いつつ、「保証書の記載は2003年12月より1年間、日付は入ってません」と僕。これは、嘘じゃないもんね(笑)。すると、先方は受付番号を告げると、こちらが着払いでプレイヤーを送ることをあっさり了解してくれた。なんだ、だったら前回も店頭に持ち込みじゃなく、こうすりゃよかったぜ。

 僕はこの手の連絡ってどうにも身構えてしまう部分があって、切羽詰るまで中々やろうとしない方なのだ。そこで交わされるであろう会話を、悪い方、悪い方へと想定している内に、ゲンナリしてしまうんだよね。でも最終結果がどうなるかは未だ判らんが、とおりえずSCITECとの連絡自体はあっさりかたずいたことに気を良くし、放置してあった懸案事項の処理も続けて行うことにする。先ずは、カード機能付TSUTAYA会員証の紛失届け。見当たらなくなって3ケ月。その間に、不正使用による請求なんてのは勿論なかったのだが、どこで無くしたのかも判らないのに、警察に届けて処理を行ってください…とか言われたら、すっげ~面倒とか思い続けていたのだが、電話口に出たオペレーターに事情を話すと、念のため不正使用の記録が無いかを先方で再チェックした後に、再発行申込書を送りますということで5分とかからず終了。続けてバブリーな頃に何故か入ってしまったものの、現状全く使用せずに年会費のみ払い続けているレジャークラブの退会処理。こちらもフリーになった段階から早々に退会しようと思いながらも、散々電話口で引き止められると面倒だなぁ…と、ついつい無駄金を払い続けていたのだが、こちらの管理課も「では、退会手続きの書類を送ります」で終了。3つの処理に、要した時間は20分くらい?「馬鹿の考え休むに似たり」「按ずるより生むが易し」という言葉の意味を、今さらながらに実感してしまった自分なのであった(苦笑)。

 雑務処理のトリは、先週の金曜日にぶくおふ西五反田店で購入した『殺人の追憶』DVDの返品。2kという出たばかりにしてはリーズナブルな価格に喜んで速攻ゲットしたものの、帰宅してみたら2枚組の筈なのに特典ディスクがついてなかったのだ。試写に行く経路なので行きによってみると、結局中古故に代替品は無い。なので、こちらは返金対応で了承することにする。本音としては残念だけど、まぁ昨年のTIFFで観て以来久々に本編をただで観れたからよしとしておこう(笑)。

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December 19, 2004

これ…

 いやぁ、やっぱり師走ですね。なんとなく煮詰まってます(爆!)。部屋も片づけなくちゃ…と思うんですが、なんだかこのへんが特に邪魔(木亥 火暴!!)。寄ったんだったら、持って帰ってくれればいいものを…

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 いや、本音は感謝してるって、怒るなよなぁ…誰と無く(笑)。

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December 16, 2004

元旦オフやるです!

Fほらは無くなれど、ホラー者の絆は消えず!…ということで、ホラー映画フォーラムで恒例となった元旦オフは、今後もこちらで継続開催します。鑑賞作品は、ホラーでは無いけど、ホラー者の心をくすぐってくれるのは多分間違い無しであろう塚本晋也監督の『ヴィタール』。そして鑑賞後は、新年会へとなだれこもうという趣向です。勿論元Fほら繋がりの方のみならず、基本的に映画が好きな方(別にホラー限定じゃないですよ-笑-)ならばどなたでも大歓迎です。

名称:祝オフ継続!『ヴィタール』鑑賞&新年会オフ

幹事:殿井君人(SID)vzg03213@nifty.com

日時:1月1日(土)

第1部:ヴィタール鑑賞…17時の回
K's cinema (JR新宿駅東南口甲州街道沿いドコモショップ左)

*1月1日は映画サービスデーなので、入場料金は\1,000均一です。
*参加者はそれぞれ各自で入場してください。休憩時間にロビーで落ち合いましょう。なお、初参加の方・幹事と面識がない方等は、その旨をメールで知らせていただけましたら連絡用に、幹事のPHSの電話番号を折り返しメールします。なお、mixi経由の方は御存知かと思いますが、素顔の殿井はこんな奴です(爆!)。

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いや、喜んでいいんだか悪いんだかよく判りませんが、直接あった方から似てますねとかよく言われます(苦笑)。

第2部:逢魔の宴

*18:45にK's cinemaの正面に集合。
*会場は未定です。当日付近の開いてる店でってことで。

参加表明・締切:店の予約もしませんので、参加表明の締切等は特に設けません。当日ふと気が向いた方もお気軽にどうぞ。ただし、参加表明をいただいた方以外の方に関しては、1部から2部に移動する時等、待たずに時間どおりに移動してしまいますので、参加表明していただけた方が安心かも。参加表明はこの記事へのコメント、もしくは殿井あてのメールにてお願いします。なお、参加表明の最終確認は1月1日の午前11時にチェックします。

それでは、皆さんのご参加をお待ちしております。

では、では。

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December 15, 2004

こりはSIDい!(爆笑)『キングスパイダー』

 月・火は、試写を5本に取材が1本(撮影のみ)とフル外出だったので、今日は一日家での作業日にする。でも結局、家にいればいたで山積みされた誘惑のネタが微笑みかけてくるですよね(苦笑)。

 そんなわけで、作業の合い間の気分転換に月頭にアルバトロスよりリリースされたキングスパイダーを観る。いやぁもう全篇技術の伴わない特ヲタな学生が好き勝手に作ったぞなノリで、予想に違わぬSIDさは僕のハートを鷲掴みですね。全篇見通すまでに、三度ほど意識を失って本編の倍以上の時間を要したりもしたけれど、まぁ、このタイトルやジャケットを見て、いい映画を観たいと思って借りる人はいない筈だから(いたら…そりは人生なめてる?-笑-)、そんなことは気にしちゃいかん。

 何故かハリウッドのご近所に、軍の秘密兵器研究所があって、そこで開発されていた殺人蜘蛛がボンクラ兵士のミスで容器から逃げ出した。さらに偶然にも、かつてこの殺人蜘蛛入り輸送ケースが誤配されたチンケな録音スタジオでも奴等は復活。群れ成す殺人蜘蛛軍団は、個体が合体することによって巨大殺人蜘蛛モンスター“キングスパイダー”に変異し(お前は、ですとろいやーか。しかも、そのデザインは合体前状態でも統一とれてないしみたいな-苦笑-)、またたくまにハリウッドを蹂躙。これに対し軍部は、堕落しきったハリウッド人種もろとも殺人蜘蛛を一掃する計画を進め…。

 特殊効果、出演者、セット、演出、お話と、どれをとってもほめられるべき部分は皆無、疲れるくらいに突っ込みどころ満載なビデオ撮り作品だね。軍人が持ってるバズーカ砲が、反対側まで筒抜けの単なる円筒だったりする豪快さも、実にいい根性してますな。でもとにかく俺達で作ってみたかったんだよ~感が溢れる杜撰でしょぼいハリウッドのミニチュア・セットが素晴らしすぎ。これって、絶対中学か高校の夏休みの課題ってレベルがせいぜいといった代物だけど、ビル模型を燃やし、爆破し、ミニカーをぶん投げてぇ~で表現されたカタストロフ映像は、くらくらと眩暈を禁じえない麻薬的な映像っすね。つうか、絶対にこれみてたら頭は悪くなるよ。でも、俺的には中古屋orヤフオクで上限2400円までだったら、速攻でDVD押さえちゃうね…って、単に生物系ジャケ作品は、手元に置かないと気がすまないってことなんだけど(笑)。

 物語のラインとしては、C級モン・パニにちょっと『バタリアン』っぽい香りを一振りしてみましたって感じなんだけど、決して終末的な状況を堪能できるような作りにはなってないんだよね。録音スタジオに追い込まれたガーリー・ロック・バンドが的中突破しようとする場面での、バックに流れる彼女たちの楽曲のぬるさもまた脱力度高し。

 監督のジェフ・リロイって、あんた一体誰よ?本作が卒業制作かなんかのアマチュア?…とか思いつつ、IMDBで調べてみる。そしたら、いかにも廉そうな作品をもう9本(本作が6本目…で、これでいいの?目指せエド・ウッドか!?)も撮ってたんでびっくり…つうか、俺こいつのビデオ1本持ってたじゃんよ。じぇんじぇん気づいてなかったぜ…ってことで、手元にあった旧作ジャケをさらしておこう。

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 裏ジャケの惹句は“「<蛇>アナコンダ」「<コモドドラゴン>コモド」今度は奴ら<コウモリ>が日本に上陸する!”。この直前に、蝙蝠パニックの佳作『BATS 蝙蝠地獄』がリリースされたばかりだったので、ついつい期待して、オヤクソクどおり騙されたもんだよねぇ、シミジミ>『スクリーミング』。だってこれがまた、ジャケ大嘘でモンパニならぬ蝙蝠型悪魔の恐怖(怖くないけど!)を描いた、似非宗教オカルトもんなんだよね。でも、やっぱりビデオ撮りなんだけど、蝙蝠悪魔の特殊効果にコマ撮りを使っていたあたりが、『キング~』での特ヲタぶりに通じるものがありますなぁ。果たして、いつか大化けするようなことはあるんだろうか(いや、決してないだろう。でも、許してやるよ。悪酔いするにはもってこいの肴としてね)。

 因みに知らぬ顔揃いのキャスト陣の中で、蜘蛛の糸にからめとられて無様にご臨終する警官役で、“キング・オブ・ポルノスター”ロン・ジェレミーが出てるんで、ファン(…いるの?)は要チェックだ。最近、ジャンルものへの出演が多いよな。

 それにしても、クリスマス向け『アメリ』の再リリースの傍らで、本作、1月のスネークヘッド・テラーもう観た方の話では、こりはそこそこ楽しいらしい)、2月のモンスターアイランド(VS北村なカマキラスですか-笑-)と、しっかり昔ながらのアルバ的タイトルを三連荘してくれるあたりは、結構個人的には嬉しかったりして。それ以降のラインナップも、劇場公開しろなんて贅沢は言わないからこっち方面の充実を希望(笑)。

 最後に、がらっと話が変わりまして、今年のブームを総括する“エンタテインメント&カルチャー総決算”を特集したInvitation2005年1月号(発行:ぴあ/¥680)が現在発売中です。僕もそのメイン特集とは全くからんでない部分ですが、取材記事を書いてますのでよかったら書店で手にとってみてください。


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December 13, 2004

第四回アルジェント研究会…その2

 そんなこんなで始まった、第四回アルジェント研究会。今回のテーマは、結構微妙なポジション(笑)って感じの『スタンダール・シンドローム』。これが、毎度お疲れ様ですな、労作資料。

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 正直『スタ・シン』って俺的には、喉喪と過ぎれば熱さも忘れる(…そうだっけ?)な薬飲み込み&ほっぺた銃弾でつんつん場面で、無意味に誇らしげに使われていたデジタル処理以外全く印象に残ってないだよね。そういう意味では、痒いところに手が届く赤い魔女さんの拘り解題にあわせ、要所要所を抜き出してみせた本編画像は結構新鮮だったかも。だからと言って、決して本編を通して見直したいとは思わんけどな(笑)。本作を製作するに至った「あ」の背景といったど真ん中ネタから、フィオーレ、アーシアという二人の娘の本当?の名前ネタといったトリビアまで、よくぞまぁこの微妙な作品について調べたもんですと、赤い魔女さんには素直に敬意を表すですよ。Yasuiさんによる『スタ・シン』へと繋がるジャーロ作品紹介も、自分じゃ見る機会のない作品ばかりで興味深かったしね。

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 忘年会を兼ねて行われた二次会では、僕の周囲は特に「あ」は関係無く久々に屑ビデオ蒐集ネタで盛り上がってしまった。いやぁ、若い世代の方のサルベージ活動を聞いていると、屑ビハンティングの伝統は連綿と引き継がれていってるんだなぁと感無量。もう、僕は引退を考えた方がいいのかも(言ってみただけ-爆-)。

 さて、次回の「あ」研究会は、来年2月の下旬くらいで企画を進めていくそうです。詳細は決まり次第、
AVETE VISTO DARIO ARGENTO PAGEに情報掲載されるはずなので、興味をもたれた方は、チェックしてみてください。

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December 12, 2004

第四回アルジェント研究回…その1(字間違ってるじゃん!)

 目覚めたら雨降りじゃん、むー。たいした雨量ではないものの、僕のロードには泥除けがつけてないので、路面がちょっと濡れてるだけでも、ハネがもろに背中を直撃しちゃうのだすよ。今日は電車で行くしかないのかぁ…なんか、出かけたくなくなってきたぞ!

 でもとりあえず、妨害工作という崇高な任務を遂行すべく、渋々電車で亀戸へ向かう。勿論チャリより時間はかからんのだが、なんだかすっごく遠く感じるですね(苦笑)。

 赤い魔女さん主催のアルジェント研究会も、順調に回を重ねて今日で四回目。今日はなんとんく機器の接触がイマイチだったりで、してやったり…もとへ、冷や冷やでしたがセッティングは無事に終了。間も無くスタートだす。…しかし、某元Fホラ面子は、何故に時間どおりに来れないかなぁ。おまけに、寝てるし…って、やっぱサポタージュは完璧!?(笑)。

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 気持くたびれてきたかなの看板。次回は真紅文字にしなくちゃね>赤い魔女さん。

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 赤じゃなくてブルーバックが結構綺麗なパワーポイント映像

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 調整中の赤い魔女さん&ヨキヨキさん。

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December 11, 2004

『ターミナル』『エイリアン VS. プレデター』

 トイレのドアが壊れました…いや正確に書くと、元々壊れてはいたけどとりあえず用は足せていたドアが、完膚無きまでに壊れました(爆!)。これまでだったら友人が来ても、「ゴメン、鍵かからないし建てつけが悪いから、思いっきり内側に引き込んで使ってね」と話しておけばこと足りたのに、今やドア自体がバラバラになって外れてます。もう、このもの入りの時期に(茄子貰える堅気さんじゃないだすよ-泣-)。

 ぼやいた後は、来週末公開2本立てだす。でも流石に自分で観て、未だ紹介してない年内公開作品はこれで終りかな?来週以降は、05年公開作品…に行く前に、遡って映画祭特集…の予定。でも、覚えているんだろうか>ぢぶん(苦笑)。


ターミナルUIP配給)

 空港を舞台にしたちょっといい話と言えば、『パリ空港の人々』とかゲート・トゥ・ヘヴンとか上質な作品が既に何本もあるわけで、見る前は正直何を今さらという気分だったんだけど、そこはそれ流石に卒なく纏まっていて、お正月映画として老若男女が観に行くにはいいんでないかい…って感じか。見終わって資料に目を通すまでは、それがセットであることを全く感じさせなかった空間の演出ぶりはには、ちょっとびっくり。女性入国管理官のトレッキー・ネタなんてのも、いかにもこの一派らしい小ネタの使い方で上手いよな。でも個人的には、いつものイケイケ・フェロモンをすっかり抑え、年齢詐称のスッチーをナチュラルに演じているキャサリン・ゼタ・ジョーンズが、予想外の収穫か。

(2004年10月18日 午後3時半~ UIP試写室にて)

☆12月18日より、日劇1他全国ロードショー公開!


エイリアン VS. プレデター20世紀フォックス配給)

 ファン待望…つうか待ちすぎて、もうどうでもよくなってないかい(苦笑)…の、ニ大キャラクターのバトルロワイヤル最新作。時は現代(公開時には既に過去の2004年10月10日)、自社衛星が南極の地中に謎の熱源を探知したウェイランドユタニ社のオーナーウェイランドは、女性冒険家レックスや学者陣を強引に言い含めると、自ら指揮を執り調査に赴く。そこで発見された地下遺跡に入っていった一行は、宇宙の狩人プレデターが、最凶生物エイリアンを標的に行われていた成人の儀式に巻き込まれ…

 正直、舞台となる南極地底のセットやヴィジュアルに奥行きが感じられず、イマイチ大作感に乏しいのは事実。また、人間側のキャラクター描写もいかにも貧弱で、ヒロインのレックスと、舌足らずな設定は兎も角として『エイリアン』シリーズを含むジャンル系の顔という点ではいやでも目につくランス・ヘンリクセン演じるウェイランド以外のキャラクターは、誰が誰だったか今となっては思いだせなかったりして。

 それでも、両シリーズに思い入れがあったという、ジャンル系監督ポール・W・S・(がついたのね-笑-)アンダーソンは、これまでのシリーズ作品にでてきた代表的な見せ場をかっちりトレースしてみせて、新鮮味はないけどファンならニンマリできることは請け合い。実際の製作規模は兎も角として、正しいB級SFホラーにはなっていると思う。両者の対決のほとんどを、CGではなく作り物で表現しているのも嬉しいところ。

 それにしても、プレデターってすっかりいい奴だよな。ヒロインをよるなさわるなと足蹴にしながら、きっちり面倒みる律儀さは笑えるけど個人的にはすかん。だって、これじゃプレデターが勝ったとしても(勝ったとはいってないぞ、各自で確認するように-笑-)…、人類の敵にはならんだろうよ(苦笑)。

(2004年11月10日 午後3時半~ FOX試写室にて)

☆12月18日より、日劇3他全国ロードショー公開!

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December 10, 2004

今日の取材とか…

 珍しく二日続いてインタビューのお仕事。午後1時から莓の破片(新春第2弾公開予定のもう1本の中原俊監督(共同)作品で、これもいいんだなぁ。昨日お会いする前に見れてなかったことが悔やまれる)の試写を見た後で、国際放映試写室に移動。来年2月12日公開予定のカニバリズム・ホラー作品最後の晩餐福谷修監督へのインタビュー取材。

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福谷監督は67年生まれということなので、僕と結構近い世代(少しお若い)。作品を見て、多分きっとと思っていたら、原色の照明はやっばりあるじぇんと入ってるそうです(^^;。記事にはできないものも含め…そっちが中心かな(苦笑)、色々と面白い話がきけて楽しかった。さて、どうまとめますか。

その後ボーン・スプレマシー火星人メルカーノの試写をはしご。なんか見た作品には全然統一がとれてないようだし、結構な強行軍だったけど、なかなか充実してたなぁ。締めは、LDで『櫻の園』をナイトキャップ代わりにするか。おぉ、なんか頭とお尻は綺麗に繋がるじゃん。でも……久々にかけたら、ノイズが増えてる(泣)。

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December 09, 2004

誰かクラーク・ケントを呼んできて!

 夕刻にモブログでリアル・タイム投稿をした記事が、投稿承認メールを送っても公開されなかった。しかも、帰宅して管理頁を確認すると、記事データ自体残っていない。承認メールが帰って来たということは、一度はサーバーに届いてるはずなんだけどなぁ…謎。

 と言うか、家で再アップしようと思ったら、画像は家からでもアップできないぞ。バグが出てるのかなぁ?…つうことで、用意した画像は後ほど再アップします。

 あぁ、なんか画像アップの方式が変わったのね。再アップした時は、丁度その移行時だったみたい。でも、僕が確認場面に入ったときには、そんなお知らせでてなかったぞ、プンスカ。つうことで、画像追加ね…って、おっとやりかた間違えたぜ。これも慣れれば便利なのかもしれないが、なんか使いずらぁ~い。

 今日は中野のバイオタイドへ、中原俊監督のインタビューに行ってきた。作品は正月第2弾で公開される中原監督の2本の新作の内の1本、DV ドメスティック・ヴァイオレンスだ。

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 「そう言えばロケしたのは…」と僕の名刺の住所を見て面白そうな表情を浮かべる中原監督。そう、この作品のロケ地って、僕にとっては近所…は言い過ぎかもしれないけれど、チャリだと気軽に動けるくらいな、馴染みの場所だったのだ(そう言えば、取材前の時間に観に行ったトニー滝谷も、その近辺にセットを作って撮ったものだった。今日はなんか、地元映画の日だったみたいな)。中原監督はホントに気さくによく話してくれる方で、終了後には持参した『シーズン・オフ』のジャケットにサインをしてもらっちゃいました。インタビューの中身は、アップしたらこちらでも報告します。

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 んで以下が、タイトル通り…と言うか、もともとアップしようとした部分ね。取材を終え、中野駅に向って人通りの少ない住宅街を歩いていると、ある家の庭木のてっぺん近くにモコモコした白い影。眠そうな顔をしたぽってり猫が、鎮座ましましているのであった。

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 途中に枝も少ないのに、どうやってあの巨体で登ったんだろう。2階のベランダ部分からも、そこそこ離れているんだけど…と言うより、こいつここからどうやって降りるんだ?竹中直人の『119』みたく、消防署に電話して来てもらうってのはマジでありなのかしら?でも、他所様の庭先だしなぁ…

 とりあえず、樹上のネコさんは、ギャアギャアと鳴きわめくでもなく、悠然と空の彼方を見つめている。これはきっと、「Watch the sky!」の警告を守っているに違いない。そう思うことにして、僕は中野駅…と言うより、ブロードウェイのrecomintsに向って歩き出した。そう、行きにはある事情で保護できなかったトビー・フーパーのツールボックス・マーダーのレンタル店用版DVD1.88kをあらためて保護することの方が、僕にとっては大事なのさ(苦笑)。まさに、外道。

 結局、彼女(…って♀か♂かは不明なんだけど、個人的な印象ね)は、まだそこにいるのだろうか?何方かクラーク・ケントと面識がある方がいらしたら、中野にちょっと確認に行くように頼んどいてください。ヨロシク!

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December 08, 2004

昨日のいただきもの&収穫

 ロードレーサーを復活させての第1日目。車輪だけじゃなくフレーム・サイズも大きいので、車両感覚が全く狂ってしまい、なんか怖い。昔はこれで風になってたものなんだけど(言い過ぎ)、前傾姿勢やハンドルを持つ位置なんかが一々違和感があるのだ。平らな道での走行はミニの場合がかなり一生懸命走った時で22~23キロくらいだったのに対して、こちらは軽やかに走っても20キロ台後半を楽々とキープできる。それはかなり楽チンなんだけど、ボディが大きくなった分、車の詰まった交差点で停車車両の脇を自在にすりぬけて行くのが面倒になったり、一般道から歩道へ等のちょっとした落差でも、タイヤに感じる鈍い衝撃に、パンクしたか!?とイチイチドッキリしたりというのは結構ストレスを感じる。まぁ、それって自分の走りの粗さの証左でもあるわけだが(苦笑)。

 昨日は六本木で赤いアモーレ(121mn)、東銀座でアレキサンダー(173min)の試写をはしごしたのだが、二本でプログラム・ピクチャーなら3本(下手すりゃ4本)の長さと、ロード走行のストレスで気持ぐったり気味。しかし、サラリーマン時代の先輩から、土産があるからとりに来るようにいわれてたので、気を取り直して神楽坂までペダルを踏む。

 会社の旅行で香港に行くと聞き、「だったらバチモンVCDでいいから、怪しいホラーかなんか買ってきてくださいよ」と頼んであったのだ。そうは言っても、パンピーの方に具体的なタイトルをあげても通じないだろうから作品を特定はせずに、国内で出てる(下手すりゃ持ってる)ものとダブルことは内心承知で、まぁ変なジャケが来ればそれでいいかな…くらいの軽いお願い。それで買ってきてくれたお土産がこれだす。

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 右は国内盤も出てる定番の『白髪魔女伝』。でも、僕は小屋で観たきりで持ってなかったので、いただけるんなら無問題。凛としながらも妖美な、ブリジット・リンを堪能するんだもんね。でも、もっと嬉しかったのは左の作品。昨年の東京ファンタ“アジアン坩堝ナイト”(…だったっけ?行かなかったんだよなぁ)で一度上映されたきり、国内未公開・未リリースの『妖夜迴廊 NIGHT CORRIDOR』だ。まぁ当日観に行った友人たちからは、ただの一つもいい噂は聞いてないし(笑)、字幕無しジュネ系サスペンス(ホントカ?)だと爆睡することは必至だろうが、自分じゃ買わないけど興味が無くも無い未公開作品という点では申し分がないぞ。ありがとう!Nさん。因みにこれらは、VCDだけどもHMVで買った正規品。なんでも、前回言った時に合った怪しげなソフト屋は、コンビにになってたんだとか。しかし正規品で、1枚15HK$ってことは、1枚¥220くらい??廉っ!因みに、比較用ってことで買ってきてくれた新作の『パニッシャー』でも正規版で、1枚55HK$(¥820)だったとか。正直、自分自身が積極的にVCDを買うかと言われれば、今さらビデオ画質…しかも特典無し(←ここ重要)じゃねと、二の足を踏むのは本音なんだけど、単純に作品見るだけだったら、こりゃ確かに魅力的な価格ではあるよな。しかもこのラインなら、あまり気兼ねせずに頼めるしな(爆!)。

 お土産いただき、晩飯までご馳走になった後、久々に神保町の中古ビデオ屋をのぞいてみることにした。でも、以前4店あった系列店が2店に減ってたりと、ますます屑ビ文化の黄昏は末期に近づいているのを実感。ふざけんな的プレミア価格がついた商品も、かなり減ってきてるしね。結局5本ばかし保護してきたのだが、そのうち2本のジャケをさらしておこう。

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 アラン・スミシー(これではリック・ローゼンタール)の『新・鳥』¥500。エアチェックテープがあるんで見返すことはきっとないけど、このジャケットのティッピー・ヘドレンがトラウマ的なほどに怖すぎるんで(笑)ジャケ買い。

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 ジョン・ギラーミン監督、チャールトン・ヘストン主演の『ハイジャック』3割引で¥1600。こりは、高いぞ!でも、エアポート・シリーズのような華?も無いこの作品は、国内版DVDが出ることなどないだろうからと、今のうちに保護。だから、MGM系出してるメーカーは、くれぐれもこんなのDVD化しないように(苦笑)。

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December 06, 2004

ロードを復活。『スーパーサイズ・ミー』

 この4日間、近場にしか出かけなかった。その間の体重変化は、誤差の範囲(…なのか?)の1キロ増くらい。でも、なんかほっぺた回りの肉が思いっきり増えたような感触がして気持が悪い。しかも、一度気になってしまうと、強迫観念はどんどん増殖していくんだよな。明日には2キロ、明後日には4キロ、明々後日には16キロ…(んなバカな)。

 そんなわけで意を決して、明日からの外出用にロードレーサーを引っ張り出すことにした。埃を水で流し、チェーンを洗ってグリス・アップ。流石に空気は抜けきってたけど、どうやらパンクはしてないし、ワイヤー等に多少の錆びが浮いてはいるけど、そこそこいけそうな感じでしょ?

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 ラティードのボディは、カーボンモノコック製。軽くてしなやか…なんだけど、実は後輪の車軸受けあたりが歪んでいる。入院中のショップの店長からは、かつて「これだと本来の性能は出なくなってるよ」といわれてしまったのだが、レースに出るわけじゃないのでなんとかなるだろう。でも、試しを兼ねて久々に乗ってみたら、なんか違和感ありすぎ。やはり、タイヤ径がいきなり11インチも違うと、同じようにはいかないみたい。最も慣れればこっちの方が、速度と距離は絶対に稼げるんだけどね。ただ、タイヤの細さ故に路面の変化を見落すと簡単にパンクしてしまうことと、泥除け・スタンド等余計な部品がついていないため、雨の日に普通の服で運転すると地獄を見ることになる等、あまり街乗り向けとは言えないのは確か。

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 直近分のみ残してあった、ツール・ド・のとの参加証。既に3年前のものだよ。ただ、こいつにつけ放しだったサイクルコンピュータの記録として、1回走行の50キロ程度分が残っていたので、大会参加後も1度だけは乗ったのかな?

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 つうことで、明日から暫くはこのロードをリハビリしようと思う。

スーパーサイズ・ミークロックワークスファントム・フィルム共同配給)

 これは過激に面白い。肉汁とフライとシェイクにまみれながら、一日三食30日間、マックのみ(しかも、タイトルにあるように、日本のLサイズなんか一口サイズにしか見えない巨大なスーパーサイズを勧められたら、断ってはいけない)食べ続けた男の姿を記録したドキュメンタリー。身近に認識しやすいバカバカしいネタをスタート点に、政治的な言及をしながらもエンターテイメントとして仕上たモーガン・スパーロック監督の見識に拍手。監督自らが被験者をつとめた、冗談のようでいて思いっきりシビアな実験記録に併せて、米国での肥満の現状やファーストフード産業の戦略等事実に裏打ちされたシビアな事象が、アニメやCG処理などの映像表現でポップかつ強烈なインパクトで次々に紹介される。黒い笑いと戦慄を秘めながらも、軽快に展開していく映像表現は、いかにもCM、MTV等で腕を磨いてきた新人監督らしいセンスのよさだ。オープニングに流れるクイーンの“ファット・ボトムズ・ガール”や、幕間に挿入される悪意に満ちたドナルドもどきのピエロのイラスト等も、実に判っていなさるといった感じ。ハンバーガー訴訟のニュースを聞いた時には、なんだかんだ言っても喰いすぎた方が悪いだろうよというのが、同じく太り君な身としても正直な印象だったが、保育私設一体店舗等で幼い頃からマック中毒を養成しているという、あちらの状況は確かに背筋に寒いものが走るぞ(でもやっぱり、同情はしない。自己責任、自己責任)。なお、10月に来日した監督の記者会見の模様は、こちらをどうぞ。


(2004年10月14日 午後3時半~ 映画美学校第1試写室にて)

☆12月25日より、シネマライズにてロードショー公開!

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December 05, 2004

ニュー・マシン来た!!!!

 今、比呂さんがせっかくかけたうめく配水管のビデオに目もくれず(苦笑)、セッティング中です。うふふふふっ!

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 でも、詳しいスペックや使い方は、僕には理解不能(爆!)。

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December 04, 2004

『CEO』『恋に落ちる確率』『ふたりにクギづけ』

 今日はヤフオクで落札したチュパカブラのDVDが届いた。なんか『ノストラダムスの大予言』のミュータントを思わせる生々しいチュパカブラの造型はチャチクともそれなりで、低予算バカモンパニと思えばまぁレンタルなら騙されたと納得のレベルか?…って購入した上、予告編が入ってなかったぞという、僕の立場って…(苦笑)。

 それはそれとして、本日のレビューだが…あぁ、なんか作品に統一感ないっすね(苦笑)。このパターンは、なるべくやめようと思いつつ、なかなかなくならないぞな、来週末公開3本立てっす。

CEO 最高責任者アップリンクフォーカスピクチャーズ共同配給)

 潰れかけの町工場だった中国のハイアール社の社長に就任したチャン・ルミエン氏が、欧米技術の導入、社員に対しての徹底した意識改革、そして独創的な経営体制により、同社を白物家電業界世界第6位、アジアの企業としてはサムスンに次ぐ第2位のシェアを誇る企業へと躍進させた事実を基にした劇映画。監督は、『古井戸』『變臉 この櫂に手をそえて』等のウー・ティエンミン。

 展開は、ちょっと懐かしい匂いもする偉人伝といった感じで、質より量だった中国の生産体制を打破するために、不良品(と言っても、当時の中国国内では充分流通可能だし、非常に高価なもの)の数々を、自ら率先しハンマーで叩き壊したり、無謀とも思える企業拡大中に、融資を申し出た海外大手企業に対し、下請けになるのはごめんだとあくまで毅然とした態度を貫いたりといったエピソードは、なかなか興味深いものとなっているし作品のテンポも上々で飽きさせない。ただその反面、危機と成功が交錯するエピソードの積み重ねの中で、危機をいかに回避できたかということや、他の企業では不可能と思える仕事をいかに仕上ることができたかといった部分はあまり語られていないので、ホントに出来たのか?…という疑問を感じないこともない。まぁ、それらは実際に成し得た事実なんだろうけど、そのあたりをより細かく描けば、作品の説得力はさらに増したと思うのだけど、どんなもんかな?

 なお日本版公式頁には、CEO度チェックなる企画があったので、とりあえずやってみたところ、僕の場合は…CEO度30~40%。残念ながら最高責任者には向いてないようです…とのこと。やぁ、判っていたともさ(苦笑)。

(2004年10月20日 午後3時半~ 松竹試写室にて)

☆12月11日より、ポレポレ東中野にてロードショー公開!


恋に落ちる確率アーティストフィルムビターズエンド共同配給)

 愛するガールフレンド、シモーヌと楽しい日常を送っていたカメラマンのアレックスは、ある日、地下鉄の駅で小説家の夫がいる美しい女性、アイメと出逢い、彼女に恋してしまう。だがその瞬間から、アレックスの日常はこれまでと異なる不可解な現象で満たされていく。彼が暮らすアパートメントに戻ってみると、そこにあったはずの自分の部屋はなくなっていて、シモーヌも彼の親友達も口を揃えて彼のことを知らないと言う。慣れ親しんだ日常か、運命の恋か?迷宮と化したコペンハーゲンで、アレックスが選択したものは…

 2003年カンヌ国際映画祭批評家週間に出品され、カメラ・ドール、批評家週間最優秀作品賞の二部門を受賞。デンマーク映画界から生まれた俊英、クリストファー・ボーの長篇監督デビュー作品。時間軸をバラし、同じようで微妙に異なるシーンが繰り返され、またシモーヌとアイメという二つの役を、マリア・ボネヴィーという一人の女優が演じているのも眩惑的な作品のトーンをより深くしているようだ。

 …と、なんかほとんど資料の引き写し的な文章になってるのは…睡眠不足で臨むには、ちと荷が重い作品だったからさ!…ってことで、結構意識を失ってた時間が長く、個人的な評価は差し控えさせていただきます(すまんす)。航空写真で俯瞰から各キャラクターのいる位置へとカメラがよっての場面転換とかは、結構斬新な感じだったけど…

(2004年11月5日 午後3時半~ 映画美学校第1試写室にて)

☆12月11日より、シネセゾン渋谷にてロードショー公開!


ふたりにクギづけアートポート配給)

 マット・デイモンとグレッグ・キニアが、タイトル通りに寝食を共にするシャム…もとへ結合双生児に扮し、特殊メイクで結ばれた二人の姿とその特性をいかしたギャグに、最初は居心地の悪さを感じさせつつも、観終わってみれば案外と爽やかなハート・ウォーミング・コメディ。いや、ホントのところボビー&ピーター・ファレリー兄弟の映画としては、一番素直な作品なんじゃないだろうか。

 女に手が早く俳優を志す兄・ウォルト(キニア)と、オクテで人前では上がってしまう弟・ボブ(デイモン)と、性格は正反対ながら抜群のコンビネーションを発揮する二人が、ハンバーガー・ショップを経営していた故郷を離れ、ハリウッドで役者への道を歩みだすのだが…というのが、大まかな物語。ハンバーガー・ショップ時代の、神業的なハンバーガーの焼き方とか、兄がいたしてる時に弟はどうしてるかとか、過激な設定とは真っ向から対峙することで、コメディとしてきっちり昇華してるんだよね。ハリウッドに行ってからは、兄のスター目指しての奮戦記と弟の初めての真剣な恋が絶妙なバランスで描かれ、やがてそれぞれが二人の宿命として一つに収束される展開も納得。

 ハリウッドを舞台にした作品つうことで、メリル・ストリープ、グリフィン・ダンなどが本人役でのゲスト出演も楽しく、中でも下り坂だけどプライドだけは未だに最高なキャラをセルフ・パロディとして演じてみせた、シェールの割り切りぶりには拍手だね。本人役ではないけれど、定番とも言える胡散臭さ爆発でマネージャーを演じたセイモア・カッセルもかなりいい味。

(2004年11月8日 午後3時半~ 松竹試写室にて)

☆12月11日より、シブヤ・シネマ・ソセティにてロードショー公開!

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December 03, 2004

『ネバーランド』『ライフ・イズ・コメディ』

 昨日は二本の試写の間に、修理が終わったはずのマイ・プジョーを取りに行ってルンルン(死後もとへ死語)のつもりだったのが、1本目の試写室を勘違いしてて観にはいけたけど引取りに行くのが遠回りになるし、それでようやく遠回りしてついたらいきなりショップがしまってるしと、想定外のハプニングの連荘でちょっとブルー。つうか、試写室の記憶違いは自分が悪いからしょうがないけど、ショップが閉まってたのは店長さん入院という不測の事態ということを知り、ブルーよりもちょっと心配っす。

 さて、本日の御題は、事実は小説よりも奇なり。でも、真実を基にした創作物はこれもまた面白い…特集ニ本立てね!

ネバーランド東芝エンタテインメント配給)

 1903年のロンドン。新作戯曲を酷評された劇作家ジェームズ・バリは、気晴らしの散歩で立ち寄った公園で、若く美しい未亡人シルヴィアとその4人の息子達と知り合った。兄弟の三男ピーターは、父の死に傷つき、空想の世界を否定し大人へと駆け上ろうとする繊細な少年で、彼に自らの幼い日の姿を見たバリは、彼らをモデルに新たな戯曲を書き始める。そしてこの戯曲こそ、信じることの素晴らしさを高らかに謳いあげる『ピーター・パン』になるのだった。

 というわけで、戯曲“THE MAN WHO WAS PETER PAN”に基づく脚本を、『チョコレート』のマーク・フォスターが映画化した『ピーターパン』誕生秘話。登場人物は実在の人物たちだが、実際には彼らが出会ったシチュエーションが異なるとか、バリとシルヴィアの関係は映画のようなプラトニックなものではなかったとか現実との差異は多々あるようで、脚本家デヴィッド・マギー自身も「事実というよりバリ賛歌として見て欲しい」というような発言をしているようだ。

 しかしそれ故に、バリと子供達の交流に重点を置いた作劇は、原作の精神に忠実なものとなっていて、必死に大人になろうとするピーターが、喪失感を乗り越え大人としての精神的な強さと子供らしい笑顔を併せ持っていくようになる姿は素直に感動的だ。中でも終盤、ピーターがバリに対して送る敬意のこもった言葉は胸を熱くしてくれる。繊細な面持でピーターに扮しているのは、『トゥー・ブラザーズ』等の子役、ピーター・ルウェリン・デイヴィス。そして、バリに扮するジョニー・デップも、彼自身が持つ子供っぽい存在感が役に見事にはまっている。なお、この二人はティム・バートンの最新作『CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY』でも共演しているので、そのコラボレーションを見比べる意味でも要チェックだろう。

 物語の基本線は、等身大でリアルに進んで展開するが、バリが子供達の様子から『ピーター・パン』の場面を発想する部分や、公演がネバーランドの世界へと広って行く部分などで、VFXを駆使したファンタスティック映像も登場。ベットで飛び跳ねる子供達が、窓から飛びだす場面の飛翔感など、短くも実に効果的で印象深いものになっている。

 なお賞レースの先駆けとして、先頃発表されたナショナル・ボード・オブ・レビューで、本作は作品賞を受賞している。

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 また、現在発売中の特別鑑賞券には、この特製カレンダーが特典としてついてくるそうです。

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(2004年10月15日 午後1時~ 完成披露試写会・ヤクルトホールにて)

☆2005年1月15日より、日比谷映画ほか全国東宝洋画系にてロードショー公開!


ライフ・イズ・コメディ~ピーター・セラーズの愛し方東芝エンタテインメント配給)

 ピーター・セラーズの伝記映画と聞いた時に、四番目の奥さんで我等がアイドルだったリン・フレデリックには一体誰が扮しているんだろう?と興味津々だったんだけど、最後の字幕で言及があるだけで、画面には出てこなかったっす。残念なような、ほっとしたような(笑)。

 そんな戯言は兎も角として、ピーター・セラーズがラジオ劇の人気者から映画界へと転身してからその晩年までを描いた本作は、劇中で描かれる彼の人となりも興味深く、劇中再現される当時の映画状況や時代色も出色で面白い。本作で描かれているセラーズは、自身の欲望に忠実な天才俳優。そのカメレオン的な演技力は、彼という男が自分自身を持っていなかったことの賜物(決して否定的には捉えられていない)なのだ。それ故に、彼が後期の代表作『チャンス』の映画化に腐心したというエピソードも実に納得。明確な自己を持たない老庭師の言動に、識者たちが振り回されるというあの映画の構造は、まさに彼の生き方そのものだったんだね。子供がそのまま大きくなってしまったようなピーター・セラーズに扮しているのは、『シャイン』『TATARI』等のジェフリー・ラッシュ。前述の作品等でも、実在の人物(後者はキャラクターは別キャラだけど、ルックスはヴィンセント・プライス、設定にはウィリアム・キャッスルの匂いがあり)を演じてきたジェフリーは、本作では彼自身も素顔のセラーズに加え、セラーズが映画作品の中で演じてきた強烈なキャラクター群をも再現してみせるカメレオンぶりを発揮。また、自分自身を把握してないセラーズの内面を代弁する役として、本編中では他の俳優陣が演じている、セラーズの父、母、妻、キューブリックなどにも、その役者(妻ならエミリー・ワトスン、キューブリックならスタンリー・トゥッチ)の扮装と特徴を再現しつつ自らが演じ語ってみせる。このあたりはフェイク・ドキュメントと演劇が綯い交ぜになったようで、演技・仕掛とも実に効果的で面白い。脚本は、本作がデビュー作で現在『ナルニア国物語/ライオンと魔女』を執筆中のクリストファー・マーカス&スティーヴン・マクフィーリーのコンビによるもの。監督は『プレデター2』『ロスト・イン・スペース』など、ジャンル系作品の人という印象が強いスティーブン・ホプキンス。本作にもそれっぽい味つけは散見されるけど、それ以上にピーター・セラーズに対しての敬愛が色濃く出た、笑えて泣けるドラマに仕上ていて新境地って感じかな。

 そうそう、作品とは直接関係あるような…無いような…ネタとして、自分で知る限りではたまに聞かれるけど決してその正体を当てた人のいない当Blogのマイ・フォト画像の女王様は、実はピーター・セラーズです。写真じゃなくてイラストによるビデオジャケのものなので、判りづらかった…というより、いい作品だけどマイナー過ぎで不明?…かとも思うけど、本作の再現場面でもしっかり登場しているので、それで作品タイトル覚えてください(笑)。

(2004年12月2日 午後1時~ 映画美学校第一試写室にて)

☆2005年正月第二弾、シャンテシネ、VIRGIN TOHO CINEMAS六本木ヒルズにてロードショー公開!

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December 02, 2004

近所の映画館をはしご

 そう、そう、プジョーがまたいかれまして、現在ショップで修理中。いっちゃったのは後ろのタイヤで、持ち込んだ時には時間が無くて詳しい原因は聞けなかったのだが、どうも先日自分でパンク修理をした際に不手際があった模様。むぅ、チャリダーの端くれなのに、パンク一つ直せないなんて…

 在庫切れだったパーツが届き、修理ができあがるのが明日…と言うか、本日2日。そうなると問題は、12月の映画の日をどうするかだ。最近では、仕事で必要と思える時以外は、電車で外出する気がますます失せつつあるんだよなぁ。もう、雨が降ったら外出やめようか…みたいな(苦笑)。んでとりあえず気になる作品をチェックしたら、幸か不幸かミニシアター系でこれは!というのは特に無さそうなので、結局12月1日は全然乗ってなかったママチャリで移動可能な、地元の小屋をはしごすることにした。

 最初に行ったのは、東急東横線綱島駅近くにある綱島映画。僕の記憶の中では、多分一番最初に連れて行ってもらった映画館。その時観たのは『キングコングの逆襲』『ウルトラマン』『海底大戦争』と東宝・東映ゴッチャの3本立て…だったと気づいたのは、かなり後になってからのこと。多分幼稚園に入るか入らないかの自分は、ただ怪獣を見たいとねだりタイトルも判らずに見に行って、キングコングとウルトラマンと半魚人に夢中になったのだ。今見りゃ怖くも何ともないが、『海底大戦争』の人間を半魚人に改造する場面は、当時トラウマものだったなぁ。このラインナップからも判るとおり、当然ロードショー館ではなくて、“場末”という言葉がしっくりくる二番館。その後、盆と正月だけ漫画祭りをかけて、それ以外はにっかつロマンポルノや洋ピンを上映。通学途中のそこここに張られた上映作品のポスターは、俺的ヰタ・セクスアリス…みたいな(笑)。その後、ロマンポルノ終焉とともに、邦・洋を問わない一般映画の二番館になったんだけど、多分最後にここで見たのは『スウィートホーム』だから、行くのはもう15年ぶりかな。

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 久々に行った(…って前とかはたまに通ってるけど)劇場の外観は、ホントここだけ時間が止まっているようだ。シートの形状や音響設備なども最新ってわけでは勿論ないしキャパも180席と小ぶりだけど、昔ながらの作りで天井が高いのと、気持ゆがんではいるけれどそこそこ大きめなスクリーンは、案外映画館に来てるんだ!っていう実感を感じさせてくれたりして。こんなたまにしか来ない地元民に言われても説得力ないかもしれないが、ここはここでいつまでも存続して欲しいと思うな。やっぱり、昔ながらの映画館がある町って、それだけでも風情があると思うんだよね。実際今回みたいにタイミングがあえば(これがなかなか難しそうだが)、これからもたまには来てもいいかなぁと。因みに今日(昨日)ここで観たのはスウィングガールズで、午後2時50分くらいの回で20人くらいの入り。経営ベースではそうも言えないのだろうけど、正直予想した以上の客数だったよ。映画の方も、展開には都合が良すぎたり悪すぎたりする部分もあるけれど、少女たちの奮戦ぶりがおぢさんには眩しくて、定番ながら素直に楽しめたよ。最近大袈裟なギャグ演技が鼻につくことの多かった竹中直人が、今回はわりと抑え目だったのも好印象か。

 その後、チャリをこいで市営地下鉄センター南に移動、港北東急百貨店S.C.内の109シネマズ港北80デイズハウルの動く城を観る。ここはまだ比較的新し目のシネコン故に、特に特徴的な作りと言うわけではないけれど、スクリーンと客席とのバランスはかなりいい感じ。しかも今回観たシアター2、シアター1は共にSRD-EX対応なんで、音の方も申し分なし。作品の方だが『80デイズ』は、ヴェルヌ原作の再映画化という部分に拘らず、ジャッキー映画の新作として見れば案外上出来の部類じゃないだろうか。でも、客の入りは綱島映画に負けてたみたいな(爆!)。それと、カレン・モクのあの使い方には、大きく異議を申し立てるぞ。基本は変なキャラでもいいんだけど、一瞬の決めショットでのぞかせる美貌ぶりはやっぱ必須でしょう。『ハウルの動く城』は、ビジュアル的には見応えあったけど、物語的にはもう一つ釈然としなかった感じ。だけどこちらはレイト枠でも、8割くらいと盛況だった。

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December 01, 2004

『照明熊谷学校』

 昨晩は、またの日の知華の原一男監督の合同取材に行ってきた。すごく明晰な方で、焦点の定まらない質問(反省してます)には、そのまま流さず丁寧に聞き返されて、短時間ながらも興味深い話が聞けていい経験だった。作品は監督初の劇映画で、60年代から70年代(メイン)を生きたヒロイン知華を、時期ごとにわけた4章でそれぞれに異なる4人の女優が演じるという斬新な手法が用いられている。詳しくは後日書くが、女と男、70年代など監督自身がこれまで描いてきたテーマの総括とも言えるものになっていて、見応えあってお薦めだ。
 んで『またの日の知華』に関しては、インタビューまとめた後にでもあらためて書きます…ってことで今日の御題は、またまた目前になっちゃいましたの、今週末公開のドキュメンタリー作品の紹介。

照明熊谷学校(フェローピクチャーズ配給)

 48年に大映京都に入社、58年日活の『赤いランプの終列車』で照明技師としてデビュー以来半世紀以上、プログラム・ピクチャー、ロマン・ポルノ、大作からアート系作品まで、150本以上の多岐にわたる映画の現場に携わってきた現役照明技師、熊谷秀夫氏の足跡を、ご本人及び関係者の肉声と、匠の仕事ぶりを見せつけた代表作の中から25本のフッテージで綴ったもの。その構成自体はシンプル過ぎるきらいもあるが、語られる照明テクニックの数々と、熊谷氏の光にかける思いのたけは、映画好きにはたまらないね。例えば傑作『天使のはらわた 赤い教室』で、蟹江敬三演じる村木と水原ゆう紀の名美とのうらぶれた宿屋での邂逅シーンは、台本では昼間として設定されていたものを、夕方から夜へとうつろいゆく時への変更を提案し、人工照明でその変化を現し情感溢れるドラマたらしめたというエピソードなどは、ついつい監督中心で語られがちの映画というものが、こうした職人的な技術者とのコラボレーション、集団による創作物であることをあらためて認識させてくれるだろう(勿論、個々の作家の個性・芸術性を否定するものではないけれど)。映画ファンなら必見!また、『東京流れ者』『怪盗ルビイ』『魚影の群れ』等、熊谷氏の代表作8作品の上映や、舛田利雄監督、和田誠監督らを交えてのトークイベントも開催されるとのこと。詳しいスケジュールは、こちらを参照。
(2004年11月8日 午後1時~ イマジカ2FARK試写室にて)

☆12月4日より、ユーロスペースにてモーニング&レイトロードショー公開!

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