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June 30, 2004

DVD『スクワーム』到着!

 い~でじから、商品が届いた。記憶するかぎりでは6月30日以前発売分で、届いてないDVDはなかったはずなのに…と思いつつ梱包を開けると。中から出てきたのは、7月2日発売分の『スクワーム』だった。い~でじの場合は、発売日前注文商品の場合、発売日前に出荷しても発売当日までは商品が届かないシステムになってたはずだけど(実際商品到着数時間後に来た出荷お知らせメールにもそう書かれてたし(苦笑))、手配ミスかな。まぁ、早く届く分には文句は無いが、どうせだったら同日同メーカーから発売の『テラー・トレイン』も一緒に送って欲しかったぞ(笑)。

 んで、早速鑑賞。スクイーズ収録じゃないけど、ノートリミング鮮明画像で、牙を剥き出し威嚇する沙蚕さんたちの超接写や、リック・ベイカー謹製の沙蚕に顔を踊り食いされる憐れなロジャー君の姿を、堪能できる幸福に感無量っす。だけど、これの元版となった米MGM版に収録されていたTVスポットが、この日本版に収録されてなかったのはかなり不満だな。

 思わず、ベストロンから出ていたビデオを引っ張り出してきて、両者をそれぞれのプレイヤーにかけて、画質やトリミングを見比べたりしていると、またまた今日も逃避モードで1日が終わろうとして行くという(苦笑)。つうことで画像右がベストロン版VHSジャケット、左が今日届いたSPO版DVDの先着2000名限定…つうか、2000人もこれを買う奴いるのか?(笑)…の犬木加奈子画によるアウタージャケット。でも、これって沙蚕じゃなくて蛆じゃん!これじゃ、『フライ・ショック』…も長い系蛆だったから違うし…そう、『サスペリア』『地獄の門』じゃね~のかな。なんてったって、本作の沙蚕は作品の要なのだから、折角のサービスでもこれではイマイチいただけないぞ。

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 まぁ、どうしてもグロテスクなムシムシ描写にばかり話題が行きがち(…つうか、それを語ることこそ楽しいのだが(爆))な本作だが、生意気で頼りない余所者ピーターに向けられる田舎町の住人たちの排他的な視線や態度も、いやんな印象を残していい感じなのだ。

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June 29, 2004

『箪笥』『いかレスラー』

 6月25日。朝から小雨が降ったり止んだり…。思いっきり出かけたくない天候だが、覚悟を決めてチャリで外出。レイン・ウェアをつける程の降りじゃないやと着ずにでかけたところ、流石に1時間以上漕いでいるとぐっしょりとしてくる。むぅ、甘く見ちゃうけど、逆にこの手の雨の方がやっかいなのかも…。

 午後3時半から、またまた韓国製ホラー映画『箪笥(たんす)』(コムストック配給)を観る。原典は仲のよい姉妹が継母に殺され、その怨霊が復讐に来るという古典『薔花紅蓮伝』とのこと。姉妹・継母は勿論出てくるのだが、時は現代、人里離れた地にある一軒家で起こる謎と恐怖に満ちた出来事を描いたものになっている。

 前半の姉妹と継母の戦いは結構辟易とする部分もあるんだけれど、悪夢とも幻想ともつかぬ出来事が混在しはじめるとお話に観客をひきつける力がドンドン加速されて行く。そしてショッキングな転換点を迎えると、人の悲しさに満ちた回答篇に。久々に、観終わって即で、様々な事象を確認したくなり再見したくてたまらなくなった。なお、これから観る方は、姉妹、継母、父親という4人の立ち位置に注意して観るのがいいかも。

 姉妹役のイム・スジョン、ムン・グニョンが可愛かったことは勿論だが、それ以上に継母を演じたヨム・ジョンア(『カル』『H』のクール・ビューティ)の恐ろしさと悲しさを併せ持ったたたずまいが印象的。なお公開は、7月24日よりシネマミラノ他で全国ロードショーとのこと。

 軽く食事をとった後、午後6時半から『いかレスラー』(ファントム・フィルム配給)の最終試写を観るために映画美学校第2試写室に。30分前には到着したのだが、既に半数以上の席が埋まっていたのにビックリ!最終的には立ち見も出る盛況で、この人とかあの人とかに遭遇したのが、いかにもこの作品らしいって感じか。

 …で結論から言うと、想像していたよりもなんかまとも…つうか、映画としての体裁はちゃんと備えていたんで、ちとびっくり(失礼な奴>自分(^^;)。そもそもが、『えびボクサー』のタイトルから派生した便乗企画であるのだが、元祖(?)が、碌すっぽ動かぬシャコ(マンティス・シュリンプ)のハリボテを、鋏のパンチの動きと吹っ飛ぶ人間だけで表現してたのに対し、流石日本は着ぐるみの国ってことでしょうか(笑)。いかにもセコくデフォルメされた着ぐるみであっても、思いっきり激しくバトルを見せてくれるのが、懐かしいやら嬉しいやら。しかも、元祖に対抗したシャコボクサーは、“エビ~”の四つん這い状態ではなくて、直立形態で鋭いパンチを繰り出してくれるんだな。なお、いかレスラーのスーツ・アクターは、破李拳竜だったよ。なんか、納得(笑)。

 それにしてもパキスタンの山岳地帯フンザで修行をすると、何故いかに?蛸に?蝦蛄に?なるのかは一切説明なしで、あたかもそれが自然の道理であるかのよう(爆)。それでいながら、リングに上がることの可否を争うナンセンスさよ。スポコン・ベースの物語には、流石に寒すぎるネタもあるも、あの着ぐるみが街中を歩いちゃうセンスだけで、全て許したくもなってくる。いい映画じゃなくとも、僕は素直に可笑しかったね。

 監修の実相時監督は、多分題字とコメントを書いただけなんだろうな。なお、公開は7月17日よりシネセゾン渋谷、池袋テアトルダイヤにてモーニング&レイト・ロードショー。以後、全国順次ロードショーとのこと。

 なお、26~28は家にこもってたので、特にネタは無し(苦笑)。

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June 28, 2004

無責任な野次馬ネタ(苦笑)

 タイトル通りなので、大変な目にあわれた方には不快な内容かと思いますので、以下を読むのはご遠慮ください。

 昨晩、食事を取りながらニュースを観てたら、なんか竜巻もどきが街を席巻するわ、あっちこっちで熊が出没するわと、パニック映画を地でいくような報道に、やっぱり“パニック映画”ってのは日本の造語なんだよな…と妙に納得の今日この頃。方角的に、気持ち竜巻襲撃ポイントよりの悪の田中様、被害はなかったですか??ドキドキ…ワクワク(爆)。

 それにしても、広島で工場内に侵入してきた熊さんの図って、かなり来るものがあるですね。いやホント、こういう話を聞くとチャーリー・シーンの幻のデビュー作『グリズリー2』って、どこかで出してくれないものかねぇとマジで思っちゃうんだよな。まぁ、作品が完成したかどうかも定かではないのだけれど。

 つうことで、先の台風6号に関しての、カヨちゃんの身も凍る(爆)体験をメールでいただいていたので、ここに紹介しよう。なんでも、過去発言にコメントをつけようとすると上手くいかなかったとのことなんですが、その原因は一切不明。もし、こんなせいでじゃないかな?…なんて思い当たることがある方は、その対処法などもご教授いただければ幸いっす。

 以下、引用です。

『門の屋根が飛びました。(T_T)
4m程あった木がまっ二つに折れて倒れ。(^▽^;;)
そんな暴風雨の中、二次被害が出ない為に、飛んできた物の
上に重しになりそうなものを乗せ飛ばないように作業しまし
たです。

いやぁー また何かとんでも無いものが飛んできそうで、
すっげー恐かったです、作業中。

気分は天災パニックもののヒロインですよ。

はい、ここ注目ね、    ↑

もう一度言いますよ、

天災パニックもののヒロインですよ。 <(`^´)>

子供達を守らなければ!!
そうこうしていると、隣の家の屋根が三分の1程、めくれ
上がって飛びました。
ホント すごかったです。』

 なんか、思いっきり勘違いな言葉も散見されますが(笑)、個人的にはそこまでの台風って記憶にないからかなり感動!マジで瓦って飛ぶし木は二つに引裂かれるんだ、トレヴィアン!でも、ご家族共々無事だったようで、何よりでした(…と言い訳程度に付け加えたりして-苦笑-)。

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『怪談新耳袋 [劇場版]』『歌え!ジャニス・ジョプリンのように』『完全なる飼育 赤い殺意』

 6月24日は、チャリ爆走と呑み会の合い間に(笑)、3作品を鑑賞。

 午後1時からTCC試写室で『怪談新耳袋 [劇場版]』(スローラーナー配給)を観る。このシリーズは、これまでも一部劇場で限定公開されてはいるのだけど、それはあくまでテレビ作品を小屋にかけたというスタンスで、初めから劇場公開を前提に作られたのはこれが初めて。それ故か、原則1エピソード5分(例外もあるが)というTV版とは異なり、『夜警の報告書』のような20分近くの長さのもの(カウントは4話分になるようだ)から、従来の5分程度のものまでが混在していて、同サイクルの繰り返しによる厭きのようなものはあまり感じさせず、1本のオムニバス長篇として上手い具合に纏まっていると思う。また、これまでのTVシリーズでは、各エピソードごとの監督自身が脚本も担当する形式をとっていたのだが、今回は全8エピソード中7エピソードを、『姿見』の監督もしている三宅隆太が書いている。そのあたりも、バランスのよさの要因であるのかもしれない。

 ただね、これまでも何度か書いたことではあるが、今回の映画版も「実話怪談」という原典のスタンスからすると違和感のあるものが目立つ。三宅氏の志向って、フィクショナルなホラーにこそ向いてるような気がするんだが。彼の監督作である『姿見』なんて、『学校の怪談』枠とかならそこそこ納得できた感はあるし、平野俊一監督の『ヒサオ』も烏丸せつこの一人芝居が見応えがあった。でも、これってやっぱり生き残った語り部不在の“お話”な訳だ。まぁTV版では共著者である中山市郎氏も監督作『百物語の取材』で、自ら実話を逸脱してるわけで、それをチマチマ煩いぞ!…と言われてしまえばその通りなんだけど、やっぱり両著者が取材した話をリアリティを失うことなくタイトに纏めた原作本や、人を積極的に殺さずとも(笑)しっかり恐怖を演出していた小中鶴田コンビの『ほんとにあった怖い話』に親しんだ者にはどうしても違和感を覚えるし、そうした制約の中でいかに怖い(or 奇妙な)話を語ってくれるかにこそ腐心して欲しい気がするんだよね。

 個人的には実際の体験者本人から!聞いたことのあった『夜警の報告書』が、オチの部分では創作を入れながらも、実話怪談としては一番まとまりがよかったと思う。警備会社の管理職に扮した竹中直人も、最近端についてしょうがなかったオーバー・アクトじゃなかったのもよかったね。まぁ、わらわらと出て来るやつらの描写には、もう一工夫欲しかった気もするが。それとこれまでの『新耳』エピソードや『幽霊VS宇宙人』を監督(個人的には脚本作品の『張り込み』を推す)豊島圭介監督の『視線』は、タイトルが意味する肝がクライマックスまででは全然活かされてなかったきらいはあるが、そこそこ怖い場面もあって案外好印象。雨宮慶太監督の『約束』は…、やっぱTVCMで見せちゃってるあれを撮りたかったってことですかね。なお、個人的なワーストは、心霊の絡まない不可思議譚(…であることは悪くないんだよ)でありながら、やっぱり語り手不在だし、画面は暗くてよくわからんし…な、鈴木浩介監督の『残煙』かな。

 なお劇場公開は、8月中旬より渋谷シネ・ラ・セットでロードショー公開。また、8月下旬からは吉祥寺バウスシアターで、『怪談新耳袋』TV版傑作選連続レイトショーも行われるとのこと。こちらもTV・ソフトで未見のホラー好きの方には、高橋洋監督の『庭』は一見の価値があるお薦めエピソードだ。

 午後3時半からメディアボックス試写室で『歌え!ジャニス・ジョプリンのように』ギャガ東京テアトル共同配給)を観る。昨年41歳で他界したマリー・トランティニャンの遺作で、監督・脚本はマリーと一時婚姻関係にあったサミュエル・ベンシェントリ。また、マリーの父、ジャン=ルイ・トランティニャンも出演している。

 保険会社に務めるパブロ(『ハリー見知らぬ友人』のセルジ・ロペス)は、顧客キャノン氏(ジャン=ルイ)がビンテージ・カーに掛けた保険を内密に解約しその保険料を懐に入れていたのだが、氏曰く「乗らずに保管してある」その車が、ある晩盗難さらには事故にあい大破。その修理代50万フランを工面しなくなければならなくなり、お先真っ暗。しかし彼は、従兄弟で30年前からLSD漬けで向こうの世界に行きっぱなしのレオン(クリストフ・ランベール)が、100万フランの遺産を相続したことを知ったのだ。それを手に入れられれば、無問題!…とレオンに会いに行ったパブロだが、レオンは30年前にあったと言うジャニス・ジョップリンとジョン・レノンが再び彼の元を訪れる日を待つばかりで全く埒があかない。そこでパブロは、妻のブリジット(マリー)にジャニスを、役者のキング・ケイトにジョンを演じさせ、遺産を手に入れようとすりのだが…

 ポップでブラックな笑いを散りばめた展開が、軽快で小気味いいっすね。いかにも生活に飽き飽きとしている主婦然としていたブリジットが、最初は戸惑いながらもジャニスを演じ、そしてなり切っていくことで、失いつつあったパワーを取り戻して行く姿はそれだけでも元気が湧いてくるんだけど、これが彼女の遺作と思うと結構複雑な気持ちにもなる。その熱演ぶりを見てると、本当にまだまだこれからって感じだもんな。

 パブロ氏の問題の結末が、いい話だがそこまでの展開からするとちょっと拍子抜けだったりもするんだけど、ポジティブな人間賛歌としては及第点。なお公開は、8月8日からシャンテ シネにてロードショー公開とのこと。

 その後、6時半からTCC試写室で『完全なる飼育 赤い殺意』(アートポート配給)を観る。正直のところこれまでのシリーズ作(原点の1本目は未見なんだけどね)は、監禁する者とされた者の間で交感が…みたいな展開のドラマ部分でどうにも納得させてくれる要素に欠けて、あまり芳しい印象は持っていなかったのだが、今作はこれまでのシリーズでは一番面白かった。

 今回のお話は、金に困って殺人を請負ったヘタレホストの関本(大沢樹生)は、殺人現場を目撃され雪の中を逃走。逃げ込んだ一軒屋にいたのは、灯りもつけずに脅えたような表情を浮かべる無口な少女・明子(伊藤美華)が一人。手当てを受けた関本だったが、突然明子から二階に隠れるように促がされる。そこに戻って来たのは、トラックの運転手・山田(佐野史朗)。そして関本は、二階から二人の姿を覗き見るうちに、明子が幼い頃に山田に誘拐されてから、長きにわたって飼育されていたことを知る…。

 いやぁ~、久々にテンションの緩急も絶妙な、佐野史朗の変態演技を思いっきり堪能できて大満足…だから面白かったというのも嘘ではないが、やっぱ気に入ったのは所謂“ストックホルム症候群”を体のいい言い訳にしたラヴ・ストーリーなんかじゃなくて、支配者、被支配者の関係をかっちり押さえているところだろう。山田のことを「シンちゃんいい人だよ」と言う明子だが、そこにあるのは反抗した時に待つ代償の怖さであり、愛で結ばれているなんて茶番はからっきしも無い。そんなギリギリの状況で、物理的な扉が壊されても家から出て行くことさえできなかった明子が、戒めから解き放たれるラストのなんと清々しいことか。

 監督は、ピンク映画からスタートし、幅広いジャンルでしかし自身の作家性を感じさせる監督作が既に百本を超えている若松孝二。雪深い新潟でのロケーションや、密室空間での濃密なドラマ展開は、流石のベテランぶり。なお公開は、9月18日より新宿武蔵野館他にてレイトロードショーとのこと。

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June 25, 2004

アルジェント研究会の今後(爆!)

 …について、ヤザワちゃんカヨちゃんの旦那マッキーと熱く語り合って先ほど帰宅…って、ただ呑んでただけだけどな…ってことで二人の御真影を勝手に公開(爆!)。一応、バックはマイ・プジョーなんだけど判るかな?

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 でも、とりあえず、アルジェント研究会は既に第3回まで場所を押さえたということなので、大嫌いだけども(笑)一応ホラーの端くれってことで、継続を応援していきたいと思います。さらなる野望も聞いたしね!

 因みに、この第1回研究会報告頁画像の左端にはみ出して(爆)映っているのは、この男だぞ(笑)。

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June 24, 2004

4000キロ達成!

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本日午後三時前に、皇居脇三宅坂付近でした。

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次回6000キロは、2ケ月後…と宣言したいところだが、今回当初目標3ヵ月を、20日詰めるのも結構大変だったんで、8月中目標に頑張ります(笑)。

とりあえず、西方からの友人が9時半過ぎに東京駅につくので、それまで一走りするかな…と思ったら、一緒に迎え撃つヤザワちゃんが捕まったので、早速飲みにいきます(笑)。


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June 23, 2004

『デビルズ・バックボーン』『天国の青い蝶』『ヴァン・ヘルシング』

 6月22日。午後1時から観たい試写が2本あり、散々迷った末に外苑前にあるはじめて行く会場に向う。ところが、宮益坂上あたりまで来たところで、同じ作品に向った鷲巣さんから電話があって衝撃の事実を告げられたのだ。作品が間に合わずこの日の試写は中止になり、鷲巣さんも外苑前の駅に戻る途中だと言う。マジですか!?時間は既に12時40分。これ観れないと、クソ熱い中で3時半まで時間潰さなくちゃならないし、さて困った。もう1本悩んだ作品の会場は京橋だし、距離的には20分弱で行け…ないこともないか!但しそれはあくまで距離的な判断であって、信号待ち等の道路状況を考慮するとかなり微妙…つうか、無理っぽい。でも、今の俺には、他に残された道はないんだぁぁぁぁぁ~~~!

 そんなわけで、昼過ぎの青山通りを、自動車の存在と信号を可能な限り無視して京橋に向って爆走。だが、そんな時に限って留守電センターにメッセージを残す奴(笑)がいて、その中身が気になってしょうがない。でも、気が焦ってるせいか?はたまたアルツか?再生させる方法が思いだせん(爆)。しばし、片手運転でPHSと挌闘するが、どうにもこうにも埒があかず、速度も落ちる一方なので赤坂見附あたりで留守録は無かったことに頭を切り替える。なんてったって、非常事態だしね。

 そしてようやく映画美学校第二試写室に着くが、時間は既に1時を2・3分過ぎていた。本当は頭を欠いては観たくないし、何より試写の場合は重大なマナー違反(基本的には断られることがほとんど)なのだが、そこまでに費やした自分勝手な労力とその後のスケジュールを考えるとなんとか入れてもらいたい。それで受付にいた宣伝の方に「もうはじまってますか(…ってはじまってるに決まってるジャン!)?」と済まなそうに声をかけたところ、一瞬困った表情を見せながらも、中に入れてくれたのでした。どうもすいませんでした>ファントム・フィルムのご担当様。『いかレスラー』は、絶対早めに行くようにしますので(苦笑)。

 ということで、ここで観たのは僕の敬愛するファンタ系監督の一人、ギレルモ・デル・トロが『ミミック』と『ブレイド2』の間に撮った01年の作品で、ファンの間では永らく公開が待たれていた『デビルズ・バックボーン』(ザナドゥー配給)だ。実は作品自体は01年の暮れに字幕の入っていないものだったが内覧試写を観る機会があって、SFオンラインの2001年映画ベスト10で、個人選出第1位に選出していたりもするお気に入り。まぁ、逆に2回目だったからこそ、頭が多少欠けても観れるんなら観てしまおうと思ったのだけどね。実際試写室内に入ってみると、丁度オープニング・タイトルが終わるところくらいだったという。

 1930年代末、内戦下のスペイン。人里離れた荒野にある聖ルチア学院に、12歳のカルロスがやって来る。彼の父親は内戦で命を落とした闘志であり、他の学院の生徒たちもまた身寄りを内戦で無くした者たちばかりだった。そこでカルロスは、古参の少年たちのリーダー、ハイメたちからのイジメと戦うことになる。そんな彼の前、度々現れる白く腐乱した少年の霊。殺されたサンティの霊だと噂されるその亡霊は、カルロスにやがて学院で惨劇が起きることを告げる…

 赤茶けた大地に陽光の輝く荒野。その中にぽつんとある学園の庭に屹立する不発弾。澱んだ水を湛える地下室。ラテン感覚溢れるものから日本人的な感覚での王道なものまで、幻想的な光景の数々が素晴らしい。撮影は、デル・トロとは彼のデビュー作『クロノス』でも組んでいるギレルモ・ナヴァロで、彼らが三度コンビを組むメジャー大作『ヘルボーイ』への期待もいやますってもんである。また、頭部から出血を周囲にまとった濁り水にたゆたせながら現れるサンティの亡霊は、ファンタ大国となりつつあるスペイン映画の様々な作品に斬新な特殊効果を提供しているDDTによるもの。昼夜を問わず、カルロスの視界に現れるそのムーディーな佇まいも、印象深いものがある。

 そして、そんな王道の心霊描写を見せてくれながらも、本作で子供たちにとって脅威となるのは、霊ではなくてもっと現実的な存在であり、その戦いの過程で子供たちも無垢な被害者ではいられなくなる。後半の惨劇が内包する、悲しさと痛々しさは、スペイン動乱という背景と相乗効果を生み、なんと胸に迫ってくることだろう。

 学院の老教師カザレスを演じているのは、『クロノス』で吸血機に取り憑かれる老人を好演したフェデリコ・ルッピ。また、『オープン・ユア・アイズ』等での色悪ぶりで知られるエドゥアルド・ノリエガが、行動も凶暴な用務員役を怪快演。また劇中には、虫・聖像などデル・トロ十八番のイメージも続々登場するので、そんな所に着目して観るのも面白いぞ。なお、劇場公開は8月下旬より、池袋シネマサンシャインにてロードショー公開予定とのこと。

 続いてヘラルド試写室に移動して、3時半から『天国の青い蝶』(東芝エンタテインメント配給)を観る。悪性脳腫瘍で余命わずかな少年が、世界一美しい蝶・ブルーモルフォを求めて、昆虫学者と共に熱帯雨林を旅した“奇跡の実話に基づく、夢と希望にあふれるトゥルー・ファンタジー”だそうだ。正直、そんな惹句を読むと、ついつい敬遠したくなっちゃう自分なのだが、同時に観れるものはなんでも観ておきたいというのもまた自分。はてさて、鬼が出るか?蛇が出るか?

 いやいや、普通に面白かったです(笑)。もう一つの『青い鳥』的な前向きなメッセージも特別に押し付けがましくないし、ウィリアム・ハート演じる医者にしろ、パスカル・ブシェール(どこかで観たことあるなぁ…でも、思い出せない!と観ていて悶々とさせられたのだが、資料を見て納得。『ラ・タービュランス』の女地震学者だった)演じる少年の母親にしろ、余裕なさげなごく普通の人物像を演じていて嘘臭さをあまり感じさせないのも好印象。また、接写で撮られ物語の要所要所に挿入された様々な自然の描写は、すべてのものが持つ奇跡を表しているかのようだ。シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館、関内MGAにて8月上旬公開予定。

 その後軽く夕食をとってから、日比谷スカラ座に移動し午後7時20分より『ヴァン・ヘルシング』ギャガ=ヒューマックス共同配給)の完成披露試写を観る。僕は開場の30分前着で何の問題もなかったが、立ち見お断りのため入場出来なかったマスコミ陣もかなりいたようだ。流石は全米興収第1位のブロック・バスター作品って感じでしょうか。このポップアップ絵本式のプレスからも、そんなギャガさんの意気込みが伝わってきますな(笑)。

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 お話は単純明快。19世紀の欧州でバチカンからの命を受け、モンスター・ハントを遂行するヴァン・ヘルシングと、ドラキュラ、ウルフマン、フランケンシュタインの怪物、ハイド氏らモンスター軍団が繰り広げる大バトルが、ジェット・コースター感覚で突っ走るポップコーン・ムービーの王道を行く作りだね。勿論、気になるところも多多あるよ。ヘルシング(ヒュー・ジャックマン)と今度は吸血鬼を狩る戦士・アナ王女(ケイト・ベッキンセール)のロマンスなんて、ヒーローとヒロインだからくっつく、他には理由なんか必要ないの!…みたいな展開で、二人の感情の機微とかは全くなし。だから本来ぐっと来るべきクライマックスも、「『ビオランテ』?」な感じっすか(苦笑)。でも、まぁ、この映画に関しては、これでいいんだと思う。矢継ぎ早に繰り広げられる、ヘルシングたちとモンスターのCGバトルを、何も考えずに眺めるのが吉だろう。

 監督・脚本は『ザ・グリード』のスティーヴン・ソマーズ。ユニバーサル・モンスターの中でも派手さに欠ける『ミイラ再生』(及びその後のシリーズ作品)を、ドハデなアドベンチャー『ハムナプトラ』として復活させたのに続き、今度はユニバーサル版『怪獣総進撃』だ。一応、モノクロ映像ではじまるフランケンシュタイン城でのプロローグでは、フランケンシュタイン博士に原典ジェームス・ホエール版のコリン・クライブよろしく「It's alive!」を三連呼させたり、怪物を村人たちに風車小屋まで追い詰めさせたりと結構きっちりリスペクトを捧げている(怪物に関しては最後の姿は原作にダブルしね)。しかし、それ以後は、もう自由奔放にオリジナルの設定をいじりまくり。ドラキュラ&3人官女(笑)は、攻撃時にはハーピー状の飛行モンスターと化し、縦横無尽に空を飛びヘルシングらを苦しめる。まぁ、本当の本音を言えば、粒揃いの3人官女にはもっと素のままで妖しく迫る図を観たかったのも事実だが、新たな試みとしては実に面白い絵だったと思う。また予告を観た時から、これって『●ーグ・オブ・〇ジェンド』じゃん!って、ちと白けたハイド氏も、物語の本筋と言うよりも、ヘルシングの一つの武勇談のやられキャラ(…と言っても、そこそこみせるぞ)な位置付けだったんで、あんまり気にはならなかったよ。まぁ、CGIによるモンスターは、どうしてもモンスター映画が持っていた情念やグロテスクさを描けないきらいもあるけど、それがブロック・バスター足り得る大きな要因になってるのも事実なんだろうな。実際、ヘルシングの風体やトランシルバニアの寒村で彼らを迎えた棺桶作りの男とか、マカロニ・ウェスタンを意識した要素は多々見られるんだけど、そこにはドロドロした流血描写が全くない。

 アナ王女役のケイト・ベッキンセールのアクションが、超自然性を感じさせた『アンダーワールド』の時とは一味変えて、生身っぽさを表すものになっていたのがちょっと面白い。もっともCGアクションになると、モンスターのみならずヘルシングもアン王女も皆スパイダーマンに匹敵する動きになっちゃうのは、流石にいかがなものかとも思うけど。

 それとキャスティングでは、ソマーズ作品の真の顔(?)、ケビン・J・オコナーが素顔の判らぬ(観る人が観ればわかるけどな-笑-)重要(?)な役で出ているんで要チェック。なお公開は、日比谷スカラ座1他、全国東宝洋画系にて9月4日よりロードショー。実に大画面向きの楽しい作品ではある。

 なお23日は、こもっていたので特に変わったことは無し…あぁ、ハリウッド版『呪怨』のネット公開されたトレーラーには和みました(笑)。

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June 22, 2004

『ヘルレイザー リターン・オブ・ザ・ナイトメア』DVD購入、『ラブドガン』初日舞台挨拶、『新 耳袋』第3シーズン上映会

 6月18日、基本的には家で仕事。夜になってから所用があって出かけた地元の駅のBOOK OFFで、『ヘルレイザー リターン・オブ・ナイトメア』のDVD¥2850と遭遇。でも、ちと高過ぎ…と、購入を見送って一度は店を出るも、大好きなシリーズだけに後ろ髪曳かれまくり(苦笑)。結局、¥550分のサービス券があったことを思い出し、だったら…と店にとって返して無事に保護。帰宅してから早速観るが、う~~ん、このシリーズとしては『ヘルレイザー4』に次いで2本目の外れだな。ピンヘッドをはじめとするセノバイトたちも出番が少なく存在感薄いし、1・2作目のヒロインであるクリスティをシリーズに復活させるという嬉しい企画も、物語がヘボで全然生かされてない。がっかり。なんか『~7』も、この6本目の監督で製作が進んでるらしいと聞くと、暗澹たる思いだぞ。

 6月19日、テアトル新宿で『ラブドガン』(リトルモア配給)初日舞台挨拶の取材。ゲストは、永瀬正敏、宮崎あおい、新井浩文、岸部一徳、渡辺謙作監督の5名で、場内は立ち見も出る盛況ぶり。なんか邦画を見ていると、浅野忠信と共にいつも出ているような印象の永瀬だが、昨年撮った出演作はこの作品だけだったとか。要は邦画の場合、完成から公開までの期間にかなりのバラつきがあるってことなんだけど、なんか凄く意外な感じがする。作品自体は未見なので、観る機会がきたらあらためて書きます。

 その後、既に報告したように(笑)、新宿近辺で中古ソフトを探索したり、書店に寄ったりと時間を潰し、夕方には浅草の比呂さん宅を訪問。ホラー好きの仲間が持ち寄った、ホラー映像の上映会…と言っても、法にふれるものの上映は残念ながら無し(笑)。メインとなったのは、BS-i放映分の『怪談新耳袋』サードシーズンのハイビジョン・ソースでの全話上映。映像面にはワリと無頓着な自分にも、ちゃんとした環境で観ればいかにハイビジョン映像が鮮明なのかを実感したという。参考に第1シーズンで手元にDVDのあるエピソードも見せてもらったんだけど、その差はまさに雲泥って感じ。確かにこれが録画できる環境ならば、市販のソフトなんざ買う必要はなくなるかも…と言っても、僕は画質より特典の予告編をとって、やっぱソフトを買っちゃう気がするが。

 ただ、初見の『怪談新耳袋』サードシーズンは、全体的には結構微妙…つうか、実話怪談としてはどうよ?って作品が多すぎてかなり興醒め。『「超」怖い話A~闇の鴉~』に続き、『新耳』よお前もか…みたいな感じ。本編前にCMが流れていた劇場版は、はたしてどうなんだろうか?

 この他、5月17日の記事に対するコメントで、NALUさんが書いてくれたインド・ホラー『BHOOT』も、当人が持ってきてくれたんで観ることができました…つうか、正確には深夜の上映時には、すっかり酔いの回った自分は一人で爆睡し、翌朝ちゃんと朝起きしてから、あらためて見直したんですが。中身の方は、ちょっと身を乗り出しそうになる描写もあるけど、まぁ普通の亡霊復讐譚だね。踊りも歌も無いシリアス路線なんだけど、それが逆に物足りなかったりすのがなんか可笑しいぞ。

 結局20日は主が寝ているのをいいことに、昼過ぎまで“勝手知ったる他人の家”を堪能しまくり。後片づけも碌にしないで、お邪魔様でした>比呂さん。

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June 21, 2004

『シュレック2』『ゲート・トゥ・ヘヴン』『ブラザーフッド』ジャパン・プレミア取材

 ここでは、相変わらず時間は時系列には流れないのだ(苦笑)。

 6月17日、朝6時過ぎに起きることに成功。でも、問題はこれが継続できるかどうかなのだけどね(苦笑)。とりあえず、書き終わらなかったけど2日遅れの記事を書いたり、久々に『シュレック』のDVDを観たりと、なんとなく怪鳥もとへ快調な午前を過ごす。

 午後1時からUIP試写室で『シュレック2』(UIP配給)の試写を観る。前作のラストで、「永遠に幸せに暮らしました」と幕を閉じた物語だが、実際の生活には様々な難問が待ち受けていて…と、二人の結婚を巡っての事件と互いの気持ちを描いた物語は、期待に違わぬ面白さ!最近、何かと言うとフル3DCGを謳うアニメーションが増えているように感じるけれど、その手法が現段階では、非人間キャラが人間以上に豊な感情表現で魅せてくれる本作のようなファンタジー系作品にこそ最適なことを如実に示してくれている作品だ。勿論、フィオナの両親や外見は人間と変わらぬ妖精のゴッドマザーなどの人間キャラも、楽しさを残しつつ前作よりも緻密に描かれている。それでいて、クライマックスに登場するダイナミックな“奴”?など、ファンタファンなら男泣き必至の見せ場にも、事欠かない。

 ハネムーンから戻ったシュレックとフィオナ姫のもとに、“遠い遠い国”に住むフィオナの両親ハロルド国王・リリアン王妃から二人の結婚祝いの舞踏会への招待状が届く。フィオナに促がされ気の進まぬまま“遠い遠い国”に向ったシュレック(勿論、ドンキーも無理矢理同行)。だがそこでは、彼らの愛情を問う恐るべき陰謀が待ち構えていたのだ…

 シュレックとフィオナ姫のハネムーン風景をコラージュした、冒頭からもう幸福感に満ち満ちているんだけれど、その合い間にひょいっと挿入されるパロディ・ネタもかなり強烈。『地上より永遠に』よろしく波打ち際で二人がたわむれる直後の一瞬のオチは、お見逃しなきよう要チェックだ。二人からオジャマ虫ぶりを指摘されたドンキーが、『マグノリア』の“one”を切々と口ずさむシーンが爆笑ものだったり等と、音楽ネタのセンスも相変わらず冴えている。また舞台となる、“遠い遠い国”は、まんまハリウッドなのね。ちゃんと山にはサインもあるし、有名おとぎ話キャラはビバリーヒルズに豪宅を構えていたりする。

 物語の大半で、怪物形状で登場のフィオナ姫が、タフネスかつ優しいキャラクターで前作以上の魅力を発散する。その包容力と、しっかりした性格は母譲りだったのねと納得させてくれるリリアン王妃は、実際に女性版ナイトである“ディム”の称号を持つジュリー・アンドリュースなので、その気品は本物って感じである。一方、娘の夫が怪物であることに耐えられないハロルド国王役のジョン・クリースも、駄目王ぶりがはまりまくり。

 とりあえず、オリジナル英語版も勿論面白かったのだが、前作に続き同時公開される日本語吹替え版も楽しみ。そっちも絶対、近々観てこようと誓ったのだった。なお公開は、7月24日より、日比谷スカラ座他にて、全国拡大ロードショーとのこと。

 続いて3時半からTCC試写室で『ゲート・トゥ・ヘヴン』(アルシネテラン配給)を観る。奇しくも同じくアルシネテランが配給した『パリ空港の人々』と同様に、空港を舞台にした作品だが、ヒューマン・コメディ風だった『パリ~』に対し、こちらはファンタスティックなラブ・ストーリー。監督は『ツバル』のファイト・ヘルマー。

 スチュワーデスを目指すインド娘の清掃係ニーシャとパイロットを目指し密入国してきたロシア人の青年アレクセイ。文化も週間も異なるが同じく空を夢見る二人は、夜の空港に停まっていた無人のジャンボ機の中で出会い、やがて互いに恋心を抱いていくのだが…

 アレクセイをはじめ国籍を異にする密入国者たちは、舞台となるフランクフルト空港の迷宮のゆな地下室でこっそり暮らしていて、彼ら及び空港職員は空港内を荷物運搬用コンベアーにひょいっと乗って目的地へと移動するんだけれど、これがすっごく楽しそう。まるで不思議の国を、探検しているかのようなのね。また、ニーシャが歌い踊るところも、ヘルマー監督のインド映画へのオマージュが溢れて、本当にハッピー。ニーシャを演じるマースミー・マーヒジャーも可愛いしね。そうした作品に溢れる幸福感故に、ちょっと甘い気もするハッピー・エンドも至極納得なのだ。シアターイメージフォーラムにて、7月ロードショー公開予定とのこと。

 その後、『ブラザーフッド』ジャパン・プレミア取材のため、5時過ぎに東京国際フォーラムへ。受付したら、この日も前日と同じく61番だった(苦笑)。前日の会見出席者に加え、主演女優のイ・ウンジュン他3名を加え6名が舞台に立ったジャパン・プレミアは、一般観客のすさまじい熱気にひたすら圧倒されました。

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June 19, 2004

今日の収穫

よくまぁこのブタ顔メイクの吸血鬼を、メインビジュアルにしたもんだ感溢れる『ナイトフライヤー』輸入版DVD。新宿のディスクユニオンの半額セール品で525円なり。部分、部分では見るべきところもある小品ってところかな。このメイクは、最低だけどな。

さらにソフマップでは、またまたアルバトロスの殺人蜂もの『リーサル・レギオン』も、2000円強で保護(苦笑)。

とりあえず、今朝までは順調に起きられていい感じです。でも今朝は、17日分の映画の話は出かける前には終わらなかったので、明日あげます。

今晩は、友人宅で不法ってことはないが(笑)上映会。

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June 18, 2004

体質再改善なるか?『ブラザーフッド』来日記者会見

 6月16日…というか、15日がそのまま続いている(苦笑)。今年の年始に夜型の体質を堅気…とまでは言えなくとも、朝9時頃には起きるように改めたのだが、ふと気づけばいつの間にやら元の木阿弥。朝9時に起きれば午後1時からの試写にあわせて出かけるにしても、出かけるまでに纏まった時間がとれるのだが、10時過ぎ起きじゃなんもできないんだよな。

 そんなこんなで、15日の晩はアルコールも絶って、貫徹モード。16日は予定していた取材の拘束時間が結構長いため、タイミングがあいそうな試写もないことからわざと体調を睡眠不足体制にして、その晩早寝してリズムを変えようと思った次第。でも、流石にお昼前には激しい睡魔が…。しょうがないので(…と言うか、取材時は一応チャリは控えるようにしているのだが)、日比谷線直通東横線で30分ほど爆睡。これが実に気持ちいい。

 午後1時半にウェスティンホテル東京に着。『ブラザーフッド』来日記者会見の受付を目指すと、受付開始30分前なのに既にもの凄い列。韓国人気恐るべしだな。なんでもこの日、成田空港に詰め掛けたファンは、トム・クルース来日時を凌ぐ歴代1位の2000人超だったらしいし。んで、受付をしてみたら61番だったという。しかも、会見がはじまるまでまだ1時間半もあるんだぜ。

 で、時間つぶしにTSUTAYA 恵比寿ガーデンプレイス店を覗く。とりあえず渋谷店でずーっとレンタル中(…って、要は紛失しちゃったのね)B級モンスター・ムービー作品の存在を確認できたけど、ジャンル作品で見ていくとやっぱ渋谷店の方が充実してるかな。

そうこうしている内に、会見開始30分前になったので会場に戻ろうと、出口に向かって歩き出すと、知人のカメラマン・金澤智康さんと久々に遭遇。受付開始前に、列のかなり前の方にいるのは気づき、流石本職のカメラマンだなぁ…と思ったのだが、話を聞くと受付開始2時間以上前で14番だったとのこと。そりゃ、30分前じゃどうにもならんわけだよね(苦笑)。

 『ブラザーフッド』の会見は、主演のチャン・ドンゴン、ウォンビン、彼らをいい味でサポートしていたコン・ヒョンジン、カン・ジェギ監督の4名が出席。詳細は後ほどリンク予定の取材記事を参照していただければと思うのだが、劇中のキャラ同様、ムード・メーカとして会見を盛り上げたコン・ヒョンジンはすっごく好印象。

 会見を終え地元の駅まで戻り、久々に BOOK OFF を覗いてみると、マリオ・バーヴァ監督の『血みどろの入り江』国内版DVDと遭遇。輸入版DVD及び国内版ビデオは所持していたが、¥1550だったら悪名高きJVD版でも無問題!と当然保護。これでバーヴァの作品で日本版DVDリリース済み分は一応コンプリだ。トラマンが7月発売予定の『ファイブ・バンボーレ』も予約済みなので、後はどこかのちゃんとしたメーカー(笑)が『白い肌に狂う鞭』の日本版を出してくれるのを待つばかり(勿論『クレイジーキラー 悪魔の焼却炉』も出してくれる分には嬉しいよ。ご検討を>メーカー各位様)。

 夕食後、軽く飲みながら『血みどろの入り江』をチェックするが、たちまち強烈な睡魔が猛襲。DVD、TV等をつけっぱなしで爆睡しかけたのに気づき、電源を落としてとっとと横になる。思惑通り、この日の早寝には成功したが、おかげさまで11話の予約をすっかり忘れてしまいました…誰となく(苦笑)。多分、これが3話の完結編だったと思うので、来週から仕切りなおします(^^;;。

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June 17, 2004

『CODE46』『テイキング ライブス』『マインド・ゲーム』

 6月15日。上天気だけど、陽射しは前日より気持ち強めかな?この日もやっぱりスタートは六本木のGAGA試写室から。午後1時よりマイケル・ウィンターボトム監督のSF初挑戦作品『CODE46』(ギャガ配給)を見る。派手さは無いが、なかなかの快作だ。

 環境破壊の進んだ近未来。世界は、徹底した管理体制の敷かれた“内の世界”と、砂漠化が進む無法地帯“外の世界”に厳格二分され、それぞれの世界を行き来するには、審査を通った者のみにスフィンクス社が発行するパペルが必要だ。また、遺伝子操作技術の進歩により、クローン人間の存在は当たり前のものとなり、それに伴い25%以上同一の遺伝子を持つもの同士の受胎を禁じる“CODE46”が定められていた。

 ところが上海で違法パペルが流布される事件が発生し、スフィンクス社の調査員ウィリアムは上海に飛ぶ。パペル発行工場で容疑者たちと面接したウィリアムは、その中の一人マリアが犯人であること見抜くが、抗い難い何かを感じ会社側に虚偽の報告をしてしまう。そしてマリアもまた、ウィリアムに運命的な何かを感じ取り、やがて二人は愛しあうようになるのだったが…。

 近未来社会の描写は、上海、ドバイなど様々なロケ地で撮影された現実の光景をモンタージュして未来都市を生み出したとか。このあたりの見せ方にセンスのよさを感じさせるのは、同様に遺伝子レベルでの管理体制下の近未来を描いたアンドリュー・ニコル監督の『ガタカ』にもあい通じる間隔だ。ただし、『ガタカ』の方は宇宙飛行には不適切と選別された主人公が、己が宇宙への思いを実現するために、体制への戦いの末に夢を勝ち取る姿を描いたポジティヴな作品だったのに対し、本作は一組の男女の一途で胸をうつラブ・ストーリーを主軸におきながら、彼らを待ち受ける運命は実に過酷だ。しかも一昔前のディストピアもののように、管理体制を明確非道な悪役として描くのではなく、渦中の人間たちはそれを実感することはなく、しかし間違い無く管理化に絡め取られている状況は、リアルな戦慄を感じさせる。SF好きは、見ておいて損は無い。公開は、8月下旬頃よりシネセゾン渋谷、銀座テアトルシネマほかにてロードショー予定とのこと。

 午後3時半からはワーナー試写室で『テイキング ライブス』(ワーナーブラザース配給)を見る。被害者を殺害後、その被害者になりすまして被害者の“人生を奪う(=テイキング・ライブス)”正体不明の猟奇連続殺人犯と、それを追うジョリ姐扮するFBIの特別捜査官を描いたサイコスリラーのつもりなんだろうけど、肝心の殺した相手になりすます犯人という部分がイマイチ不発。捜査会議の中で、「犠牲者を殺した後で税金も払っていた」と台詞だけで説明されても、犯人の内なる闇は感じられないんだよね。ここはやはり、犯人の正体をジョリ姐(そして観客)が知らずに捜査をするフーダニット形式よりも、犯人を少なくとも観客に割った上で、その行動・心理をじくり描く方がそうした部分が伝わったと思うんだけどね。でも、作品の趣旨がそうなんだから、これは言っても詮無いことか。まぁジョリ姐ファン限定では、シャツのボタン胸元ギリギリまで開けた、ちっとも特別捜査官っぽくは見えない捜査官ぶりとか、モロ乳の濡れ場とか見せ場には事欠かないとは思うよ。公開はこの夏、渋谷東急ほか全国東急・松竹系にてロードショー。

 次の試写が午後8時からと、結構間隔が開いていたので、恒例5の日の秋葉巡り。と言っても、そうそう心臓が止まりそうな出物にぶち当たるわけもなく、LDがあるからと見送っていた『アナコンダ』と、殺人蜂もの『ブラックファイア』を保護するに留める…って結局買ってるじゃん。あ~ぁ、自己嫌悪(苦笑)。

 その後、食事を済ませてから再び六本木に移動。アスミックエース試写室でロビン西の同名マンガをアニメ化した『マインド・ゲーム』(アスミックエース配給)を見る。これは、ポジティブかつエネルギッシュで凄く面白かった。

 漫画家志望のフリーター・西は、初恋の女性・みょんと久々の再会を果たしたが、みょんの父の借金を取り立てに来たヤクザ・アツの銃弾で、最低最悪に無様な最期を遂げる。だが死後の世界で神様から転生を許されず消え去るように宣告された西の中に、これまでの人生で感じたことのなかった生への執念が湧き起こり、それを原動力に撃たれる寸前の自分に戻ると、逆に相手から銃を奪い取って撃ち殺してしまったのだ。自分を信じ思いのままに生きることにした西は、みょんとその姉・ヤンを連れてアツの兄貴分の車で逃走。それを激しく追撃する、ヤクザの車の群れ。デッドヒートの末、西の車は追い詰められて海面に向ってジャンプするが、丁度その時海面に巨大な鯨が顔を出し車はその体内に飲み込まれてしまい…

 原作は未読だが、破天荒で調子のいい物語は結構原作に忠実らしい。また最近話題のジャパニメーションの多くがリアル志向である中で、本作は敢えてデフォルメされた原作のヘタウマ風ラフなキャラが大暴れしてくれているのが、なんとも新鮮で面白い。さらにそれらのキャラクターは、時には3Dに、時には演じている役者(吉本系中心…関西弁が威勢のいい作品に案外いい感じだ)自身の実写映像になったりとまさに変幻自在ぶりを発揮するので、画面から一時も目を離せない。また、風俗的なギミックやサイケデリックで実験的な場面の数々から感じられる、60~70年代くらいの匂いも、単なるノスタルジーではなく積極的な再構築への意識が見られるのだ。

 兎に角、迫力の場面構成とアクション描写の臨場感…特にクライマックスの盛り上げ方は、自分の体が試写室のシートに押し付けられているかのような感覚を覚えるほどの興奮の連続。最初は、あまりにも痛過ぎる西君のヘタレぶりに、同族嫌悪を覚えつつも、居直ってからのブチ進みぶりには、いつのまにやら胸が熱くなってきたりして。何が起きていたのかあまり理解できなかった冒頭の映像コラージュも、再び繰り返されパズルのピースのようにカチッとはまるラストも心地よい。

 製作は『アニマトリックス』等のSTUDIO4℃。監督・脚本は、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』など多くの作品にアニメーターとして参加してきた湯浅政明で、本作が劇場用長篇初監督作品とのこと。この名前は、覚えておこう。

 公開は7月下旬より、渋谷シネクイント、心斎橋パラダイススクエアにてロードショー公開とのこと。

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June 16, 2004

『雲-息子への手紙』『青の塔』

 そうそう、一昨日アップ分の“ネーブ・キャンベル”表記だけど、正しくは“ネーヴ・キャンベル”でしたね。後で記事の方も直しておきますが、とりあえず報告っす。

 6月14日、梅雨の中休みらしく心地よい晴天(…って、なんか先週も自分が外出した時は7日以外は梅雨っぽくなかったような。まぁ、外出時に降られないことは望ましいわけだから、文句はよう言わんけどね)。勿論、汗だくにはなるけれど(苦笑)、チャリ日和としてはかなりいい感じ。

 そんなわけで、六本木までは1時間かからずに到着。午後1時からGAGA試写室で『雲-息子への手紙』(アップリンク配給)を観る。

 喜望峰、スコットランド、アイスランドほか世界各地でフィルムに収められた、刻々と姿を変え行く雲や火山など自然の映像で構成されたドキュメンタリー作品だが、その映像に併せて語られるナレーションは、各々の自然現象について語っているのではなく、『ノー・マンズ・ランド』の共同プロデューサーとしても名を連ねている女性監督マリオン・ヘンセルが最愛の息子に宛てた11通の手紙の朗読という一風変わったものになっている。また、このナレーションは、仏語版・英語版・独語版・西語版・蘭語版の5ヶ国版が製作され、それぞれ各国を代表する女優が担当している。日本ではカトリーヌ・ドヌーブによる仏語版とシャーロット・ランプリングによる英語版の2ヴァージョンが上映されるとのことで、僕が見たのはランプリング版で、ナレーションは感情を抑え気味でクールな印象を受けた。このあたり、ドヌーブ版はまた趣を異にするのかもしれないが。

 朗読される手紙の1つに、「雲を見て何と言えばいい?」「見るだけでいい それだけで充分」という一節が出て来るが、作品中に出て来る自然の映像はただ撮りっぱなしなものではなく、速度やトーンなどにデジタル画像処理を用いて徹底的に編集したものとのこと。そのために使われた予算は全体の15%を占めるというだけあって、監督の思いのたけの込められた映像は非常に高密度で、76分というコンパクトな上映時間とは思えないヴォリューム感があった。

 それにしても、火山礫がわらわらと降り注ぐ噴火の映像にはぶったまげたな。大好きなパニック映画などの作り物映像との、質感、爆発による火山礫の飛び散り具合などの違いを堪能しつつも、撮影スタッフの身が心配になってしまったよ(笑)。

 公開は9月18日より、東京都写真美術館ホールにてとのこと。

 次の試写まで結構時間的な余裕があったので、皇居の周りをポタリングしたりして時間調整。なんか、珍しく精神的にも余裕があるな(笑)。そして午後3時半から、新橋のTCC試写室で『青の塔』(アルゴ・ピクチャーズ配給)を観る。ひきこもりをテーマにした2時間26分の力作で、監督は劇場第2作『カタルシス』が本作に先立って昨年公開されている坂口香津美。

 19歳の青年・透は、幼い頃に妹が目の前で事故死して以来、昼夜が逆転したひきこもり生活をしている。二人暮らしの母親とも会話はおろか顔を合わせることもほとんど無い。襖に鍵をかけた部屋でペットのミジンコを観察し、深夜になると外に出て澱んだ運河のほとりを彷徨う。そんなある日、透はボロ船の中で倒れていた少女を助け起こすと、自分の部屋に連れ帰るが…

 特に透と母親の日常を追った前半は、物語的な起伏は少ないものの、透と母の住む町・家の生活臭溢れる佇まいや、執拗なまでの生活描写により異様なまでの緊張感と迫力がひしひしと伝わってくる。あたかも容赦無いドキュメンタリーを見ているかのようだ。実際、坂口監督はテレビのドキュメンタリー演出等をやってきた監督であり、また、中村祐介(透役)、さわ雅子(母親役)それぞれ演じるキャラクターと共通する実体験を持つ演技未経験者というのも、至極納得だ。

 ただ、やがて透を癒して行く存在となる少女が登場してからの展開は、フィクショナルな物語としては収まるところに収まった心地よさと幸福感はあるものの、逆に出来過ぎで物足りなさを感じさせるものになってしまったのが、何とも惜しい気がする。そんなに簡単なものなら、世間でこの問題がこうも騒がれるようなことにはならなかったのではないのかな?

 公開は7月24日からで、シネアートマン下北沢にてとのこと。

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“第16回ツール・ド・のと400”

 一応昨晩、アップしようとしたんだけど、なんかエラーで上手くいかず。後からココログのお知らせを見たら、システム負荷が発生しているとか。今晩も、同じくらいの時間だけど、果たしてうまくいくのかな?…などと、まずは言い訳(爆!)。

 さて土曜日に、能登半島一週サバイバル・サイクル2004・第16回ツール・ド・のと400の案内状が送られてきた。僕がこのイベントに参加したのは、96年から00年の5回。もう、3回パスしてしまったんだなぁ。

 今年の開催日時は9月18日から20日。大会は3日間の日程で全行程430Kmを走るのだが、速度を競うものではなくて、交通規則と大会規定を守り自然を楽しみ完走しよう!というのが趣旨。チェック・ポイントでの時間制限はあるけれど、滅茶苦茶早くないと駄目ってことはなく、ひたすらマイペースで漕げるってのが、結構自分好みなのだ。

 過去5回は4回完走。残り1回は、なんと初日にハンドルが折れるというハプニングに見舞われてしまった。多分、宅配での移送中に何かがあったのだろう。そう言えば、大会前日に自転車を引き取り、金沢市内の中古ビデオ屋(苦笑)を回っている途中で、妙にハンドルがしなって不思議に思ったのだが、その時にはハンドルに大きく入っていたことには気づかなかったのだ。一応大会には、地元の自転車屋さんや大会事務局側のサポートカーが何台も並走してくれていて、パンクやブレーキの不具合なんかは直に直してくれるんだけど、流石にハンドル・スペアを用意しているところはなく、片側ハンドルで数キロ先の昼食休憩場所で事務局に相談するも、どうにもならす泣く泣く脱落車用収容者でその日の宿泊先の輪島まで移動。輪島市内の自転車屋をイエローページで探し、3軒目くらいでようやく対応するハンドルがあったという。そんなこんなで、2・3日目は問題無く走れたけど、初日のトラブルでこの年は完走ならなかったのだ。

 松任市からスタートし、能登半島を北上する形で1週するコースは、日本海に面した部分が多く、多少のアップ・ダウンから死にたくなるけれど攻め登った時の充足感満点の本格的な峠道までそれなりにハードではある。それと台風シーズンゆうこともあって、自分の経験を振り返ると、大会3日間中で雨が1日も降らなかったことは、1度あったかどうかってくらいで、雨と汗でグシャグシャになりながら走ることもしばし。でも、晴れた時は、穏やかな日本海の眺望を眺めつつ下り坂を疾走する快感は、一度味わったら本当に忘れられない。休憩ポイントで、市民の方が差し入れてくれるフルーツ類なんかも、本当に美味しかったなぁ。

 今年は多分、趣味で自転車に乗っていたその頃よりも、コンスタントに距離を走っている。まぁ、以前に書いたとおり小径ミニでの街乗りだけど、体力的にはそこそこあがったような気もするんだよね。

 また不純なお楽しみとして、年1回の金沢市内の屑ビデオ探索も、そろそろやっておかないと、何処も同じで獲物があるチャンスは無くなりそうだし…

 などと思いつつパンフレットの、参加費・宿泊費等を見て見ると、昔参加してた頃より据え置きのようだ。だけど、そろそろ新しいPCを入れねばと思ってる自分にはちと無理かな…。行くとなると、ロードレーサーも整備しなくちゃなんないし。流石にプジョー コリブリ 16で丸山峠を攻めるのは無謀だろうて。

 つうことで、来年くらい再トライという遠大な目標(苦笑)に留めることにする。なお、大会について気になる方は、上記リンクを参照ください。参加申込書もダウンロードできます。

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June 14, 2004

『69』会見取材と『ブラザーフッド』&ネーヴ・キャンベル・デイ(笑)

 自宅での缶詰仕事と、それから逃避するための予告編ビデオ編集にかかずらわっているうちに(^^;;、またまた、3日間更新が滞ってしまった。その間にも、わざわざアクセスしてくださった皆様に、お詫びとお礼を申し上げます。今週からは、日々更新ペースを取り戻していきたいと思ってますが、またまたずっこけても温かい目で見守ってやってくださいませ(苦笑)。

 そんなわけで、こちらにアップしていなかった先週後半以降の主な出来事を簡単に記しておく。

 6月9日、帝国ホテルで開催された『69 sixty nine』東映配給)の記者会見取材。作品自体はスケジュールが合わず未見のままだが、『BORDER LINE』の李 相日監督の初メジャー作品と言うことで個人的には結構気になっている。劇場公開は、全国東映系で7月10日からとのこと。

 その後昼食をとってからUIP試写室に移動し、午後1時から『ブラザーフッド』UIP配給)の試写を観る。噂には聞いていたけど、『プライベート・ライアン』の手法に倣った、本家に勝るとも劣らぬ迫真の戦争場面と重厚なドラマは、スクリーンで観る価値大。まぁ、個人的な嗜好では、現在公開中の『シルミド』の方が燃えたけど、どちらにせよ韓国映画界が、歴史に裏打ちされた骨太なアクション・ドラマを生み出し続けるパワーには、本当に感心させられるね。なお今週は監督・キャストの来日会見が開催されるので、そちらも取材をする予定だ。

 6月7日、この日は奇しくも『スクリーム』のSID(笑)ことネーブ・キャンベル出演作の試写をはしご。

 その1本目として、午後3時半からメディアボックス試写室で、ロバート・アルトマン監督の『バレエ・カンパニー』SPO配給)を観る。実在の名門バレエカンパニー“ジェフリー・バレエ・オブ・シカゴ”のダンサー・スタッフ陣と、ネーヴ・キャンベル、マルコム・マクドウェルといった俳優陣の共演により、バレエ界に生きる人々の姿を描いた作品で、ドキュメンタリー要素にフィクショナルなドラマ(アルトマン作品にしては、薄口の気はあるが)を融合した構成はバレエに縁の無い僕でもあきること無く観ることができた。

 なお、ネーヴ・キャンベルは元々バレエリーナを目指した後に俳優に転身したとのことで、10年ぶりに特訓を積み臨んだという本人自演のバレエ場面も、素人目には遜色のない感じ。それにしても、マルコム・マクドウェルの飄々としたカリスマ芸術監督ぶりは面白すぎ。B級映画の悪役演技も捨て難いけどね。シヤンテ・シネ、Bunkamura ル・シネマにて今夏公開予定とのこと

 その後、スペースFS汐留に移動して午後6時半から『セックス調査団』アルバトロス配給)の披露試写を観る。監督は奇しくもアルトマン作品の脚本等を執筆後、『トラブル・イン・マイ・マインド』など、オシャレ系ミニアシアター監督として日本でも人気のあったアラン・ルドルフ。でも、僕の中ではあくまで鬼畜スプラッター『悪魔の調教師』で監督デビューを飾った人だったりするのだ(笑)。

 目前に迫った世界恐慌を知る由もなく、繁栄を謳歌していた1929年のアメリカ。一人の若い学者が、セックスの謎を究明するため、彼のパトロンの所有する屋敷で、教え子や友人たちを集めて、セックスについての議論を行うことにした。だが、その場に速記係りとして呼ばれた二人の若い女性(ネーヴ・キャンベルとロビン・タニー)の存在が、高尚?だったはずの議論を、緊張を孕んだ性のゲームに変えて行く…

 原題通りだが扇情的な邦題や、開幕直後にジュリー・デルピーとロビン・タニーが胸も露わに魅せるセックス場面は、『桃色白書』に続く今年のアルバトロス・エロティック路線第2弾に相応しいぞと、男子の期待を一瞬奮い立たせるが(笑)、それ以後は際どくともあくまで言葉の応酬を中心としたディスカッション・ドラマに変貌する。そういう意味では、銀座シネパトスでの色物的公開は、おじさま観客一同からお怒りを買うかも(苦笑)。むしろ時代設定や作品のタイプとしては、ルドルフ作品中ではあまり僕の得意としない『モダーンズ』にも通じるまさにミニ・シアター系作品だろう。実際、当日会場で居合わせた知り合いのライターさんたちには一様に不評だったのだが、笑ってその場を取り繕った自分的には実は嫌いな作品ではなかったりする。なんか頭でっかちな知識人が、理知的かつ空虚なセックスの議論を続ける姿って、妙に可笑しくてひきこまれるんだよね。勿論、試写から5日が経過した現段階では、その内容がどんなものであったかは、思い出すこともできないのだけど(苦笑)。そして、若手出演者陣の中でその存在感を最大限に発揮し、ガハハオヤヂ的なパトロンを豪快に演じるニック・ノルティが実にいい…って、結論は両作品ともベテランが頑張ってますってことになってしまうのだろうか(苦笑)。なお、本作では『ザ・クラフト』で同期(笑)のロビンがお盛んな速記者を演じているのに対し、ネーヴはやっぱりお堅い処女役。当然、胸も見せないので、ファンは余計な期待をしないように(…って、ファンには言わずもがなかな(爆!))。なお、銀座シネパトスでの公開は、8月21日からとのこと。

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June 10, 2004

第10話にして…

 ようやく観ました『鉄人28号』。これで、ようやく蕎麦屋の出前持ち状態を卒業か(苦笑)。

 僕自身はオリジナル『~Q』に比すると、オリジナル…つうか最初のアニメ版『鉄人~』って、ほとんど再見する機会も無く、当時は面白く観ていた記憶があるのみで、具体的にどこがどうよかったとか個々のエピソードについてはほとんど覚えてなかったりして…。そういう意味では思い入れも低めで、それが出前持ち状態と言う体たらくを生じさせていたわけですが…いや、そんなことはどうでもいいや。確かに、モノトーンでダークな昭和の東京がとっても魅力的で、こりゃ最初から観といた方がよかったと、ちと反省モードに入ってます。やはり、悪の田中さまはじめ皆さんの絶賛は、伊達ではないっすね!今回はお話としては、3話ものの真中であったらしく、判らないことは全然ないんだけど、イマイチ一見さん的にはとっつき難かった気もしますが、テーマ的にも正しく空想科学ものって感じですね。

 とりあえず、劇場用アニメ版もシリーズを受けたものになるそうですので、今後は観逃しのないようにしたいと…

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June 09, 2004

シエラさま復活!『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』『危情少女~嵐嵐』

 6月7日、ホラー映画フォーラムの親方さま、シエラさまと久々にお会いする。体調を崩されてから、療養中だったシエラさまですが、この日はすこぶる調子がよさそうで、少しづつ活動を再開していきたいとのこと。つうことで、心配されていた皆さんは、ひとまずご安心くださいまし。でも、くれぐれも無理は禁物ですよ>シエラさま。

 そんなわけで午後1時から本職の魔女様(笑)と、ワーナー試写室で『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』ワーナーブラザース配給)を観る。御存知シリーズ第3弾。長編小説の映画化故に、今回も2時間半弱の長尺だが、それでも詰め込みすぎ故に展開が忙しないのはちと残念(このあたりは『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』でも感じたことだけど。まぁその忙しなさが、後半の『グランドツアー』な展開(笑)に有効だった気がしないこともないのが。でも、例のハリーの額の傷が右へ、左へ、中央へとなんで移動するのかは不明。これも魔法か!?(爆!)。それにしても、生徒たち皆成長しちゃってるよね。成長に合わせたシリーズというコンセプトなんだろうけど、第4作大丈夫なんだろうか?でも、予告編観た時には「間違った方向に育っている(爆!)」と勝手に思ったハーマイオニーは、案外そうでもなかったっす。6月26日より丸の内ピカデリー1他全国松竹・東急系にてロードショー公開。

 その後3時半からメディアボックス試写室で、『危情少女~嵐嵐』パル企画配給)を観る。悪夢に苛まれる嵐嵐は、ある日悪夢に出て来る洋館と現実に出くわす。そこは、嵐嵐の母親が自殺を謀った彼女の生家だった。嵐嵐は悪夢を解明するために、洋館に移り住むが、彼女の周りでは謎めいた事件が次々と起こり、現実と悪夢、現在と過去の記憶の境界は次第に曖昧になっていき…

 本作の惹句は“中国映画史上初の本格恐怖ホラー(…って言葉がダブってますが-笑-)”。香港映画を除外すれば、中国製ホラー映画って確かに珍しい方かもしれない。んで、上記のような展開だと、結構そそられるでしょ?でも、これが描写的にも怖さは薄く、物語的にも新東宝トンデモ現代怪談を火サス風に薄味に再現しましたって感じなんだよね(実際、元々はテレフィーチャーらしいのだが)。封印されていたはずの街路にあった嵐嵐の生家に、次々と現れる下宿人(事件の関係者もいるけれど、意味ありげなのに全くなんで来たのかわからない奴もいる)、事件の真相を知り嵐嵐を助けるため遥か遠くの田舎町から走り出す恋人とか、兎に角つっこみどころ満載。監督のロゥ・イェは、東京フィルメックスでグランプリを受賞した『二人の人魚』などを撮った俊英ということだが、どういう製作意図で本作を撮ったのだろう?怪奇ミステリーのパスティーシュのつもりなのかな?山田誠二監督作品とかクレジットされていれば、結構納得かも(笑)。7月3日よりテアトル池袋にてロードショー公開。

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June 08, 2004

“勝手にDATW”最終回『グランド・クロス』

 つうことで、ご好評いただいたかどうかは結構微妙(苦笑)な“勝手に『デイ・アフター・トゥモロー』応援ウィーク”も本作が最終回で、『DAT』でもメインとなった、新たな氷河期を題材にした『グランド・クロス』だ。実際、この災厄を扱った作品としては、これまでもR・アルトマン監督の『クィンテット 極寒の未来都市・死のゲーム』や、邦題が意味不明な『炎の復讐』なんてのがあるのだが、前者は凍りつき人類絶滅寸前の未来社会で繰り広げられる死を賭したゲームを題材にした哲学的な作品だったし、後者は氷河期直前くらいの異常気象で、農作物が獲れなくなった世界で食物を巡ってのサバイバルもの。そう考えると本作こそが、地球凍結によるカタストロフを真正面から描くまさに先駆的な作品なんですな。

ice.JPG

 5月のLA。昨日までは、早くも真夏かと思えるような陽気だったこの街で、突如吐く息が白くなり、空から雪が舞いおちはじめた。太陽の出力が20%減少し、その表面の1/4が黒点に覆われたことにより、地球を氷河期が襲ったのだ。赤道直下の一部の地域を除くと、気温は零下40度近くに下がり、その状態は20年近く続くという。ロス市警の刑事ドレイクは、凍りついた市街でたまたま助けた気象学者ケスラーから、重要人物を迎えに来る船があることを知らされ、彼の恋人や息子、そしてケスラーら一行で、警察署に放置されていた雪上車でマリブ港を目指すのだが…。

 テレフィーチャーであるにも関わらず、静かで冷たい破壊絵図をかっちり描いているのが実に画期的だ。雪崩で崩れ去る“HOLLYWOOD”サイン、ブリザードで窓ガラスが砕け散る高層ビル。そしてパームツリーも凍りついた街路を、静かに進む雪上車。常夏に近いLAを舞台にしているだけに、それらの場面は雪と街とのコントラストが一際新鮮である(だって、『DAT』は別格だけど(笑)NYだと雪降っても不思議じゃないっしょ(笑))。ロスに雪上車があるのは、遅まきながら危機を知った政府が配備したもの…ってことで、ご都合主義っぽくはあっても、君たち徒歩でどこまで行けるんだよ…な『DAT』の後半よりは説得力あるかな。それに、マリブに向う主人公たちに、暴徒や逃げる手段を求める兵士たちが襲いかかるのも、オヤクソクながら嬉しいところ。やっぱ、極限状態では、人はエゴ剥き出しにして戦わなくちゃ(ヒトゴト…It's only a movieだもん-笑-)。その一方で、救出に来た原潜の艦長の男気溢れる計らいとか、泣かせるようそもそこここに。このジャンルに興味がある人なら、一見の価値はある作品だよ。

 なお、避難しようとした大統領が事故死する(しかも、その部分は直接本編上では見せない)のは、『DAT』と同じ趣向。また、主人公たちがLAを脱出する前夜、寒さから身を守るために、ドレイクの元妻の現旦那の大事な蔵書を燃やして暖をとるのも、『DAT』の図書館場面に先立つもの。因みに、最後まで燃やさずに残そうとする書物は、本作ではダンテの『神曲』だった。そりゃ、個人所有じゃグーテンベルグ版『聖書』ってわけにはいかないだろうって(笑)。

 脚本の二人は、やはり宇宙線によるカタストロフの幕の内弁当(こちらはオゾン・ホールだが)を、『ザ・コア』に先駆けてテレフィーチャー化した『オゾン・クライシス』を書いた人。どちらも、大作の後続作ではなく先に立って作っているという点は評価すべきでしょう…っつうか、きっと僕と同じようなメンタリティの持主なんだろうな(苦笑)。んで、監督のジーン・デ・セゴンザックは、テレビを中心に活躍してきた人のようだが、本作の後『ミミック2』も撮っているんで、個人的にはジャンル系監督としての行末が楽しみな方である。

 なお邦題は、ノストラダムスの大予言を睨んだ時期でのリリースに所以するものであって、劇中1999年とか、グランドクロスとかのキーワードが一切出てこないのはオヤクソクなのである。

 因みに、駄目なパニック映画(爆!)ネタは、まだまだくさり雪崩れるくらいありまして、今後も単発で紹介して行くつもりでおりますが、ついでに言うといつかはblogではなくて、パニック映画Webを立ち上げたいと思ってます。まだまだ先だと思いますが、ご要望、ご期待、ご指導、ご意見等ありましたら、コメントもしくはメールでお知らせくださいませm(__)m。


グランド・クロス
ICE
1999年/アメリカ/90min/DVD:ビームエンターテインメント
監督:ジーン・デ・セゴンザック
脚本:ロデリック・テイラ、ブルース・テイラー

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June 07, 2004

『宇宙の7人』じゃないんだ(爆!)『SAMURAI 7』

 6月3日、『アニマックス Presents Akira Kurosawa's SAMURAI 7』の完成発表会の取材で午後2時に六本木ベルファーレ入り。生涯をたく道を貫き通す…つうかそれしか出来ない(爆!)自分的には、すっげぇ落ち着かない会場なんですけど(苦笑)。

 『アニマックス Presents Akira Kurosawa's SAMURAI 7』は御存知黒澤明監督の『七人の侍』を原典にしたSFアニメーション・シリーズ。詳細情報を知るまでは、SF化って言うと、やっぱ『宇宙の七人』だよね。監督のジミー・T・ムラカミはその後、長篇核カタストロフ・アニメ『風が吹くとき』も撮ってる、アニメとは縁浅からぬ人物だし。するってぇと、やっぱ侍の中にはシビル・ダニング風マッチョな女戦士もいるのかぁ…?と勝手に想像を逞しくしていたが、勿論現実は大違い(苦笑)。『青の6号』、『戦闘妖精雪風』などのGONZOが製作し、スカパーPPVで放映される作品とのこと。でも、家のスカパー見れるTVって、電話線から離れているんでPPVはよう見れんのよね。う~みゅ、でもまぁ、いいか(笑)。

 当日のイベントの模様はこちらを参照してもらうとして、ベルファーレの上映環境って音はガンガン過ぎるくらいに鳴りまくるんだけど、肝心の映像がモニター集合体巨大ビジョンによるものなので、イマイチ画質が不鮮明だったのはちと残念。

 とりあえず第1話は、カンベエ(原典に比べると、若くてニヒル)、キクチヨ(ロボットでやんの!)、カツシロウ(わりと近い線)の3人が登場するも、あくまでプロローグ的な内容。これから、原典をどう料理していくかは、ちょっと興味深くはあるが…家では観れない(爆!)。

 なお、6月4日~6日は家にこもっていたので、特に書くようなことは無し…と思ったけど、31日に発送されたはずのヤフオク落札品が未だに届かないのがとっても不安。2度目の郵便事故か?

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June 06, 2004

『MS イグルー』製作発表会、三賢者(一人例外)添野家訪問

 6月2日、先にモブログであげたとおり、松戸のバンダイミュージアム『機動戦士ガンダム MSイグルー』製作発表会の取材。流石に横浜からだと遠いなぁ…って、施設自体は松戸駅のすぐ横なんだけどね。

 3DCGガンダムと言うと、それが本道かどうかは兎も角として、僕なんかはやっぱり『Gセイバー』を想起しちゃうんだよね。ただ、今回はMSのみならず、人物キャラなども全て3DCGで映像化するのだとか。そのあたりについての経緯は、こちらの発表会レポートを参照してもらうとして、当日発表会では2分程度の本編特別映像も上映されたが、それだけじゃ未だ評価はできないよな…つうか、台詞も入っていない状態だと、CGIで描かれた人間キャラって、やっぱお人形さんぽく見えちゃってね。このあたりが、ロートル向けを目指した渋い作品にとって、マイナス要因にならなければいいのだけど…。

 発表会終了後、8Fガンダムカフェで実物大ガンダム頭部を眺めて一休み。折角だから、ミュージアム内も観てみようかな…と思わないこともなかったのだが、その後約束があったので、そそくさと都内に戻る。夕刻、SFオンラインですっかりお世話になった編集者&ライターの添野知生さん宅を訪問。この2月に長女想子ちゃんが誕生した添野家を、同じくSFオンラインの編集兼ライターだった堺三保さん(誤変換のままアップしちゃってたので、直しました。すみません)、比呂さんとお祝いを兼ねて襲撃してみたのだ。

 想子ちゃんは、見知らぬ大きいお友だちが何人も襲来しているにも関わらず、泣き出すこともなくすっかりお姉さんな感じ。未だに僕を観ると下を向いて逃げる(苦笑)、家の姪っ子とは大違いだな。

 それと噂には聞いていたが、添野宅の書籍・ソフト・ビデオ・CD等の収納スペースの充実ぶりは、羨ましくって溜息しかでないっす。新居設計時に、1階の書庫、2階の書斎部分の棚をきっちり設計されたそうで、ものすごくシスティマティック。家も、あの1/4でいいから、あやかれたらいいのになぁ。現状、とても人を上がらせられる状況じゃないし…。

 なお、東方…は一人だけで後は西方か…から来た三賢者(一人除く)が、当日お祝いとして持参したブツは、タイガース虎のぬいぐるみ(野球は見ないんで名前はようわからん…でも、これは女の子にあげるのはありかな)、ジャイアントロボ食玩4点セット、『キャプテン・スーパーマーケット』版アッシュ・フィギュアだったという。どこがお祝いなんやねん、これだからをたくって奴は…(苦笑)。

 そうそう、をたくと言えば、この日添野さんがきっちり残していた録画テープで『カルトQ』を久々に鑑賞。SFの回は、堺さん出演ということで観始めたのだが、カルト映画(B級映画だったかな?)の回には、『ロボコン』の古厩智之監督が回答者として出ていたのは結構びっくり。

 といったところで、当日はご馳走様&御世話さまでした>添野さん。

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June 05, 2004

キルスティン・ダンスト可愛すぎ!取材の合い間に映画の日。

 なんか、“勝手にDATW”ばかり書いていたら、今週の日記兼映画ネタがドンドンたまってしまったよ(爆)。つうわけで、そっちも消化して行こう。

 6月1日、午前11時から新宿パークハイアット東京で開催された『スパイダーマン2』キルスティン・ダンスト来日記者会見に参加。参加前は、あくまでお仕事の一つだし…と結構醒めた態度での参加だったが、会場に現れたキルスティンの姿にもう大感激!予告編等からは、ロング・ヘアーで難しい表情とかなり大人びた(婉曲表現-爆!-)印象を受けていたのだが、髪をショートにして明るい笑顔を浮かべたその姿は、あまりにも瑞々しくて可愛すぎ。誰だよ、「最近では知的な美少女と言うよりも、気持ちおばさん風…」なんて書いてたのは!…って俺っすね。すいません、前言取り消します。彼女が演じるメリー・ジェーンとご自身の恋愛感などに関する受け答えも、フランクかつナチュラルな態度が好印象。会場には、現彼氏ジェイク・ギレンホールが来ていて、思わず恥らっちゃう姿も、妬けるというより、素直に祝福したくなる初々しさだったよ。本当にええもん、見せてもらいましたわ。なお、会見の具体的な内容とクリスティンの艶姿は、こちらからどうぞ。

 会見終了後、大急ぎで新宿西口の外れから東口に移動し、先月の映画の日には玉砕した『純愛中毒』へ。今回も、時間的には12時20分の回開場直前になってしまうので、劇場につくまでは入れるかどうかが結構冷や汗ものだったが、流石に平日かつ公開から1ヶ月強経過ということで、無事に観ることが叶ったと言う(それでも、場内は女性客を中心に9割以上の入りだったのは、大したものだと思う)。

 さて作品の方だが、『秘密』のようで決定的に『秘密』とは異なり、でもやはりある部分は『秘密』な作品…って何のこっちゃ(苦笑)。いや、この作品の面白さと魅力(それは同時に、ある種の不快感と絶望をも孕んでいる)を語ろうとすると、どうしてもネタバレに繋がらざるをえないんだよね。一応未だ公開中なので、とりあえず“お薦め”とだけ書いておこう。中毒という言葉が持つ意味を、常に頭の片隅に置いて観るのが吉かと。

 その後、大久保で新作アニメ『おじゃ魔女どれみ ナイショ』のアフレコ取材をサクット終えてから渋谷に移動。6時45分からシネ・フロントで、『世界の中心で、愛を叫ぶ』を観る。流石に興行成績独走中作品らしく、観客の入りは若い女性同士や、カップルを中心にほぼ満員。

 行定勲監督には、昨年の秋『Seventh Anniversary』公開前にインタビューをする機会があったのだが、それが丁度この作品の撮影合い間に四国から戻ってきた時だった。この時、作品タイトルは監督から聞いていたのだが、ぢつはベスト・セラー小説が原作であることすら知らなかった…というか、小説の存在自体知らなかった自分(苦笑)。そういう意味では、監督故に興味を持った作品であり、難病ラブストーリーらしい以上の予備知識はほとんど持たないまま作品に臨んだのであった。

 そんなわけで、原作に比べて…的なひっかかりを覚えることはなく、素直に観れたラブ・ストーリーだった。大人になった主人公たちが、ようやく喪の仕事を終え次のステップに進むという全体の構成は、『ひまわり』に続く監督の十八番かな…と思ったら、プログラムに掲載されていた監督インタビューによれば、この構成自体は最初に脚本化した坂本裕二氏によるもので、監督自身は繰り返しになるのを嫌い一度は断ろうと思ったとか。そしてその上で、さらに先の第1歩を描く作品を目指したということで、その思いや行動に不自然さを感じる部分がないことも無いが、現代パートの律子と朔太郎それぞれの過去への決着と新たな旅立ちは説得力があったと思う。また、高校時代のパートも、亜紀を演じる長澤まさみが『ロボコン』とは、一味も二味も違う好演を見せていて好印象。80年代風俗の扱いも、結構ツボだよね。

 だけど、やっぱりSFファンの端くれとしては、このタイトルって違和感あり(笑)。

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June 04, 2004

“勝手にDATW”その4『大津波』

 “勝手に『デイ・アフター・トゥモロー』応援ウィーク”第4弾は、ネタ元の進行に合せての津波ネタだ。その発生原因は、隕石落下の影響(『メテオ』、『ディープ インパクト』)、地殻変動(『日本沈没』、『ディープコア2000』)、兵器(『クラッシャー-大津波-』)、宇宙生物(笑)(『アビス』)など多岐に及ぶわけだが、『DAT』とに先立ち地球温暖化に材を取ったのが、なんの捻りも無い邦題が質実剛健のゲルマン気質を感じさせる(…って邦題だろ-苦笑-)ドイツ映画『大津波』である。

deepwater.JPG

 北極圏の環境調査を行っていたグリンピースの科学者は、地球温暖化により北極圏の巨大氷山に大崩落の危機が迫っていることを察知した。その崩落規模は、フランス国土の面積にも匹敵するほどで、これが海水に落下し漂流しはじめる影響でヨーロッパの海に面した大部分の平地は、津波に飲み込まれ海面下に沈むだろう。学者はドイツ政府に警告を発するが、途方も無いデマと一笑にふされてしまう。そうこうするうちに、とうとう大崩落が発生し、対策もままならぬヨーロッパ沿岸に嵐と大津波が襲いかかるのだった!

 サイエンスな面はおいとくとして(笑)、災厄規模自体はそこそこ大きめ。なのに、災厄の予兆と警告→相手にしない官僚→災厄発生慌てて対策を講じるも既に手遅れ→大津波到達…という物語に、市井の人々のエピソードが挿入される展開は、全体的に地味で想像的な楽しさやエモーショナルな高まりを欠いているのが難点。観測船を飲み込む津波の図などは、ミニチュアとの合成で描かれるが、このミニチュアがまたショボ目で微笑ましさを覚えさせてくれる。津波が襲った後の水没した家屋は、『地球最後の日』『妖星ゴラス』のデ・ジャ・ビュか。

 そうそう、リゾートに来ていて災厄に巻き込まれる一家の息子が、発生前に鰻釣りをしながらペットのワン公に向ってたれる大漁の秘訣は「馬の頭で罠を作るんだよ。昔映画で見たんだ」って。むこうでは、今でも国民的な映画なんだね>『ブリキの太鼓』(笑)。

 アート系作品に劇場未公開ビデオ作品と、日本でも相反する分野でそこそこの数が入ってきているドイツ映画だが、特に後者に関しては作品的にも記憶に残るものが少ないためか、スタッフ、キャストの名前も馴染みのない場合が大半。そんなわけで本作のジギー・ローズムンドなる監督も、これが日本初お目みえかと思っていのだが、驚いたことにシルビア・クリステルのエロ青春映画『卒業試験』等の監督だった。結構、キャリア長いんだね。まぁ、作品からはそんなキャリアの重みは、全く感じられなかったけど(爆)。

大津波
EHEBRUCH(N DEEP WATER)
1996年/ドイツ/88min/DVD:アドバピクチャーズ
監督:ジギー・ローズムンド
脚本:ザビーネ・ティーズラー

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June 03, 2004

“勝手にDATW”その3『アトミック・ツイスター』

“勝手に『デイ・アフター・トゥモロー』応援ウィーク”第3弾は、ドロシーを家ごとオズの国に吹き飛ばしたり、モーモー鳴く牛を巻き上げたりと、アメリカの田舎生活では欠かすことのできない竜巻っす。『DAT』での竜巻描写で画期的だった点は、これまで穀倉地帯やせいぜいで田舎町くらいにしか被害を与えられなかった竜巻に、高層ビルの立ち並ぶLAの大都市で大暴れさせたことと、これまでの諸作では単独発生が多かった竜巻が右に左に、前に後ろにと、無数のものが一度に暴れまわったことの2点だろう。そんな中で、後者に関しては、W竜巻までは過去にも描かれたことがあって、その例が今回紹介する『アトミック・ツイスター』だ。

atomictwister.JPG

 テネシー州バセット群のヘル・クライン原子力発電所を大型の竜巻が直撃し、施設は大きなダメージを被ってしまう。更に職員が危機回避の為に取った対策が裏目に出て、使用済燃料棒貯蔵タンクへの注水が止まり、発電所にはメルトダウンの危機が迫っていた…

 つことで、怪獣映画が単体作品からVSものへと爛熟の一途を辿ったように、パニックものも同じ轍を踏んだいう作品あるね。竜巻とメルトダウンという二つの要素を合体させて、アイデアに行き詰まったパニックものに新機軸を打ち出そうと試みた…のかもしれないけど、その甲斐が全然伝わって来なかった凡作テレフィーチャー作品ですな。大体この合体パターンって、航空機+蠍=『エア・スコーピオン』とか、地震+テロ+細菌+空爆=『シェイクダウン』等、ロクな作品にはならないのが常なのだよな。

 劇中、発電所を二度目に直撃する場面が、先に書いた竜巻二本が次第に発電所に迫って行く図をCG見せてくれてちょっと面白いのだが、それらはせいぜい背景描写に留まっていて、肝心の竜巻による建物等の直接破壊をほとんど見せてくれないのは、かなりもの足りないぞ。どちらかと言うとお話の中心は、メルトダウンの危機迫る原発内での回避に向けての必死の行動の方なんだな。高熱(だけじゃないはず)を発するタンクに向けて、消防服で注水作業を続けて倒れて行く消防隊員って、『K-19』の乗員たちよりヤバイんじゃないだろうか(苦笑)。

 では、見所は何か?そりゃやっぱ、「俺はトップ・アスリーターだ、竜巻よ!捕まえられる物ならば、捕まえてみろ!」と大見得を切って逃げ出すも(大嘘)、あっさり追いつかれて竜巻に飲み込まれお陀仏する警備員を演じているカール・ルイスの存在でしょうか(爆!)。


アトミック・ツイスター
ATOMIC TWISTER
2002年/アメリカ/94min/DVD:パンド
監督:ビル・コーコラン
脚本:ロン・マッギー

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June 02, 2004

今日の取材。

『機動戦士ガンダムMSイグルー~1年戦争秘録~』製作発表会@バンダイミュージアム。フルCG作品らしいです。
この後2時から。jun02_1320.jpg

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“勝手にDATW”その2『ハリケーン・チェイサー』

 “勝手に『デイ・アフター・トゥモロー』応援ウィーク”2本目以降は、『DAT』でも描かれた4つの災厄を扱ったディザスター・ムービー4連荘予定。つうことで、本日のお題は台風。あの“信頼のブランド(爆笑)”UFOの結構初期作品『ハリケーン・チェイサー』だ。

storm.JPG

 92年、アメリカ軍部はいつもながら(爆)極秘裏に、気象コントロール・システムの開発を進めていたが、その実験は全米観測史上最悪のハリケーン“アンドリュー”を発生させてしまう。そのシステムは葬り去られることが決定したにも関わらず、開発部門はより深く隠れた部分で開発を進めていたのだ。

 それから7年後、独自の気象コントロール理論の研究を進めるも、無茶な実験が航空局の逆鱗にふれ、その煽りで大学も首になってしまった若手気象学者ヤングに、新たなプロジェクトへの参加依頼が舞い込む。渡りに船とばかりに、そのプロジェクトに飛びついたヤングだったが、実はそれが無公害型(苦笑)大量破壊兵器開発を目論む軍部によるものだったことは知る由もなかったのだ…

 つうことで本作は、『スペースノア』よりさらに進んだ形での、気象コントロール兵器を巡る陰謀が物語の中心となっている。なんでもハリケーンの進路にある低気圧を動かすことで、ハリケーン自体をも動かすんだそうだ。なんか、まだるっこしいんですけど(爆)。それ故CGIを屈指したVFXの見せ場は、気象コントロール兵器を搭載した軍用機の場面が中心で、ハリケーン災厄の描写自体はクライマックスでチラッと出る程度だったりする。でも、このチラッと出る災厄描写は、流石“信頼のブランド(爆笑)”だけあって、クォリティは決して低くない…つうか、サンタモニカ海岸に押し寄せる津波のヴィジュアルは、先行するブロックバスター大作『アビス』に比しても見劣りの無い迫力だし、御馴染み“HOLLYWOOD”サインが吹き飛ばされる場面も、各文字のパネル部分が1枚・1枚剥がれ飛ぶところから、文字ごと吹き飛ばされるにいたる段階描写が『空の大怪獣 ラドン』を思わせるぞ…なんて書くのはやっぱ誉めすぎだぞ(苦笑)。

 主人公の気象学者は、『ビバリーヒルズ高校白書』などのルーク・ペリー。んで、計画を推進する軍の将軍役をマーティン・シーンが演じている。『デッドゾーン』『スポーン』に続き、人類滅亡を画策する悪役って定番ですな(笑)。

 なお、UFOはこの気象コントロール兵器という題材がよっぽど気に入ったのか、はたまたこの作品からの使いまわしが可能と踏んだのか(爆!)…は持ってるけど観てないんで定かではないが(苦笑)、本作でも脚本を担当していたUFOの立役者の一人フィリップ・ロスの監督作品『テンペスト 旋風の破壊神』として、このテーマに再度取り組んでいる。『パイソン』シリーズといい、なんかこのパターン多いぞ>UFO(笑)。

ハリケーン・チェイサー
STORM
1999年/アメリカ/90min/DVD:ビームエンターテインメント
監督:ハリス・ドーン
脚本:フィリップ・J・ロス、パトリック・フィリップス、ダイアン・ファイン

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June 01, 2004

『ムーンライト・ジェリーフィッシュ』、『安倍桔梗ミステリーファイル』DVD発売記念イベント

 31日、午後3時半から東芝エンターテインメント試写室で『ムーンライト・ジェリーフィッシュ』PONY CANYON配給)を観る。陽光を浴びて生きていけない難病“色素性乾皮症”の弟・ミチオのために、夜の歌舞伎町でヤクザとして生きる兄・セイジ。そんな彼らが出逢った、彼らとは相反する世界に生きる太陽のような女性・ケイコのラブ・ファンタジー…なんだろうか。物語・音楽・映像とも、気取りとオセンチさばかりが目につき、作品的にはあまりノレなかった。でも、『あずみ』を観ても上戸より岡本の方のアヤ(漢字は違うけどね…)がいい!の自分的には、ケイコ役が岡本綾なんでヨシとしてしまう部分もあり(苦笑)。生きることにポジティブ(それが、押し付けがましさに感じられるところもあるが)で、ナチュラルなキャラって彼女にはお似合いだよなぁ。公開は8月7日から、新宿トーアにてロードショー公開予定とのこと。なお、一応リンクは貼っておいたが、本日段階では公式頁はオープンしてない様子。

 夕食をとってから、世田谷区民会館に移動。グラビア・アイドル総出演のOV『安倍桔梗ミステリーファイル~闇からの招待状』タキコーポテーション)のDVD発売イベントを取材する。作品自体は個人的には未見だが、超自然フレイバーを盛り込んだ猟奇サスペンスのようだ。ヒロイン役の小倉優子(桔梗と言う役名が読めなかったとか…)と探偵・雛子役の椎名令恵がゲストとして登場したイベントの模様は、こちらからどうぞ。

 明日…ってもう本日だけどは映画の日。今回観ておこうと思ったのは二本だけだったのだが、取材が二つ入ったので両方いけるかどうかはちょっと微妙かも…。

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