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November 30, 2004

第5回東京フィルメックス終了

 28日で幕を閉じた第5回東京フィルメックス。コンペ部門の最優秀作品賞は、個人的によう判らんor観て無い作品が受賞する(今回は前者)という勝手なジンクスどおり(笑)に、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の『トロピカル・マラディ』が、そして審査員特別賞は個人的にも見応えがあって納得なバフマン・ゴバディ監督の『Turtles Can Fly』(原題・来年公開予定)が、それぞれ受賞。また『Turtles~』は、一般観客投票によるアニエスベー観客賞もあわせての受賞となった。画像は、授賞式でのゴバディ監督と審査員一同(ウィーラセタクン監督は帰国されて欠席)。

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 今回僕が会場で観たのは、コンペ5本、招待3本、特集4本(+短編2本)の12本。各作品に関しては、多分(ホントカ?)あらためて書くと思うけど、『カナリア』『柔道龍虎見榜』『Turtles Can Fly』はかなり好き。『ギムリ・ホスピタル』『アーク・エンジェル』での記憶(…というか、あんまし…という印象しか残ってなかった)でどないなものか?って感じだったガイ・マディン特集は、以前観た2本よりは楽しめたような気がしないこともないが、個人的にはやっぱりびみょ~。

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November 29, 2004

死人形の墓場公開記念イベント@LOFT/PLUS ONE

 …って前記事の言い換えじゃん(笑)。つうか正式名称は、「映画 日野日出志のザ・ホラー怪奇劇場オカルト探偵団 死人形の墓場」”公開記念イベント!!~THE★怪奇祭」ね。昨晩帰宅後に上げるつもりが、長電話してたりするうちに力尽きてしまったという(爆!)。

 …というわけで、12月4日よりテアトル池袋でレイトロードショー公開となる『オカルト探偵団 死人形の墓場』のイベント続報…つうか、こっちが本報告ね。メイン・ゲストはこんな感じ。

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 右から山本清史監督三輪ひとみ嬢、日野日出志先生、そしてMCをつとめた活弁監督の山田広野氏。ゲストのトークを中心に、メイキング・フォト&映像、海外版予告編(タイでのリリースが決定済みとのこと)等の秘蔵映像上映に、プレゼント争奪ジャンケン大会等、盛り沢山の3時間弱。勿論、作品のプロモーション・イベントではあるわけだけど、入場無料が申し訳なく思えるくらいに、皆さんサービス精神旺盛で楽しかったっす。

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 今回のイベントを自ら企画された、山本清史監督。26歳とは聞いていたけど、ホント若々しくてパワフルな方。なんでも、一番最初に買った日野漫画が『オカルト探偵団 死人形の墓場』でかつ大のゾンビ好きと原作への思い入れが強く、作品的にも構成がしっかりしていて映画的ということで、撮るならもうこれっきゃない!状態だったとか。それでキャスティングにひとみ嬢が決まりアクション味を強くしたり、やはり大好きな江戸川乱歩の世界(ひとみ嬢の台詞回しに注目)等、自分が好きな要素を何でも注ぎ込んだ成果がこの映画とのこと。なお、その愛?故に、死人形ゾンビの群れの中には山本監督本人もいるそうなので、これから観る方はこの写真でしっかり覚えて、見逃さないようにしような。さらに1月リリースのOV監督作品『ほんとうにあった怖い話 屍霊』でも、自ら幽霊を演じているとのこと。いやぁ、トークの端々からホントにホラーが好きなんだよ~という叫びが聞こえてきて、同好の士としては頷いちゃう部分も多かった。御本人のスタートが映像では無く8歳で書き始めた物語で、故に物語至上主義ということ。僕も映画はやっぱりお話しな人間なので、これは断固支持なんだけど、素朴な疑問が一つ。なんで物語至上主義な人が、アルジェント大好きなの?(苦笑)。ということで、やっぱり原色の照明は『サスペリア』だし、恐怖と戦慄の美女『青い血の女』かと思った殺人人形“愛たん”も『サスペリPART2』へのオマージュとのことなので、赤い魔女さんはじめ「あ」フリークな方々も、劇場にチェックに行くように!

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 オカルト研究会の会長白鳥女史を、貫禄みせつつまだまだいけるぞ制服姿(なんか、ヒロインの子との年齢差10歳だそうですが、そうは見えんですよ-笑-)で演じている、我等がホラー・クイーン、三輪ひとみ嬢。目が光ってるのは、劇中でそういうキャラだから!…ってことにしとく(本当は僕が下手くそなだけだけど。すまんす)。今回は、佐々木監督作品では定番のいぢめられ系キャラから一転し、超能力で死人形をバッタバッタと薙倒すファイター系キャラ(でも『テロメア』じゃないぞ-笑-)で一味違う。作品を観た日野先生からも、「凛として冒し難いイメージがピッタリ。是非、ひとみさんでシリーズ化を!」とのお墨つき憑きだ。ホラー・クイーンと呼ばれることに関しては、「3年くらい前までは、違う分野の作品をやりたいかなと思ってたんだけど、ホラーといっても作品の方向性は様々で、色々な役にチャレンジできると思うようになり、それもいいのかなぁ」と、前よりふっきれた感じで微笑まれていたのが印象的。

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 原作の日野日出志先生。ご自身にとってのホラー観は、「日常があって、それが崩れて顔をのぞかせる裂け目。それはひとつひっくり返ればギャグにもなりうるものであり、グロだけど究極のギャグであり遊びだと思ってます」とのこと。先のひとみ嬢の部分でもふれたように、映画も大変気に入られた様子。

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 アクション場面や長台詞、そしてぢつは一着一着微妙に違うゴスロリ風制服(笑)など、製作秘話の数々に場内は爆笑の連続。

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 前半の締めは、一度聞いたら、忘れられない!エンディング・テーマ『死人形哀歌』を熱唱する、MitsuRu氏。山本監督曰く“ルパンのエンディング+怨み節”が大納得、爆笑必至なマジで名曲!

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 後半は、MitsuRu氏も登壇。本人が語る恐怖体験には、天然の香りも(笑)。

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 なお山本監督とひとみ嬢は、12月4日の初日舞台挨拶にも出席予定とのことなので、ファンの方は是非その機会に。

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 あぁ、やっぱ妖しくも可愛いよねぇ~。

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November 28, 2004

オカルト探偵団イベント@ロフトプラスワン

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ただ今終了。またNALUちゃんが、ジャンケン大会勝ったらむかつくぅ…とか思ってたら無事に負けました(笑)。詳細は、フィルメックスのクロージングから戻った後にでも…。

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釈然としない…

 DVP-500PROXだが、修理依頼を出してから3日で新品と交換どころか2週間たっても連絡が無い。んで木曜日にドンキに確認の電話を入れたら「明日、金曜日には届くそうです」との返事。修理完了前に、いつ頃終わりそうか連絡くれるんじゃなかったのかよ!…と納得いかない思いを抱きつつ、FILMeXの会場にハードを持って行くわけにもいかないので、呑み会予定の入っていた金曜日はパスして、土曜日にガイ・マディンニ連荘を観終わってから渋谷のドンキに引き取りに行った。有楽町でのレイト上映を観た後でも、余裕で受け取りにいけるっていう営業時間はいいやね。

 帰宅してから、まずは修理報告書に目を通す。何々?「機器の故障ではなく、設定による不具合と判明いたしました…初期設定→テレビタイプがマルチになっており、ご指摘症状改善の為に設定をNTSCに変更しました」?あのぉ、根本的に修理しなかった言うですか!これって不具合が発生した後で、友人に相談して、可能性があるかも?…ってことで、わざわざ自分でいじった部分なんですけど。これを読んだだけで、また修理依頼出しなおしかよ(文面では、修理は一切行ってないってことだからね)…と、暗澹たる気分になりながら、ハードを接続しPAL版『エレメント・オブ・クライム』を再生してみたら…

 …ちゃんと流れずに見れるじゃん(爆!)。そんなバカな、だってそもそも症状が出たときには、ちゃんとNTSCになってたのに何故?何度も何度も確認して、不具合があったからわざわざ修理に出したはずなのに。

 いや、とりあえず不具合が解消されたことは満足なんだけど、設定だけのせいになってるのは、すっごく釈然としないんですけど。なんか今はよくても、一月後とかにシレッとまたまた不具合が出そうで思いっきり不安。でも現状では、これ以上はどうしようもないしな。でも、再発したら暴れちゃうぞ(笑)。

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November 25, 2004

『レディ・ウェポン』

 なんか全然アップできてないですが、第5回フィルメックスも後半戦。どちらかと言うと、アート系よりなラインナッブに、知恵熱がでそうな今日この頃です(あくまでイメージよ-笑-)。そんなわけで、今日は有楽町朝日ホールに行く前に、TCCで自分らしい作品を見ることにした。

レディ・ウェポンアートポート配給)

 『赤裸特工』の原題で、ボンクラ香港映画ファンなら、知らぬ者はない女闘美アクションだ。慣れ親しんだ“赤裸”の文字が無くなった…つうか、英題だって“まっぱ兵器”だろうよ…それを未公開ビデオで何本もあるような邦題に変えたのは、いかがなものかと思うけど、今さらながらであってもスクリーンで観れることには素直に喜ぼう。勿論僕も、輸入盤DVDでは繰り返し、繰り返し、なめるように観賞済み。でも、やっぱ字幕版をスクリーンで見ればまたまた印象変わるかな…と。

 いや、全く変わりませんでしたとも(笑)。美しいおねえさま方の、ハイテンション激殺バトルを堪能するってのが基本。それ以外に何がいる!つうことで印象が変わらないというのは、僕的には勿論誉め言葉だ。

 13歳でさらわれてきた40人の少女たちが、南海の孤島で最強のアサシンになるべく、6年間の地獄の特訓 、そして卒業試験までのパートは、もう至福といっても過言ではない(いい過ぎ!)アクションとエロスの融合ぶり。きっちり成長してからの実地訓練ではむくつけき傭兵と、そして卒業試験では二段階での訓練生同志の生き残りバトルを繰り広げる。歯ブラシ、ベッドの足等の身の周りの物を武器にしての集団乱闘、そしてすらりとのびた肢体から流れるように繰り出される技の数々が、互いの身体をかすめ、そしてガッチリとヒットする様をキッチリ魅せる金網デスマッチが最高。このあたりは、監督・アクション指導を兼任したチン・シウトン(『ワンダーガールズ 東方三侠』他)の面目躍如といったところか。ヒロインでお水系濃度の高い(…みんなか)シャリーン(マギーQ)と、闘志タイプのキャット(アンヤ)の、男気溢れていながらも百合っぽいムードの友情も熱いぜ!

 主人公たちがプロになり、香港に戻ってからの展開は、正直かったるいと言わざるを得ないが、男の子だったら前半だけども充分満足できるはず。キャットたんみたく、前向きでたのしもうぜ!

(2004年11月25日 午後3時半~ TCC試写室にて)

☆12月11日より、新宿ジョイシネマ3他にてロードショー公開!

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November 23, 2004

プリンター来た!

 新しいプリンター、CanonのPIXUS MP370が本日到着!オールインワン・タイプなので、これまでより随分と場所をとるんじゃないかとちょっと心配してたんだけど、とりあえずこんな感じ。思ったほどでもないかな。

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 やぁ、これでTSUTAYAのレンタル半額クーポンを、近所に住む妹夫婦のところに行かずとも出力できるし(セコッ!…つうか、それ以前の問題として、会員証だって見つかってないじゃん)、何よりもこれからはジャケ写やチラシ画像をスキャナで取り込めるようになるのが嬉しいぞ。パニックWeb立ち上げへの、ささやかな第一歩だな(笑)。つうことで、以下はテストで取り込んでみた画像。

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 定番(爆!)の『テンタクルズ』DVDジャケと

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 現在有楽町で開催中!第5回東京フィルメックスのヴィジュアル(ポケット・カレンダー)。

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November 21, 2004

やってもうた!(お騒がせしました-苦笑-)

 お昼前に明学前の下り坂を、いつもの如く快調にとばしていたところ、唐突に後輪からゴツゴツと言う路面の感触が…。

 やってもうた!よ…って別に意識してやったわけでは毛頭ないが(爆!)、パンクだ!

 やばぁ~い。12時半からの生ウド・キアー付『ナルシスとプシュケ』東京フィルメックス。ちゃんとまにあうのかぁ…等と思いつつほっとくわけにもいかないので、パンク箇所をチェック。2回転させてようやくみつけたのがコレ。左上方の小さな点が原因となった金属片。画像の中央に来て無いのが、気ばかり焦ってたいい証拠(苦笑)。

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 しかし、こんなホチキス針の先端程度の金属片でも、タイミングが良すぎると(悪いんだってば)致命傷に至っちゃうとは…。つうか、なんで今日なのよん。なんか僕って、世界一不運な男?(爆!)

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 でも発生地点が白金高輪駅の極々近くだったのは、不幸中の幸いだったよ。速攻でチャリをたたんで地下鉄に飛び乗ったら、開場には余裕だった。ウド・キアーは、とても内蔵に手をつっこんで喜んでいたフランケンシュタイン男爵と同一人物とは思えぬ(あたりまえだ!)いいオヤヂだったよ。そのあたりは、明けてパンクを直してから出かけるまでに余裕があればあらためて(もしくは、後日(^^;;)。

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November 20, 2004

『誰にでも秘密がある』『眠狂四郎 無頼剣』『大菩薩峠』

 明けて本夕から、第5回東京フィルメックスの開幕だ。んで、またバタバタしてるとアップしそこないそうなので、来週末公開作品を駈足で書いときます。

誰にでも秘密がある東芝エンタテインメント配給)

 平凡な人妻の長女、学究肌だが恋に臆病な次女、奔放な三女という三人姉妹の前に、ある日画廊を経営している二枚目青年が現れたことから起こる騒動を描いたラブ・コメディ。物語にはファンタジッックな味付けも一匙ふられ、場面転換時に出てくるアニメの使い方もオシャレ。実に口当たりはいいんだけど、まぁそれだけという気がしないでもない。監督は辛・韓国映画祭で上映された『ライバン』のチャン・ヒョンス。タクシー運転手のやるせない日常を、温かな視点で綴った『ライバン』は、個人的に大好きなんだけど本国では興行的な成功は修められなかったとか。今作の口当りのよさは、その反省なのかもしれないけれど(実際、本作は韓国で大ヒット)、浮世離れした本作よりも『ライバン』のテイストの方が魅力的だと思うけどね。

 テレビを中心とした韓流とは全く縁の無い自分は、これではじめてチェ・ジウって見たよ(苦笑)。眼がねっ娘な次女役は確かに可愛いとは思ったけど、なんか存在が軽すぎないかな?

(2004年11月2日 午後1時~ 映画美学校第1試写室にて)

☆11月27日より、みゆき座他全国東宝洋画系にてロードショー公開!

市川雷蔵映画祭「艶麗」角川大映映画配給)

 そうそう、今回の映画祭の目玉は、日本映画史上初となる完全デジタル・リマスター処理で復活した『新・平家物語』の上映とのこと。僕は日程があわなくて見損なってしまったけど、雷さまファン(笑)のみならず、映像技術に興味がある方も行く価値はありそうだね。

『眠狂四郎 無頼剣』

 以前、WOWOWの放映告知で、女が回転しながら着物をはらりと落とし川に飛び込むカットが妙に印象に残ってたですが、それが本人かどうかは兎も角として藤村志保さんの演じてた役だったですね。ゆうばりファンタ2001で『大魔神怒る』がオマージュ上映された時、ミーハーに記念写真をお願いしたら、気さくに応じてくれたのはホント、いい思い出です。本作でも、さばさばした色香(矛盾してるようだが、そんな印象なんだもん)にうっとりだ。雷蔵VS天知茂(狂四郎食ってるし-笑-)という、ニヒルな色悪どうしの円月殺法戦も燃えますな。

『大菩薩峠』

 こちらの方が、雷蔵アウトロー・ヒーローものの原典らしいですね…ってこの書き方で、60年代以前の特撮・怪獣・怪談映画以外の邦画についての知識がいかに乏しいかが露呈してるぞ(自爆!)。自分的には元気なオバサン(失礼!)的なイメージの強かった中村玉緒のヴァンプなファムファタールぶりに惚れ惚れ。しかし、三部構成だからしょうがないのかもしれにけど、ここで終わっちゃうですかぁ!11日の一挙上映オールナイトに行くしかないかなぁ…。

(2004年10月13日 午後3時半~、10月19日 午後1時~ 映画美学校第2試写室にて)

☆11月27日より、シネスイッチ銀座にてロードショー公開!

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November 19, 2004

『ベルヴィル・ランデブー』『ポーラー・エクスプエス』

 なんか一日雨降りだったけど、どうせ今日は出かけないからいいのさ…つうか、出かけたい気持が押えられてかえって好都合(笑)。んで気づいたら…つうかずっと気づいていたけど(爆!)、随分試写で観た作品の感想をあげてなかったんで、今日は劇場用アニメーション二本立て行きます!

ベルヴィル・ランデブークロックワークス配給)

 今年フィルム上映で観たアニメでは、マインド・ゲーム』『マクダル パイナップルパン王子』と並ぶ個人的ベスト作品…って、初見はまーみんぱぱさんに教えてもらった米盤DVDだったんだけどね>thanks!ぱぱさん。

 ツール・ド・フランスに出場中に誘拐された孫シャンピオンを救うため、おばあちゃんは豚犬ブルーノと共にペダル・ボートで嵐の大洋を越え、たどりついたは摩天楼が聳え立つ大都市ベルヴィル。そこで、ひょんんことから知りあいになった三姉妹の老婆と共に、おばあちゃんは孫をさらったギャングに戦いを挑む!

 所謂ジャパニメーション等キャラとは対極な、デフォルメされまくりの可愛らしいキャラは、単純なのに表情豊でしかもどこか懐かしいカトゥーンというかまさに漫画映画の味わい。なおかつそのキャラと同様に、一般常識を超えた地平での行為や動きの面白さはまさにこれこそアニメーションといった感じか。最初に書いたとおりで初見は字幕無し版だったんだけど、台詞を極力排除した上での前述の構造故にそれが全く気にならなかったよ。でも、字幕版みて最後の最後の一言の意味を知り、ベタだけど素直に泣けてしまったですよ。劇中オマージュも出てくるけど、ジャック・タチ的な軽さもナイス!

 そうそう、キャラや行為の飛躍の仕方はまさにマンガ映画的なんだけど、かといって動きが出鱈目かといえば勿論そんなことはない。手書きアニメの温もりを残しつつ、必要に応じてCGIもとりいれる手法が実に効果的。ホント、ツール・ド・フランスのチャリの場面は、こちらも傑作だったけど茄子 アンダルシアの夏以上のリアリティと興奮を感じさせてくれたと、チャリダーのはしくれとして書いておこう。

 それにしても、婆さん3姉妹のなんとチャーミングなことだろう。音楽も含め、演奏シーンは本当に幸福感に満ちているよ。必見だぁ!

(2004年10月5日 午後1時~ 東芝エンタテインメント試写室にて)

☆12月18日より、テアトル タイムズスクエアにてロードショー公開!


ポーラー・エクスプレスワーナーブラザーズ配給)

 なんと今時珍しいG指定(米国で全く制限無し)作品だったのでびっくり。いや、お話し的にはそれが当然なんだけど、今やディズニーアニメ(『リロ&ステッチ』とか)ですらPG指定を受ける昨今を思うと、これはこれですごいことだと思う。

 んでゼメキスの行間の料理の仕方だが、『1941』『ユーズド・カー』等の頃から十八番の暴走チェイス系は予告でも予想済み(…つうか、当たり前過ぎ。しかも何度も出てくるのはどうなのかな…)だけど、ホーボーのエピソードのアメリカの鉄道もの(勿論、旧きよき時代という感触が強いのだが)への憧憬や、原作の4枚目の前後を自然に膨らませたエピソードに見られる原作への敬意は観ていて心地よい。

 ただ、原作のイラストをそのままとりこんだという幻想的な背景画と、トム・ハンクス5役が話題のパフォーマンス・キャプチャー・キャラの中途半端なリアルさの組み合わせには、若干の違和感があるのも事実。いろいろ裏読みできる部分もあるらしいけど、素直に信じることを謳いあげた王道のテーマはきらいじゃないんだけどね。

(2004年11月2日 午後7時~ 完成披露試写会・丸の内ルーブルにて)

☆11月27日より、丸の内ルーブル他全国松竹・東急系にてロードショー公開!

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November 18, 2004

冷たい雨

…にうたれて、チャリでさまよ…うつもりで、レインウェアを用意してきたのだけど、あまりに冷たすぎるっす。寒いと言うより、手の感覚がなくなりそう…みたいな。結局帰りは、東銀座から新橋まで漕いで諦めました。電車乗ってます。

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 でも今日見たライトニング・イン・ア・ボルトまたの日の知華は、どっちもよかったんで、雨でも気分は悪くないっす。

 しかし、浮かれ気分&慣れない電車ということでか、改札で切符を取らずに通っちゃったよ。気づいたのは、これアップした直後。勿論降りる時に、もう1度料金払ったとも。あぁ~勿体無い…

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『三人三色』11月20日より公開

 え~っと、これ試写スケジュールがあわなかったので、僕は未だ見てません(苦笑)。でも、結構気になってるのは事実だし、折角資料をいただいてたので作品情報を紹介しておきます。

 この作品は、2000年よりはじまった全州(チョンジュ)国際映画祭の公式プロジェクトで、アジア地域の3人の監督がデジタルフォーマットで短編映画を製作、それをオムニバスムービーとして公開するものだ。2002年度のプロジェクト作品だった『AFTER WAR』は“9.11”後の世界をテーマにしており、日本では一昨年の辛・韓国映画祭で上映されたが、3本中では韓国のムン・ソンウク監督(『バタフライ』)の『サバイバル・ゲーム』はザラついた感覚が個人的には結構強く印象に残っている。

 今回も、資料と作家的な興味では、やはり『インフルエンザ』が一番気になるかな。予告編でも、一番そそられたし。逆に『夜迷宮』はSF的物語とはあっても、個人的にこの監督の作品とはあまり相性がよくなかったりするので、ちょっと微妙な感じか…つうか爆睡警報を感じたりして(笑)。まぁ、勝手な憶測はさておき、全く性格が異なり、多分それぞれに刺激的な3つの作品を味わえることは間違いないだろう。公開は、以前こちらでも紹介したUPLINK X。デジタル上映を前提とした環境が整った新劇場なので、このプロジェクトの上映にはもってこいといったところか。

 ということで、以下は作品の公式情報です。

三人三色アップリンク配給)

韓国 チョンジュ国際映画祭 発 アジアン・デジタル・ムービーズ!

2000年に始まったチョンジュ映画祭の最もラジカルなプロジェクト「三人三色」。アジアを中心に気鋭の映画監督3名に製作を依頼、デジタルフォーマットで三本の映画をオムニバスにして上映する贅沢な試みである。2004年は、日本で最も注目される韓国の若き天才ポン・ジュノ監督(『ほえる犬は噛まない』『殺人の追憶』)、中国・香港で活躍、新世代を代表するユー・リクウァイ監督(『天上の恋歌』)、アグレッシブな映像美に日本のみならず、国際的にも評価される石井聰亙監督(『狂い咲きサンダーロード』『DEAD END RUN』)が参加。それぞれのアプローチで「フィクション/リアリティ」の境界線を描いている。


三人三色
[Digital Short Films by Three Filmmakers/デジタルβcam/2004年/韓国/1時間40分/カラー]

製作:全州国際映画祭 /エグゼクティブプロデューサー:キム・ワンジュ、ミン・ビョンロク/プロデューサー:キム・ユンヒ、ジュン・スワン/共同プロデューサー:リ・センヒュワン/ラインプロデューサー:ジョ・ジフン/現場コーディネーター:リ・ジウ/テクニカルコーディネーター:オ・チャンヒュワン/経理コーディネーター:オ・ミオク/編集:ユン・ヒュワン/協力:韓国全州市


インフルエンザ
(28分)監督:ポン・ジュノ 出演:ユン・チェムン、コ・スヒ、
ポン・ジュノ監督のシャープな構成に圧倒される秀作!まるでインフルエンザの様に、人々の間に蔓延する暴力へ無感覚化を皮肉ったブラック・ユーモア。ソウルの街中に散りばめられた監視カメラ、カメラアイとして起用されたこの視点が、未知のソウルの"狂気"を映し出す。

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夜迷宮
(30分)監督:ユー・リクウァイ 出演:ナ・レン、チョウ・チスン
映像詩人ユー・リクウァイによって描かれたSF恋愛物語。舞台は近未来都市PLASTICITY。大寒波の到来によって人類は地上で生活することができなくなっていた。地表から50層目のホテルで繰り広げられる人間模様が幻影的に映し出されている。

鏡心
(40分)監督:石井聡互 出演:市川実和子、猪俣ユキ、KEE、町田康
石井聰亙監督自ら撮影した映像美が心に残る。自分が手がけた脚本の中で役を演じる女優(市川実和子)が執筆と演技のプロセスからくる苦悩の中、旅に出ることを決意。後半、バリで撮影されたシーンの数々が圧倒的な美しさを誇る。(*この作品のハイビジョン・ロングヴァージョンは2005年公開予定)


*11/20よりUPLINK Xにてロードショー*

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November 17, 2004

いつまで持つか?身分証明書

 ホント、自分の思い通りにすすまないんで、今週は試写行くことを断念することにする。なんとか、土曜の第5回東京フィルメックス開幕までにはきれいな身になりたいものなんだけど、正直…微妙(苦笑)かな。

 …などと思ったのも束の間、急遽明日見ておかなくちゃいけない作品ができたので、多分夕方からは外出するです。

 さてここで、晩秋の交通安全週間画像その1。バンド様の初期作品で、すっげぇ~つまんない(笑)『クラッシュ』。無人のカマロには気をつけよう!

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 晩秋の交通安全週間画像その2。作品の出来は、こっちの方がはるかに上。日本版DVD出て欲しいなの『ザ・カー』。無人のリンカーンには気をつけよう。

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 つうことで昨日は、免許証の更新連絡書が届いた。僕はこの通り、優良運転者に分類されている。

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 そのココロは…勿論、もう15年以上ただの一度も車を運転していないからに他ならない。免許とりたての頃、何度か乗るたびに大抵ボディをこすったりぶつけたりで、もう自分に素質がないことは身にしみてわかったのだ。だから、今後も自分から車を運転しようなどと心得違いをすることもないだろう。これって、フリーの自分が唯一携帯してる身分証明でしかないんだよね。

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 そんなわけで、通知が来るまで決して思い出すことのない更新年。それでも、面倒くさい気持でいっぱいなので、忘れないようにここにさらしておいた。ところで、たまたま昨日更新に行かれたというライターの添野さんから聞いてはじめてしったんだけど、70歳以上になると更新時に3時間の講義と、実技チェックも義務づけられているということらしいっすね。…ってことは、僕にとって免許証は終身の身分書ってわけにもいかないんだろうな。そこまで生きてる保証もないけど(爆!)。いや、ホントに、外出しないチャリのらないと、ついつい夜のあるこほるが増えちゃってね(苦笑)。

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November 16, 2004

はいでぃーほー!はっはっはっ!

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 つうことで、巷のホラー映画ファンの話題は、1億ドル王手のTHE JUONで持ちきりですが、そっちも勿論気になるけど、いかにも万聖節前夜シーズン向けのこっちも先週末より公開スタートっす!

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 シリーズ第5作のSeed of Chucky『フレディVSジェイソン』の本国での好評を受け、ようやく製作がスタート!みたいなニュースを何かで読んだばっかりだと思っていたけど、もうしっかり出来てたのね。興収は、初登場5位で、880万ドル弱。実際の製作費とかしらないけど、ブロックバスター・ファミリー・ピクチャーが上位をしめる中でまずまずの健闘…つうかこんなもんじゃないのかな?まぁ来週は、圏外かもだけど。

 とりあえず公式頁で見たら、前作『チャッキーの花嫁』のビッチ、ジェニファー・ティリー&ステファニーが続投する、ストレートな続編になってるようだし、前作で「俺は全身ゴムだ!」と大人発言していたにもかかわらず(爆!)、原題及び予告・Webのおたまじゃくしうねうねから察するに、チャッキー新世代篇になってるみたい。あぁ~~、マジで観たい!ある意味、間違いなく日本でも劇場公開されるTHE JUONよりも、観れるかどうかって点ではやきもきしてるんですけど…ぢぶん。GAGAさんでも、ヘラルドホラーハウスさん(…ってWeb閉鎖!?『呪怨』を最後に撤退なの?)でもいいから、とりあえず買い付けて欲しいな!は・あ・と!(既にどこかが買い付けていたら、素直に祝福するっす)。

 監督はこれまでシリーズ全作に脚本として関わってきたドン・マンシーニ。なんか『Blade: Trinity』で監督就任のデヴィッド・S・ゴイヤーみたく、シリーズに対する思い入れだけは人一倍な御仁のようなので、ここは素直に楽しいポップコーンホラーになっていることを期待したい。

 つうことで、日本の劇場でも公開されることを切望しつつおさらいね。まずは、直接の前篇で、1作目以来の怪快作だった『チャイルド・プレイ チャッキーの花嫁』

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 素直に面白かった、シリーズ第1作『チャイルド・プレイ』

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 シリーズ作品の駄目な見本二題『チャイルド・プレイ2』

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 恥の上塗り『チャイルド・プレイ3』

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November 15, 2004

季節外れ…

 作品が面白かったからと言って、必ずしもお仕事が早く終わるというものでもない(自爆!)。しかもTIFFの記事も書上げてないというのに、今週末からは第5回東京フィルメックスも開幕だよ。シャキシャキ進めなくては…と焦るのは気ばかりみたいな今日この頃。

 そんなこんなで、ここ数日は意味なしつぶやきといかがわしい(笑)画像のアップが続くかも知れませんが、よきにはかえらえ!…じゃなくて、ご容赦くださいませ。

 んで、今日は思いっきり寒かったので、早くも春を待望しつつ(でも個人的には、秋・冬の方が好きさ!)季節外れの啓蟄画像だ(…って、これもmixiのパニック・コミュにアップした奴の流用なんだけど、ここはmixi限定エリアじゃないんでご容赦の程を)。

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 作品特性を活かした(笑)この変形チラシ、DVDジャケットより断然インパクトが強いと思うんだけど、折り目がつかないよう丸めて保存してたつもりが、いつの間にやら本の下敷きになっていて、この有様っす(泣)。

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November 14, 2004

Amazonのおすすめリスト

 基本的に新譜DVDの購入は、eでじ!!20%オフでまとめ買い送料無料パターンを実践しているのだが、どうも最近特定メーカーの欲しい新譜がリストに入ってなかったりすることがある。はっきり言っちゃえば、東宝ビデオで12月発売の『世界大戦争』のことなのだが、僕的なマストだしどうしようかとひとしきり悩んだ末、先日20%引き&初回利用¥500引きということで、ドーン・オブ・ザ・デッドではじめて利用したAmazonでも、今予約すればこれ1枚でも20%引き送料無料になるな…つうことで、Amazonの頁に行く。注文前に、僕あてのおすすめ商品リスト頁つうのを初めてのぞいてみたところ、最初に表示されたのがこれ(笑)。

 いや、自分で参加してる本を薦められてもね(笑)。でも、他にも『ドーン~』のキャンペーンで初利用した方にはこれが薦められてるのかしら?今後何冊はけようとも、個人的な実入りには全く関係がないのだけど、それで買って読んでくれる人が増えればやっぱり嬉しいね。

 それにしても、リストの作品、見事にゾンビ系一色だったよ。そりゃ、未だ『ドーン~』が1本目だからしょうがないけど。因みに『世界大戦争』注文後は、特撮破滅絵巻とゾンビが半々になったと言う。判りやすっ!

 んで、ついでにeでじ!!の方でも、公約?どおりに『メドゥーサ・タッチ 恐怖の魔力』、『象牙色のアイドル』他を注文。これで、年明けまでの新譜速攻押さえ作品は、一応全て注文完了!

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November 13, 2004

『ホラー・ムービー究極大鑑』の打ち上げ

 週頭の予定では、昨日はひきこもりのはすだったですが、週半ばにお仕事(大歓迎っす!)とタイトルの予定が入った。上手い具合に昼前には雨も一応あがったので、いそいそと半蔵門まで出かける。個人的には家の視聴はブラウン管で満足してよう…と思っていたですが、実売価格200k切ってるらしいっすね。無理すれば手が出そうな幻想にとりつかれてしまったよ。そんなわけで、僕が100インチを実現できるようにお仕事随時募集中っす。

 お仕事を終えてから、中央線づたいに近い経路をとりチャリで阿佐ヶ谷を目指す…が、普段の生活圏外つうことで、中古屋やぶくおふに出逢うと足止めされちゃうんで進まないこと夥しいぞ…みたいな(苦笑)。結局、ブロードウェイのrecomintsデモンズキラーのレンタル店用版を1.88kでげと。こいつはどうせ、セル版商品と仕様は変わらないようだし、大体愚息の映画なんて買ったって見直す気ないし…ってじゃぁ買うなよ(自爆!)。その後高円寺のすっげぇ古臭いレンタル屋で、閉店セールなのかどうかしらないが店内商品ほぼ全品放出中みたいな看板が出てたのでチェックすると…をを、来たか!来たか!来たか!来たか!『カリフォルニア・ド…………リーミング』でした。失礼しやした。ここでは、ヘストン&リーブのCCコンビによる『原子力潜水艦浮上せず』1kにちょと心が動いたものの、ジャケとかも焼けまくりだったんでとりあえず見送り。

 んで午後8時から、ホラー・ムービー究極大鑑打ち上げ@阿佐ヶ谷 よるのひるね。初めて行ったお店ですが、ひじょうによさげなムードのお店だったよ。面子はメイン執筆者だった、この方々とかこの方とかこの方とかこの方とか、とらまんクリエイター関連の方々とか。なんか僕って普通の人みたい…とか書くと、むきになってつっこんできそうな輩がいるので、それは言わなかったことにする(笑)。鷲巣さん、荒井さん以外は初対面(地引さんはイベントに参加したことはあったけど、今回はメールと電話のやりとりだけでしので)でしたが、『処刑軍団ザップ』欲しさにJVDゾンビ・オブ・ザ・デッドの新譜を買うのは有効かどうかとか、当事者が語る驚異の立体音響?《デカサウンド方式》の秘密とか(残念、平日だったですよ)、巨大怪獣ザルコー吹替え版製作秘話とか、あなたも『ミミズバーガー』をリリースできる…わけではない!とかまったりとやばめな話が聞けて楽しかったっす。で気づいたら、ここでもmixi参加者が結構多かったりで4人の方の登録名等教えてもらう…も、一人だけ見つからないんですけど。記憶違い?そのうちあらためて、聞いてみるか。後半は虚構の世界を離れ、スピリチュアル系私の知らない世界(笑)で、なんか盛り上がったみたいな会だったけど、機会をつくってまた何かやりたいっすね。お疲れ様でした>参加者の皆様。またよろしくっす。

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November 11, 2004

一日中アニメ鑑賞と作業…

 …だったので報告することは特になし。試写感想も…ちょっとお休み。すんません。でもそれじゃ寂しいので…

panic02.JPG

 mixiのパニック映画コミュニティの看板画像っす(苦笑)。

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November 10, 2004

修理依頼強化ディ&FANTSTIC!BOXの特典ディスク

 7月にここで一度騒いだっきり、放置しておいた…という表現は正しくないな、PAL版以外の再生に普通に使っていたDVDプレイヤー、SCITECのDVP-500PROXを、ついに意を決して修理に出す。購入日は昨年の11月14日つうことで、我ながらホント、よくギリギリまで粘ったもんだよな。修理にかかる日数は、確認後に追って連絡とのことだけど、くろうさんの時みたく、早々に新品が帰って来るといいのだけどな(笑)。

 その後、アニムスアニマエイリアン VS. プレデターの試写をはしごする。なんか後者は、これまでの両シリーズの定番な絵が次々と登場し、スケール感がありそでなさそなB級ノリで笑える。でも、“どちらが勝っても…人類に未来はない。”…って話だったかぁ(苦笑)?続きは、後日またあらためて。

 ところで暫く前から、チャリのBB部分より異音がする。そんな些細な前兆をしかとし続けた結果が、多分前回の惨劇に繋がったに違いない(反省!)…つうか、前回から未だ2ヵ月しかたってないんですけど…。つうことで、新宿のチャリ・ショップにマイ・プジョーを持ち込む。今日はなんか、修理依頼強化ディみたいだな。結果BB部分を一度分解し、あらためてグリスアップしてもらったら、あっさり異音は解消されましたとさ。さらにチャリのチェックを続ける御主人から、「たまには、チェーンを洗ってあげた方がいいよ」と御忠告をいただく。う~みゅ、土曜日には久方ぶりにきっちりチェーンを洗ったつもりでいたんだけどな。全く効果がなかったみたい(苦笑)。とりあえず、あらためてチェーン洗いのポイントを聞き、お掃除用のワックスを購入して帰宅する。

 帰宅すると、先日ヤフオクで落札したブツが届いていたので、早速盤チェック。今日届いたのは、FANTSTIC!BOXの特典ディスク未開封品2.1k。このDVD-BOXは、愛すべき80年代B級SF&ホラー作品5枚+特典ディスク1枚という組み合わせなのだが、既に各作品のビデオやLDを持ってる身としては、いかに愛すべき作品ぞろいとは言え、税込みほぼ20kという定価は高過ぎ。このラインなら、バラ売り前提で1作品3k以内(それを2k以内で探す-笑-)が妥当な線でしょう。んで、特典ディスクの内容は、各作品ディスクに併せて収録させるってのがね。

 でもまぁ、結果的にはBOX収録全作品+7本の予告編等を収録したこの特典ディスクだけを、運良く落札できたのだ。映画本編が入ってないものに、2k以上払うなんて勿体無いと思う方もいるかもしれないが、予告編命(しかも、まさに予告編が本編より面白いを地で行くエンパイア作品がメインだぜ!)な僕的には、充分満足な取引だったのである。実祭収録作品中、エンパイア6作品は、かつてリリースされていたエンパイア作品LDにも収録されてはいたけれど(…つうか、ビデオも含めれば手元になかったのは、12作品中『ブリーダーズ』『ダークエンジェル』の2作のみなのだが-苦笑-)、それらがほとんどスタンダードサイズ収録だったのに対し、今回はものによってはビスタ収録だったりするのも嬉しい。

 とりあえず、これをGet!で来た事で、予告編収録12作品中半分は将来的に単品版がリリースされても、「予告編欲しいから買わないと駄目か…」というヂレンマから解放されたですよ。勿論『SFソードキル』とか『ナイト・オブ・ザ・コメット』とか、作品自体が大好きだから、将来的にはなんとか…と思うものも何枚かはあるんだけどね。まぁ、長い目で待つことにしよう。

 それと特典ディスクの中では、はっきり言って画質・音質はボロボロだけど、『SFソードキル』が上映された第2回東京ファンタ“ファンタスティック・ナイト エンパイア・ピクチャーズ特集”での藤岡弘の舞台挨拶映像は、懐かし過ぎで泣けて来るっす。

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November 09, 2004

『変身』『たまもの』『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』

 S社の内部資料用に、98年に放映されたSFアニメを一日中鑑賞。このお仕事、とりかかる前(時にはかかった後も-苦笑-)とっても気が重いことがままあるのだが、送られてきたソフトを再生したら、空想科学設定に堺三保さんのお名前。すいません、あまりTVアニメを見てない方なので、今回が初見です。ライト感覚なスペオペ活劇が全開で、今回は楽しく見られてますよ。本筋からは独立しているエピソードが充実してるのも個人的な趣味だなぁ。僕もちょっと前に、集中して爆弾もの見返したばかりなので、いろいろ興味深かったです>14話。明後日までには、全話見終わらせる予定。

 んで今日のテーマは、今週末&来週末公開作品だす。

『変身』パンドラ配給)

 あまりにも有名な、フランツ・カフカの原作の『変身』を、ロシアの演出家ワレーィリ・フォーキンが6年に渡って上演してきた演劇版を、自身の初監督で映像化したもの。舞台の大半はザムザの自宅内での閉ざされたホームドラマとして展開し、変身には特殊メイクやCGIは一切用いず、主演のエフゲーニ・ミローノフが身振りと表情、言葉にならない声だけで見せている。そういう意味では確かに演劇的な要素が強い作品だが、凝った音の使い方とか、冒頭の雨の降りしきる駅やザムザの変身前夜に見る悪夢等の幻想的な美しさには、映画としての強い志向性が感じられる。ただ、かなり強い閉塞感と重苦しさに満ちたヘビィな作品なので、体調のいい時に観に行くことをお薦めする(正直に言えば、2年前の東京国際映画祭コンペ部門での初見時には、気力が続かず爆睡してしまったという。でも、今回の再見では、上映時間中途切れることなく作品に惹きつけされたよ)。

(2004年10月18日 午後3時半~ 松竹試写室にて)

☆11月13日より、ユーロスペースにてロードショー公開!

『たまもの』新東宝国映配給)

 本作は『熟女・発情 タマしゃぶり』のタイトルで、既に公開済みのピンク映画で、今回改題され、監督のいまおかしんじ(今岡信治)初期3作品と共に、一般上映館で特集上映されることになったもの。勿論、劇中にはセックス描写は出て来るのだが、見終わって印象に残るのは、むしろ人の心の絢なのだ。ボーリング場で働くプロボーラー志願の愛子(三十路過ぎ)は、ひょんなことから知り合った年下の郵便局員と愛しあうようになるが、やがて郵便局員に若い恋人ができると、彼女はあっさり捨てられてしまう。そんなありふれた物語が、これほど見るものの胸を震わせる作品になるんだから、やっぱり映画って不思議だ。ほとんど全篇台詞なしで、もう年齢的には若くはないが内面的には孤独な不思議少女を、それとない仕草や表情で体現してみせた林由美香が愛し過ぎる。マジで萌えました。

(2004年10月8日 午後3時半~ シネカノン試写室にて)

☆11月20日より、ユーロスペースにてレイトロードショー公開!

『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』ギャガ配給)

 60年代のパリの裏町を舞台に、親からの愛を知らずに育ったユダヤ人少年モモと、町で雑貨屋を営むトルコ移民の老人イブラヒムが、世代と人種を越えて織成す絆を描いたドラマ。優しげな眼差しで人生の重さを滲ませながらもどこか軽やかな印象で、イブラヒムを演じるオマー・シャリフが、久々に好演している。一方、モモを演じる新人のピエール・ブランジェも、大人の世界に興味津々な思春期の気持を素直に見せて好印象だ。中でもモモが、街の女とついに初体験を遂げ、その後も多くの街の女たちと関係していくエピソードは羨ましくも微笑ましく、メインテーマ部分以上に魅力的だった。

(2004年10月12日 午後6時~ GAGA試写室にて)

☆11月20日より、恵比寿ガーデンシネマにてロードショー公開!

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November 08, 2004

『ゴジラ ファイナル ウォーズ』前売券購入&『ULTRAMAN』

 昨日は寝不足のままバーベキュー突入&大騒ぎで、カロリーをたっぷり摂ったわりには消耗の度合いが高く、結構早目に床に就いたのだけど、結局今朝は二度を寝してしまい、ちゃんと起きたのは10時過ぎだった。こうして、朝型体質は崩れていくんだろうなぁ…

 当初今日は家で作業をする予定だったのだけど、週間予報によれば金曜日は天気が崩れそうとのことで、金曜日に行くつもりだった試写を前倒しに観ておくことにする。今日観たのは、ドキュメンタリー『照明熊谷学校』とファレリー兄弟の『ふたりにクギづけ』の2本で、どちらもなかなか楽しめた。詳細は、後日あらためて…。

 二本の試写の合い間に、日劇プレックスで『ゴジラ ファイナル ウォーズ』の特別鑑賞券を購入する。元旦の映画の日に¥1000で済ませたい…と言うのが本音なのだが、47分の特別映像を収録した“GODZILL FAINAL BTTLE DVD”が特典でつくときいたら、買わずにいられなかったのである。あぁ、オマケに弱い自分が恨めしい(苦笑)。

 んで帰宅してから、3部構成からなる特典ディスクを早速再生してみる。“ゴジラ・マナー・キャンペーン”は現在東宝系劇場で流れている、1作目の映像を使ったオフ電告知のCM。本音としては、『~フィナル ウォーズ』の予告か特報にして欲しかったなぁ。第1作から27作までのダイジェスト映像という触れ込みの“ゴジラ・ヒストリー”は、ぢつは4月に発売される30枚組DVD-BOX「GODZILLA FINAL BOX」のプロモーション映像だった。ちゃっかりしてやがんの。“ゴジラ・メイキングヒストリー”は復活ゴジラから前作までの、メイキング映像と、本編シーンを再編集したもの。正直、この間のもので自分的にとりあえず楽しめたと言える作品は『~VSビオランテ』『~×メカギラス』の2本が精々といった状況なんだけど、それ以外のヤツに関してもこうしてダイジェストで怪獣バトルを見せられると、なんとなく燃えて来るのが不思議(苦笑)。でも決して本編を見返したいとは思わないけどね。

 はてさて『~フィナル ウォーズ』はどんなもんかなぁ。正直期待はしてないし、そんな予想を裏切る傑作だったりした時は勿論素直に喜びたいけど、そのいずれでっても今度こそゴジラを永眠させて欲しいものである。

 んなわけで、今日紹介する映画はゴジラと並ぶ和製特撮ヒーローの最新劇場版ね。

『ULTRAMAN』松竹配給)

 もともと劇映画としてスタートしていることもあって、力にならない継続のみを続けているゴジラ・シリーズには、可愛さ余って憎さ百倍的に早く終わってしまえ!的なスタンスな自分であるが、劇場版のウルトラマン・シリーズに関しては一通り観に行ってはいても所詮テレビのスピン・オフお子様映画という印象が強く、『劇場版 ウルトラマンコスモス』のように怒りで我が身が震えそうになる愚作と遭遇しても、案外ゴジラほどには腹が立たない…と言うか、どうでもいいやって感じのスタンスだった。

 んで最新作の『ULTRAMAN』だが、これが実に面白く、かつ観ているうちに自分が劇場版『ウルトラマン』を観ているんだ…という醒めた意識を忘れさせてくれる快作だったのだ。勿論、これまでのシリーズでも、前作の体たらくを払拭し、ジュブナイル・ヒーロものとしての面白さを満喫させてくれた『劇場版 ウルトラマンコスモス2 ブループラネット』のような作品もあったのだけど、それとて「劇場版シリーズにしては…」という前提を消すことができたわけではない。しかし今回の劇場版は、主人公をガキでも特殊組織のメンバーでもなく、大人の航空自衛官という等身大のキャラに設定されたことで、『10億の針』『ヒドゥン』系のエイリアン同志の抗争に巻き込まれ系の一般作品に対峙したような満足感があるのだ。冒頭の基地内での攻防などの見せ場のいくつかは従来の国産特撮ものというよりは、小中和哉監督の欧米SF映画への志向が色濃く出ていたと思う。まぁ、勿論クライマックスでは定番どおりの怪獣対ウルトラマンの死闘になってしまうわけだが、ハイスピードかつ華麗な空中戦(この部分は『超時空要塞マクロス』などの板野一郎がディレクターを担当)が、これまでの怪獣バトルとは一線を画した絵作りで好印象だ。濃いキャスト陣に退き気味な方もいるかもしれないが(遠山景織子は、始終難しい顔で熱演してるけど、わずかな回想場面で見せる今時娘風の方がナチュラルかつ可愛いぞ)、ファンタ系作品好きなら観に行って損はないだろう。特に、ゴジラは行っても、劇場版ウルトラマンはどうも…という特撮ファンにも、是非!

(2004年10月13日 午後1時~ 松竹試写室にて)

☆12月18日より、シネリーブル池袋他全国ロードショー公開!

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November 07, 2004

ほたて

今年は秋も開催っす。ホラーな仲間のバーベキュー。今は、ほたてタイム。

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つうことで、お疲れ様でした>おーる。

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『マシニスト』『エヴァンジェリスタ』

 順当に書くべき次週公開作品は数日待ってもらうことにして(苦笑)、とりあえず“日野日出志のザ・ホラー 怪奇劇場”に続き自分的ストライク・ゾーンなホラー系2作品を行ってみようか!今回は洋ものね。

『マシニスト』東芝エンタテイメント配給)

 アスベスト除去作業のため廃墟となった病院を訪れた左官屋が恐怖に遭遇する『セッション9』を撮ったブラッド・アンダーソン監督による、ガテン系働くおぢさんホラーの第2弾。重度の不眠症(コピーは“すでに1年間365日眠っていない)機械工(タイトルね)が、不安と恐怖に満ちた迷宮に迷い込む物語がダークな寒色系映像で展開され心地よい。ただトリッキィな展開自体は、最近日本で公開された某原作系ホラーとクリソツで、どちらが先かはさておいても、ちょっと食傷気味な印象を持たないでもない。それでも主人公を演じるクリスチャン・ベールが、『殺し屋1』の塚本晋也を裏返してみました的状況を、勿論CGIではない30kgの減量で見せた肉体の変貌ぶりは凄まじく、その姿自体が悪夢とも言える存在感。でもだからこそ、絶望的な真実が明かされる結末は、悲しくも安らぎを感じさせるものとなっていて、観終わった時点での印象は案外爽やかでもあるのだ。
 なお本作の製作には、スペイン・ファンタの寵児に…もしかしたら成れ…なくもないかもの?な、ファンタスティック・ファクトリーを擁するフィルマックスが共同製作として名を連ねている。でも、ファンタスティック・ファクトリー扱いになってないあたりが、アート系ホラーの証左っすかね。

(2004年10月6日 午後9時半~ 完成披露試写会・シネクイントにて)

☆2005年正月第二弾、シネクイントにてロードショー公開!

『エヴァンジェリスタ』ハピネット・ピクチャーズメディアボックス共同配給)

 かなりストレートな『ローズマリーの赤ちゃん』フォロワーで、妊婦を演じるのはペコちゃん顔のヘザー・グラハム。そのVFX妊婦ぶりは、元祖『ステップフォード・ワィフ』のキャサリン・ロスの特殊メイク・ヌードを彷彿させますな。『ノイズ』の宇宙人ネタよろしく、DNAネタを塗したあたりが一応の新機軸か。でも、全体的には渋過ぎ…。いや派手な怪異が起こらなくとも、ヒロインを追い詰めていく日常描写に気合が入っていれば充分に怖い作品になることは原点で証明済みだが、本作はその域に達してないのが残念。敵・味方の描写とか、膨らませればずっとよくなったと思えるのだが。でも、恐らくそうした弱点の要因の一つにもなったであろう、デビッド・ヘミングスの急死・遺作という点において、ホラーファンなら襟を正して観るべきだろう。
 因みに一見(聞)には意味不明な邦題は、作品の確信部分に関してのアナグラムになっている。

(2004年10月18日 午後1時~ 映画美学校第2試写室にて)

☆12月25日より、銀座シネパトスにてロードショー公開!

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November 06, 2004

“日野日出志のザ・ホラー 怪奇劇場 第2夜”

 屑ビデオネタをもっともっと深く熱く語りたい!…つうのもやまやまなのだが、スクリーンで観た作品も山積み状態なので、取りあえずそっち優先で行こうと思う。

 つうことで次の御題は、日野日出志のザ・ホラー 怪奇劇場 第2夜”パル企画配給)一挙3本だ。少し前に見せてもらった第1夜もなかなかの快怪作だったけど、今回も健闘してますな。

『爛れた家「蔵六の奇病」より』

 今回の企画で映像化された日野日出志の原作で、個人的にトラウマ的に強烈に記憶に残っていたのは『地獄小僧』『わたしの赤ちゃん』(これのみ映像未見)そして本作の3篇だ。そうすると他の3作に対して不公平かもしれないが、それらでは原作と比べてという部分がどうしても気になってきてしまうのは止むをえまい。そうすると、キャラ設定に多少の脚色を加えつつも、絵面的にも内容的にも日野節爆発だった『地獄~』とは異なり本作は、『~「蔵六の奇病」より』という副題扱いからも判るとおり、山間の村、奇病というキーワードを残しつつも、原作の要であった村社会の業ともいうべき部分はあっさり処理し、蔵六とその妹、妹に横恋慕し蔵六を目の仇にする村の青年の愛憎劇として語りなおされたものとなっている。このため、全体的には厭な要素を塗せつつもライト級にまとまってしまった感は否めない。それでも森の中で闘いが展開されるクライマックスだけは、そこそこヘビィに迫って来るあたり、やはり『鬼畜大宴会』の熊切和善監督らしいといった感じか。

(2004年10月6日 午3時半~ TCC試写室にて)

☆11月20より12月3日までテアトル池袋にてロードショー公開!

『恐怖列車』

 列車事故に遭遇した3人の女子高生が、現実から奇怪な迷宮へと迷いこんで行く姿を描いた幻想怪奇譚。定番ともいうべきゾンビ襲来はいただけないが、唐突な殺害&死の場面(眼球垂れ下がり等のスプラッタ描写が日野っぽい)、ケンケン飛びする巨大なヤマンバギャル等のイメージの連鎖が楽しく、個人的にはニ夜中のベスト。

『オカルト探偵団 死人形の墓』

 第1夜について書いた時に、トラックバックしてくださった山本清史監督作品。イタリアン・ホラーにも通じる毒々しい色彩や、不安定な角度からとらえた構図が楽しく、三輪ひとみのホラー・クイーンぶりも絶好調。中でも一応の解決をみた後で彼女が魅せる、憤懣やるかたな気な表情は忘れ難い。
 霊能少女を中心としたオカルト研究会の活躍というストーリー・ライン故に、恐怖よりは冒険活劇要素が目につく作劇になっているが、『恐怖と戦慄の美女 アメリア』を髣髴させる冒頭の惨劇や、『デビルズ・ゾーン』を彷彿させる主人公が自宅で体験する恐怖場面は、人形の不気味さ・恐怖感が出ていてかなりいい感じである。ただ惜しむらくは、死人形の墓で迫り来る恐怖の対象が、これまたゾンビになってしまうことだろうか。原作もそうなのかもしれないけど、個人的には無機質な人形が醸し出す特異な恐怖で最後まで迫って欲しかった(それだと、この製作規模では困難なんだろうな…と思いつつ)。
 それと、監督作詞の主題歌『死人形哀歌』は、マジで最高(笑)。

(2004年10月22日 午1時~ TCC試写室にて)

☆12月4日よりテアトル池袋にてレイトロードショー公開!

 なおPPVチャンネルエラボでは、第1夜と同様劇場公開に先立ってのオンエアがあるので、気になる方はそちらでチェックするのもありだろう。オンエア期間は12日まで『爛れた~』、13日から26日まで『オカルト~』、27日から12月10日まで『恐怖~』となっている。

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昨日の収穫…蛇・タイ・妖女・ゾンビ

 昨日は『MAKOTO』『恋に落ちる確立』の試写を観た後、所用で知人に会うまでにちょっと時間が出来たので、久々に秋葉に行く。残念ながら、中古の日サービス該当店では欲しいブツには巡りあえなかったのだが、リバティ6号点で予てから目をつけていた『スネーク・アイランド』のDVDを2.48kでGet!CG全盛の御時世に、敢えて実物の蛇さんを集めて俳優に絡ませる製作姿勢が頼もしく(大嘘)、出来の方も『吸血の群れ』レベル(蛇限定だけど多種類が出て来るところとか、人里離れた地が舞台とか、作品から滲み出る隠しようもないショボさとか、クリソツだよ)の凡作動物パニックだ。この店の棚で最初にこいつを見かけた時は、確か3kくらいだったような気がするが、どうせ僕以外でこんなん欲しがる奴はいるまいと、値崩れするのを待ち続けていた代物。本音としては2kくらいになるまで粘りたかったんだけど、ウォッチしだしてボチボチ11ヶ月ということで、根負けして当初より0.5k廉で手をうってしまったのだった。2.48kの価値(面白さ)があるかと言えば、勿論それは無いに決まってるって(苦笑)。でも多分ぶくおふあたりで0.5k以内で売ってるビデオだと、オリジナル予告編が入って無いから仕方がないのである。

 そうそう、蛇ものと言えば7月にアートポートからリリースされた『ゾーダ』も、ちょっと前にヤフオクで2.2KでGet!した。先日ジャケ紹介した怪しい作品と同じくタイ映画だが、邦題の“ゾーダ(ZODA)”はタイ語でもなければ英語でもない。んじゃ何よ?と思ったらジャケットに“one nacona”とあったと言う。素晴らしすぎる!流石は“UNDISPUTED”に『デッドロック』なる意味不明な邦題を冠したアートポートだよね(褒めてます、一応)。んでこの『ゾーダ』だが、ジャングルに棲息するという幻の毛長象を求めて、その奥深くに棲息わけいった大学教授とバ学生の一行が、百足!蠍!大蜘蛛!人喰い蜂!そしてアナコンダに襲われてさぁ大変!という、密林生物パニックなんだな。因みにクォリティは廉いけど、生物襲撃場面はほとんどCGね。ジャングルに入った直後に百足塚に落ち負傷した教授が、「俺が死んでも、必ず目標は達してくれ」と学生に言い残した後に拳銃自殺を遂げたり(迷惑な奴)と、つっこみどころ満載で楽しいぞ。なお、アナコンダが凶暴化した原因は、軍と麻薬密売組織の戦闘で川に流された麻薬で、蛇さんがらりぱっぱになったかららしい。でも、他の虫さんの原因に関しては、全く言及されてないんだなぁ(苦笑)。ただ、もともとバカ映画で笑えるところを、わざわざ笑えないギャグを追加してドツボにはまった日本語吹替版は最低だ。

 脱線ついでに、先日の天野様>多謝分VCDだが、おやぢ映画は案外ストレートな女幽霊復讐もので、後半はソコソコ派手な殺戮描写の連続で案外飽きなかったよ。んで復讐される因業おやぢは、南伸介でも石原裕次郎+みのもんたでもなくて、『七福星』なんかに出てたリチャード・ウン似だったような。それと魔女もの?は、洞窟の奥深くにランパブ風の禁じられた場所があって、“ランダバ”のリズムにあわせて怪かしのお姉さまが踊ってるみたいな画面だったよ。

 この他、エロエロ男爵3号さんの代理購入として、彼が共演したと豪語している(大嘘)蒼井そら主演の『新・妖女伝説セイレーン』をTRADERでGet!購入者に渡す前に取りあえず観てみたのだが、予想を上回るSIDさだね。少なくともやっちゃった野郎は、いたした後でギミックまる出しに木乃伊化してくれなきゃ、このタイトルに偽りありだろう。廉いレザボア野郎どもが、“レクター”“ジェイソン”“フレディ”とかで互いを呼び合うのがまた寒過ぎ!

 知人との所用を済ませての帰宅途中、しばらく覗いていなかった元住吉の古書店ブックサーカスに立ち寄る。すると『ゾンビ あ監修版』のDVD2.8Kと遭遇。これってスタンダード、英語モノラル・オンリー収録ってことで、LDを持ってれば買う意味ないじゃん…的なブツなのだが、にもかかわらずヤフオクでは廃盤品故にそこそこの値がついているようなので転売しちゃってもいいかなぁ(…と書いても、不精な僕は先ずやらない-苦笑-)ってことと、リメイク版新譜DVDの注文品も丁度届いたばかりだしってことで、ついつい保護してしまったのだった。因みにもし、送料別5k以上払っても後悔しないという『ゾンビ』ファンは、メールでお問合せくれたまえ(笑)。

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November 05, 2004

『砂と霧の家』『ビッグ・バウンス』

 つうことで、明日から公開作品その2だす。

『砂と霧の家』ギャガヒューマックス共同配給)

 結婚生活が破綻し失意の日々を送るキャシー(ジェニファー・コネリー)は、税金督促状の開封を怠ってしまう。さらに役所側の不手際も重なり、亡き父から譲り受けた彼女の家は競売に付され、イラクからの亡命者ベラーニ(ベン・キングスレー)の手に渡ってしまった。弁護士をたて思い出の家を取り戻そうとするキャシーだったが、この家に最後の希望を見出したベラーニはその要求に応じられなかった。そして…
 これがサイコスリラーなら、家を巡って偏執的な人間同士の血みどろの戦いに発展していくわけだが(楽しそう)、本作はそれぞれに事情を持った平凡な二人の争いが、悲劇へと発展して行く物語。地味と言えば地味なんだけど、ささやかな生活を守るための戦いは案外身近な設定ゆえに、身につまされかつ見応えがあるものに仕上がっている。
 ところで『フェノミナ』でも『ハルク』でも変わらない印象(…勿論実際は変わってるんだけどさぁ)なジェニファーだけど、本作では精神的には幼いけれど生活に疲れた女性のたたずまいが結構新機軸なのではないのだろうか。また本作は『ダークシティ』、『レクイエム・フォー・ドリーム』に続く、埠頭に佇むジェニファーに(核爆!)シリーズの第3弾でもある。このシチュエーションは、マジで絵になるよな。

(2004年10月5日 午後6時半~ 完成披露試写会・ガスホールにて)

☆11月6日より、丸の内ピカデリー2他全国松竹・東急系にてロードショー公開!


『ビッグ・バウンス』ワーナーブラザース配給)

 『ジャッキー・ブラウン』『ゲット・ショーティ』等ご機嫌な犯罪映画の原作者であるエルモア・レナードの最新映画化作品…なんだけど、ぬるい!犯罪コメディのはずなのだけど笑えない!騙しあいのテクニックをもっと見せてくれなくちゃ、納得行かないっしょ。舞台がハワイだから観光気分で映画を撮っちゃったのか?主演“変な鼻”オーウェン・ウィルソン、敵役チャーリー・シーンという軽いキャストのせいなのか?(脇を固める曲者俳優も全然活かされてないし…)。

(2004年11月12日 午後3時半~ ワーナー試写室にて)

☆11月6日より、銀座シネパトスにてロードショー公開!

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『Movie Box-ing』『オーバー・ザ・レインボー』

 さて、一昨日にもう公開始まっちゃいました作品を纏めてあげたつもりでいたのだが、今後のアップの組合わせ&タイミングを考えつつリストをチェックしていたら、もう1本先週末から公開中作品があったよ(汗)。それとこれまた、明日から公開だよ作品のその1だす。

『Movie Box-ing』オムロ配給)

 最近流行りのショート・フィルム・オムニバスだが、本作は函館で開催されている函館港イルミナシオン映画祭が主催の“シナリオ大賞”で、2002年度の短編部門を受賞した新鋭脚本家の3作品を新鋭監督が映像化したもの。

“RUN-ing”脚本:島崎友樹/監督:大滝純
 不幸せな人たちが、ひょんなことから道路を走り出す。ひたすら走るとその先には…という実に前向きなワンシチュエーションを、BGMのみ台詞無しというMTVっぽい感覚で描いた作品。でも、ストレート過ぎるテーマが、イマイチその手法と噛合ってない。

“自転少年”脚本:一法師誠/監督:深川栄洋
 くるくると回り続けるのが大好きな小学生ヨシオと、友人・家族との交流を描いた作品。微笑ましい一時を味わえる。でもそれが、子供が主人公でナチュラルに好演しているからなのか、子供を魅力的に描く演出力が監督にあったからなのかは、結構微妙な線だと思う。

“巡査と夏服”脚本:栗原裕光/監督:斉藤玲子
 夏祭りを明日に控えた田舎町で、若い巡査、東京に行っているその恋人、高校生の少女がおりなす人間模様を描いた掌編。ぢつはこの試写は、睡魔との格闘の連続だったのだけど、ついにこの3本目では睡魔の軍門にくだってしまった(苦笑)。そんなわけで、この3本目は部分的に欠落している個所があるのだが、それでもこの3本目がベストだったと断言しておこう。小洒落た深夜ドラマを観ているような感も無きにしも非ずではあるが、海辺の田舎町や夏祭りといったシチュエーションを活かした、王道の青春ものなのだ。ドラマ的にもラストに向けての纏め方など安心して観られたよ。

(2004年10月5日 午後3時半~ TCC試写室にて)

☆テアトル池袋にて、11月12日までレイトロードショー公開中!


『オーバー・ザ・レインボー』タキコーポレーション=リベロ共同配給

 交通事故で記憶を部分的に失った天気予報士が、誰かを心底愛していた記憶を頼りに、その相手を探し求めるのだが…。
 タイトルは、勿論『オズの魔法使い』の有名な主題歌であり(本作でもカバーが流れる)、そのテーマを現代ラブファンタジーとして見事に本歌取りしてみせたラブ・ファンタジー。回想として語られる主人公の学生時代のエピソードと、記憶を求めて旅する現在の主人公のエピソードを織り交ぜて描く構成が巧みで、その謎解きの行方に最後まで惹きつけられることは請け合いだ。
 キャスティング的な売りは多分、主人公の予報士を演じて来日も果たした(その模様はこちらから)イ・ジョンジェということになるのだろうが、僕はやっぱ男の子なので(笑)、主人公の記憶探しを手伝う大学時代の同級生を演じたチャン・ジニョン主演作となる。先に公開された『菊花の香り』の前年の作品ということでか、『菊花~』よりもナチュラルな学生姿が滅茶苦茶可愛いっす。

(2004年10月6日 午後1時~ TCC試写室にて)

☆キネカ大森・池袋シネマ・ロサにて、11月6日よりロードショー公開!

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November 04, 2004

いつもの如く前言撤回(苦笑)

 サイクルコンピューターの再設定をようとしたら、周長だけじゃなくて積算距離も入力できることが判明した。大騒ぎしてバカみたい。まぁ、若干の誤差は生じてしまうのだが、それを言い出しと昨年試験的に乗ってた頃はどうよ…って話にもなるわけで、明日は深く考えずに7150キロからスタートだ。

 今朝方、登録してあるあちこちのTSUTAYAから、明日からの半額クーポン・メールが届いた。絶対につまらないに違いない『マングラー2』(だって、人間圧搾機出てこないらしいし)あたりもボチボチ、旧作扱いになっている頃だろうから、行って見たいのはヤマヤマなのだが、ぢつは会員カードを入れてあった名刺入れがこの二月ほど行方不明なのだった。レンタルできないことよりも、クレジット機能つきカードが見当たらないことの方が、ぢつはやばいんじゃないか…と思わないこともないけれど、その後もとりあえず身に覚えのない請求は来てないので、きっとこの部屋のどこかに転がっているんだろうな…と信じるようにしているのだが。

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November 03, 2004

Blog内検索設置&大いなる不幸とプチハッピー

 昨晩ココログの管理画面に入った時に、現時点での使用容量がベーシック・タイプ(ニフ通常料金以外はビタ一文払わないぞ!)のほぼ1/4になっていることに気づいた。7ヶ月半でこのペースなら、まぁ後1年半はこのままで行けそうな感じだけど、流石に過去記事の検索は面倒になってきたぞ。

 僕の場合、書き込むテーマに偏りがあるから、既存のカテゴリー分類はほとんど意味をなさないし(だから分類しながら、表示はさせてない)、バックナンバー表示も特定の記事を探すにはイマイチ効果的とは思えない。何かいい方法がないだろうか(PC音痴に出来る範囲で!)…とバカなりに休みながら考えた末、Blog内検索機能を憑けて、サイドバーの表示等もさらにゴチャゴチャと(苦笑)追加してみることにした。

 当初は王道で“Google”のものを使おうとしたのだが、フリー検索のベーシック版をそのままで使うと、サイドバーの表示内からはみ出してしまうことが判明。僕には当然、タグをいじってサイドバー内に表示させるような知恵はないので、あっさりそれの使用は断念だ。んでGoogleの“サイト内検索”でマッチした、“検索星(無料サイト内検索)”を設置してみることにする。ここはユーザー登録の必要が無いので、ここからダイレクト・メールが送られてくることはないらしい。また、サーバーも5つ用意されていて、ユーザーは空いているところで登録ができるので、快適に動いてくれるようだ。最も、最初に“Google”でマッチした頁のサーバーであるマーズ・サーチは、流石にアクセスが多かったらしく既に満席状態。にも関わらず、設置用タグが公開されたままだったので、うっかりそれを自分のサイトに貼り付け、いつまでたっても動かないぞと1時間近く悩みまくっちまったよ。四苦八苦のあげく漸く原因をつきとめて、ジュピター・サーチで無事稼働に漕ぎつけたと言う。取りあえず、今年の3月以降に公開された作品や、B・C・Z級ジャンル作品に関しては、結構ブチアタリそうな気がするんで、そんな作品の情報を求める方は、よろしかったらサイト内検索も試してみてつかぁさい。

 夕刻、近所…と言ってもチャリ移動換算なんで往復10キロくらい(笑)…まで、買い物に出る。その途中、サイクル・コンピュータ平らな道なのに時速40キロ強を示しているのに気づく。小径車でこの数値は尋常じゃないだろうよと、チャリを停めて機器をチェック。

 サイクル・コンピュータは、定期的にそこそこの距離を乗るチャリダーにとって、モチベーションを高める重要なアイテムである。そこに日々の記録が表示されると、昨日より早く(ぢぶん的にはこれはあまり感じないのだけど)、昨日よりも長い距離をとの思いが湧き、それを観るともっと走ってやろうかなという気持が漲ってくるのだよ。んでその結果を、チャリ(や車等)にそれほど乗らず、何キロと言われてもピンと来ない人たちに、ついつい「今日は●キロ走りましたよ!」とか、まくしたててしまうんだな。その記録にアイデンティティまで求めかねない自分ってどうよ!と思いつつも、それが習慣になると本人的にはとっても楽しいわけだ。まさに、自分だけのプチ・ハッピーみたいな(笑)。

 現在使用している機種は、キャットアイのサイクルコンピュータ CC-FR7CL。カタログの表示にあるように、2タイヤ周長セット機能がついている。これはタイヤの大きさが違う二大の自転車の周長(前輪1週分の長さ。セットされたこの数値に基づいて、1回転ごとに距離と速度が計測される)をセットすることで、登録モードを変更し2台のチャリでのそれぞれの計測が出来るというものだ。実際僕も、MTBとロードレーサーを併用してた頃は、この機能を大いに活用したものだけど、MTBは事実上廃車状態、ロードも全く乗ってない今の僕には全く縁のない機能なんだな。

 ところがどうも、昨日その日の走行記録をクリアする際に、誤ってモードを小径車のものから、使ってないけどデフォで登録されていた大きなタイヤサイズのモードに変えてしまっていたらしい。だけどモード変更の方法なんて、使わないから覚えちゃないのだ。しかたがないので、誤って押したと思われるボタンを組み合わせを変えたりしながら押し捲ってみたのだが、なかなか直ってくれない。業を煮やして、裏面にある指では押せないボタン(故に常識で考えれば、そこで替わった筈はないのだが)を強引に押したら…設定がオールクリアされ、これまでの積算走行距離も0になってしまったとさ。おー・まい・がっ!!!!

 昨日現在の積算走行距離は、確か7150キロ前後だったと思う。年内8000キロは楽勝!上手くいけば、9000キロも夢じゃないと思っていたのだが、事実上それが果たせたとしても、サイクル・コンピュータに残る記録は1750キロ。年始からのカウント開始と区切りの良いスタートだっただけに気持悪さは一入だよ。「表示は1750キロだけど、本当は9000キロなんですぅ~~~」なんて力説するのは流石にカッコ悪いしな(でも、しそう>自分(爆))。

 つうことで、これまで2000キロごとに報告してきた走行距離は、多分11月5日頃から計測しなおしになるのであった。思いっきりブルー!

 んで、当初は必要な買い物だけ済ませて、とっとと帰るつもりだったんだけど、あまりにも自分が可哀想なので、しばらく行ってなかったぶくおふ新栄高校前店に立ち寄る。そこでとりあーの『ドッグヴィル』プレミアム・エディションDVD、1.95Kと遭遇。半額以下じゃん、やったね!でも、長くてもばかっぽさを時々味わいなおしてみたくなる『キングダム』と違って、こっちはヘビィさ故に仕事とかで見返す必要が生じない限り、あらためて本編見ることはなかったりして…

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November 02, 2004

『トリコロールに燃えて』『コラテラル』

 8月・9月がいつもに比べて映画を観にいけなかった反動と、10月は映画祭開催&通い詰という二つの要因の相乗効果で、先月はやけに映画を観てたよなぁ…とは感じていたのだが、あらためてスケジュールを振り返ってカウントしてみたら、その本数は一月で90本超!?そのうち20本弱は、インディーズ短編だったりするのだが、それにしてもこのペースは我ながらこれまで霊もとへ例が無いというか、確かに感想がたまるわけだな(汗)。試写で見せてもらった作品、映画祭で観たものなどが、既に60本強がストック状態になってしまったみたいな。さらに、10月の映画の日は『デビルマン』、『ホラー番長稀人』(こりは傑作!)、『ユートピア』、『下弦の月 ラスト・クォーター』、『ホネツギマンの5本はしごを敢行し、今日も今日とて誰にでも秘密がある』、『サンサーラ』、『ポーラー・エクスプエスの試写3本。自前の天然ハードディスクは、ボチボチ容量オーバーしてるんでないかい(苦笑)。つうことで明日(3日)以降は、もうちょっとスローダウンして、個々の作品ともっと真摯に向かいあわなくちゃ…と思ってます。明日・明後日は映画はお休みだ(でも、家で観るDVD等は一応別腹扱いね)。

 つうことで、これまでは原則的に日記+当日観た映画の感想というスタイルで来たのだけど、これから暫くの間は、同じ記事内でも日記と作品感想部分はリンクせずに、観た日に囚われずに、なんとなくつけたお題目にそった2・3作品を組み合わせて書いていくスタイルにする。

 そんなわけで今日のテーマは、“ごめんなさい、モタモタしてたら既に公開始まっちゃいました作品”二本立て。

『トリコロールに燃えて』ギャガヒューマックス共同配給)

 第二次大戦前夜から大戦中のパリを舞台に、シャリーズ・セロン演じる奔放に生き急ぐ美貌の女流写真家ギルダの半生を描いた作品。彼女に恋するアイルランド人の青年ガイにスチュアート・タウンゼントが、スペイン内戦を逃れギルダと同居しているミアのペネロペ・クルスが扮し、3人の男女の恋愛模様と彼らを呑み込む激動の時代の渦という展開がなんとも古風なメロドラマで、凝ったセットとデジタル合成による背景処理などで再現されたパリの光景印象深いが、お話自体はかなり薄味。『モンスター』のように胸に迫るものもないけれど、その容貌と立ち振る舞いを観ているだけでもセロリスト(んな言葉あんのか?)には大満足という、セロンの使い方としてはむしろ正しい映画と言えるだろう。中でも、14歳の少女時代…は流石に別人か(爆!)…じゃなくて、英国の大学寮でガイと出あった頃(二十代頭という設定)のセロンが眩しすぎるぞ。
(2004年10月8日 午後1時~ GAGA試写室にて)

☆みゆき座ほか全国東宝洋画系にてロードショー公開中!


『コラテラル』UIP配給)

 プロの殺し屋と、彼の殺人を目撃し行動を共にすることを強要される羽目になったタクシー運転手の息詰まる一夜を描いた犯罪サスペンス。そのためにハリウッドメジャー作品としては初めて本格DV撮影を導入したという、マイケル・マン監督の拘りが全篇に感じられるナイト・シーンが兎に角クールでカッコよく、お話的に納得のいかない点も観ている間はあまり気にせず観れてしまった。でも同様のお話では、その後東京国際映画祭で観た『愛・作戦』の方が、犯人と巻き込まれる主人公の関係がより納得の行くものであったため、こちらの印象はちょっと薄くなってしまったかも。
(2004年10月12日 午後1時~ UIP試写室にて)

☆日劇1、日比谷映画ほか全国一斉ロードショー公開中!

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November 01, 2004

リンク間違い!!

午前中にあげた記事ですが、リンク記述を間違えていたようです。エロイおねえちゃん映画が好きと名指ししたのは、手塚監督じゃありません。帰宅したら直しますが、取り急ぎ訂正及びお詫びいたします。失礼しました。

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怪しいVCD(Thnks!>天野様)

 昨日『スチームボーイ』を観に行った際に、今回の映画祭のアジア系作品上映会場でご一緒する機会が多かった、SF研究家&ライターの天野護堂さんと、またまた一緒になった。その際に、「ホラーお好きでしたら」とタイ製ホラー映画のVCDを3枚いただいちゃいました。多謝>天野様。「あまり期待しないでくださいね」とのことでしたが、このジャケ観たら、いい映画を期待することは決してなくとも、僕のトラッシュ魂にはガンガン響いてくるっすよ。

 そんなわけで、いただいたVCDのビジュアルを、ここに一挙公開だ。でも、英題とか詳しい内容とかは、現段階ではほとんど不明。僕にはジャケット読め無ないし(苦笑)。

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 僕にとっての基本だぞな生物ものっぽいジャケット(…蛇だし-笑-)なんで、まずこいつを半分強(ディスク1枚目)まで観た。白の半裸のおネエチャンは蛇の化身らしく、他にピンクヴァージョンのオネエチャンも出てくるぞ!!変なコスチュームのエロイオネエチャンが出てくる映画が大好きな比呂さんとか、必見だね(笑)!

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 バックの妖怪風よりも、デ~~ンと映ってるおやぢの扱いの方がなんか怖い!?

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 魔女ものですかね?手前のぱんぴー(?)っぽい5人が、タイトルで辛うじて確認可能な5が現す主人公なのかな。その背後には、なんか素顔のジェイソンっぽいのもいますなぁ。

 それぞれの内容(…あるのか?)は、ちゃんと観てからあらためて紹介するかも。皆さんは、どれが気になりますか?

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