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June 14, 2004

『69』会見取材と『ブラザーフッド』&ネーヴ・キャンベル・デイ(笑)

 自宅での缶詰仕事と、それから逃避するための予告編ビデオ編集にかかずらわっているうちに(^^;;、またまた、3日間更新が滞ってしまった。その間にも、わざわざアクセスしてくださった皆様に、お詫びとお礼を申し上げます。今週からは、日々更新ペースを取り戻していきたいと思ってますが、またまたずっこけても温かい目で見守ってやってくださいませ(苦笑)。

 そんなわけで、こちらにアップしていなかった先週後半以降の主な出来事を簡単に記しておく。

 6月9日、帝国ホテルで開催された『69 sixty nine』東映配給)の記者会見取材。作品自体はスケジュールが合わず未見のままだが、『BORDER LINE』の李 相日監督の初メジャー作品と言うことで個人的には結構気になっている。劇場公開は、全国東映系で7月10日からとのこと。

 その後昼食をとってからUIP試写室に移動し、午後1時から『ブラザーフッド』UIP配給)の試写を観る。噂には聞いていたけど、『プライベート・ライアン』の手法に倣った、本家に勝るとも劣らぬ迫真の戦争場面と重厚なドラマは、スクリーンで観る価値大。まぁ、個人的な嗜好では、現在公開中の『シルミド』の方が燃えたけど、どちらにせよ韓国映画界が、歴史に裏打ちされた骨太なアクション・ドラマを生み出し続けるパワーには、本当に感心させられるね。なお今週は監督・キャストの来日会見が開催されるので、そちらも取材をする予定だ。

 6月7日、この日は奇しくも『スクリーム』のSID(笑)ことネーブ・キャンベル出演作の試写をはしご。

 その1本目として、午後3時半からメディアボックス試写室で、ロバート・アルトマン監督の『バレエ・カンパニー』SPO配給)を観る。実在の名門バレエカンパニー“ジェフリー・バレエ・オブ・シカゴ”のダンサー・スタッフ陣と、ネーヴ・キャンベル、マルコム・マクドウェルといった俳優陣の共演により、バレエ界に生きる人々の姿を描いた作品で、ドキュメンタリー要素にフィクショナルなドラマ(アルトマン作品にしては、薄口の気はあるが)を融合した構成はバレエに縁の無い僕でもあきること無く観ることができた。

 なお、ネーヴ・キャンベルは元々バレエリーナを目指した後に俳優に転身したとのことで、10年ぶりに特訓を積み臨んだという本人自演のバレエ場面も、素人目には遜色のない感じ。それにしても、マルコム・マクドウェルの飄々としたカリスマ芸術監督ぶりは面白すぎ。B級映画の悪役演技も捨て難いけどね。シヤンテ・シネ、Bunkamura ル・シネマにて今夏公開予定とのこと

 その後、スペースFS汐留に移動して午後6時半から『セックス調査団』アルバトロス配給)の披露試写を観る。監督は奇しくもアルトマン作品の脚本等を執筆後、『トラブル・イン・マイ・マインド』など、オシャレ系ミニアシアター監督として日本でも人気のあったアラン・ルドルフ。でも、僕の中ではあくまで鬼畜スプラッター『悪魔の調教師』で監督デビューを飾った人だったりするのだ(笑)。

 目前に迫った世界恐慌を知る由もなく、繁栄を謳歌していた1929年のアメリカ。一人の若い学者が、セックスの謎を究明するため、彼のパトロンの所有する屋敷で、教え子や友人たちを集めて、セックスについての議論を行うことにした。だが、その場に速記係りとして呼ばれた二人の若い女性(ネーヴ・キャンベルとロビン・タニー)の存在が、高尚?だったはずの議論を、緊張を孕んだ性のゲームに変えて行く…

 原題通りだが扇情的な邦題や、開幕直後にジュリー・デルピーとロビン・タニーが胸も露わに魅せるセックス場面は、『桃色白書』に続く今年のアルバトロス・エロティック路線第2弾に相応しいぞと、男子の期待を一瞬奮い立たせるが(笑)、それ以後は際どくともあくまで言葉の応酬を中心としたディスカッション・ドラマに変貌する。そういう意味では、銀座シネパトスでの色物的公開は、おじさま観客一同からお怒りを買うかも(苦笑)。むしろ時代設定や作品のタイプとしては、ルドルフ作品中ではあまり僕の得意としない『モダーンズ』にも通じるまさにミニ・シアター系作品だろう。実際、当日会場で居合わせた知り合いのライターさんたちには一様に不評だったのだが、笑ってその場を取り繕った自分的には実は嫌いな作品ではなかったりする。なんか頭でっかちな知識人が、理知的かつ空虚なセックスの議論を続ける姿って、妙に可笑しくてひきこまれるんだよね。勿論、試写から5日が経過した現段階では、その内容がどんなものであったかは、思い出すこともできないのだけど(苦笑)。そして、若手出演者陣の中でその存在感を最大限に発揮し、ガハハオヤヂ的なパトロンを豪快に演じるニック・ノルティが実にいい…って、結論は両作品ともベテランが頑張ってますってことになってしまうのだろうか(苦笑)。なお、本作では『ザ・クラフト』で同期(笑)のロビンがお盛んな速記者を演じているのに対し、ネーヴはやっぱりお堅い処女役。当然、胸も見せないので、ファンは余計な期待をしないように(…って、ファンには言わずもがなかな(爆!))。なお、銀座シネパトスでの公開は、8月21日からとのこと。

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